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Maternityマガジン

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#マタニティ

母乳にはどんな効果があるの?

母乳にはどんな効果があるの?

【#母乳の栄養素・効果】-知識編-

適切な量の炭水化物、タンパク質、脂肪に加え、母乳はビタミン、ミネラル、消化酵素、ホルモンも供給します。

さらに母乳には、母親由来の抗体やリンパ球も含まれ、赤ちゃんに感染に対する抵抗力を与えてくれます。

母乳の免疫機能は個人に合ったものであり、母親との接触を通じて、適切な抗体や免疫細胞が得られます。

母乳は人工乳と比べて、病原菌の生存にとって

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母乳づくりに必須【ラウリン酸】

母乳づくりに必須【ラウリン酸】

「母乳の成分とお母さんの食事は密接な関係がある」

ラウリン酸は母乳に含まれる成分で、免疫力を高める働きを持っていると言われています。

お母さんのラウリン酸の摂取量が、母乳に含まれるラウリン酸の量に影響を与えるという発表もあります。

そのラウリン酸を多く含む食材がココナッツオイル🥥

妊活、妊娠中、授乳中、普段使う油を少し変えるだけで母乳の質の向上が期待できます。


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【シンプルな栄養学】たんぱく質を掘り下げる

【シンプルな栄養学】たんぱく質を掘り下げる

一般の方はこのカタカナを特に覚えなくていいでしょう。

たんぱく質は約20種類のアミノ酸でできています。
その中で必須アミノ酸は9種類。

バリン・ロイシン・イソロイシン・フェニルアラニン・スレオニン・リジン・メチオニン・トリプトファン・ヒスチジンの9種類です。

運動量によって体重×1g〜1.8gまで摂取することが理想と考えています。

運動量の多い人は赤血球の消耗が激しく、赤血

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妊娠中のコーヒーはどれくらい?

妊娠中のコーヒーはどれくらい?

コーヒーを飲むこと自体に問題はありません。

適切な量の基準として、1日2杯までにしておきましょう。

カフェインについて特に気をつけたい時期は妊娠初期。
(0週〜13週あたり)

カフェインの作用として精神刺激作用がありますが、これが胎盤の血流速度を低下させます。

赤ちゃんが小さいときは発育不全などのリスクも考えられるのでそこだけ注意してください。

カフェインはコーヒー以

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母乳から摂れる多大な免疫効果

母乳から摂れる多大な免疫効果

母乳は人工乳より、鉄の含有量が少ないです。

🔻ここから大切🔻

しかし、母乳からの鉄の吸収率は、人工乳やサプリメントより赤ちゃんが利用しやすいということが分かっています。

表示されている栄養素の数値と体内に入ってから吸収される数値は異なります。


ぼく個人的には母乳保育は素晴らしいと思っています。
赤ちゃんにとって最高の栄養だとも思っています。

しか

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【焦らない】産後の体重について考える

【焦らない】産後の体重について考える

もちろん、人によって数字は変わってきますので、参考までに。

・胎児、胎盤、羊水 40%
・体脂肪      30%
・血液量      15%
・その他      15%

胎児、胎盤、羊水の40%分は出産でマイナスになります。

体脂肪、血液量、子宮の拡大、体内水分量の増加などが体重が増える原因に関わります。

ぼくはトレーナーの立場から、産後のボディメイ

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つわりで食欲ない時は何も食べなくていいです。

つわりで食欲ない時は何も食べなくていいです。

「ツラいけどなにか食べないと」と思うのは脳。
カラダは受け付けてません。

脳よりカラダの方が正確です。

無理して食べると吸収率は下がるので、頑張って食べたのにあまり味方になってくれないということが起こり得ます。

最低限、塩と水で細胞と血液を助けてあげて、「少し食べれるかも、お腹すいた」という状態を作ってあげることが大切だと考えます。

これは一つの案として。