見出し画像

彼女は人といると癒やされ、僕には孤独が必要らしい。

先日、こんな記事を書いた。

あれにはちょっと続きがある。

僕と彼女は『16性格診断』をしたわけだけど、お互いが同じ結果にはならなかった。

むしろ真逆とすら言ってもよかった。

その中の一つの傾向が気になった。

説明によると、どうやら彼女の思考の傾向は『人といることを好む』ものであるようだった。

人と関わり、人と触れ合うなかで、自分の中できつく結ばれた何かが解け、その人々と一緒にいることで自分が癒やされる。

彼女はそんな面を持ち合わせているのだとか。

とても素敵なことだと思った。

考えてみれば、彼女は飲みの場が大好きだったり「働くなら、ぜったいに接客がいい」と言っていたりして、妙に納得ができた。


では『論理学者』である僕はどうなのだろう?

気になって説明を読むと、およそこんな事が書いてあった。

『論理学者』は一人の時間を好む。誰にも邪魔されずに思索にふけり、大勢との会話よりも一対一の対話を選ぶことが多い。

ようはひたすら、孤独な人間なのだった。

ここでも、彼女とは真逆の傾向が示されていた。

僕はそれに納得すると同時に、受け入れがたくも感じた。

だってなんだか寂しいではないか。

それを信じてしまえば、僕が人と関わる時間はすべてマイナス要素ということになってしまう。彼女との時間だって、例外じゃない。

でももしかすると、ここで示されているのは『すべての人は選べない』ということなのかもしれない。

人生において、関わることのできる人間は、思っているよりも多くないのかもしれなかった。

僕はこう考えたとき、今の時点で僕と親しくしてくれている人たちの顔を思い浮かべた。

その人たちとの繋がりこそ、大事にするべきかもな。

そう思った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?