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出会えてよかったと、自分から伝えていくことができたら

夏休みの日程が決まった。

実家と、地元の友だちに、連絡をとった。
「◯日から□日まで帰るよー」って。

京都を離れて早10年。
毎年毎年、帰る度に時間を作って会ってくれる仲間がいる。
私が京都を離れたからこそ集まれるって言ってくれる人もいる。
近くにいるといつでも会えそうだからなかなか集まらないって。
そう言ってもらえると、単純に嬉しい。
帰る度に連絡してるの迷惑かな?なんて思ったりするから。

同じようなことは、前にも書いたことがあるかもしれない。毎回思うのは、私が私であるのに、この人たちとの出会いは必要だったんだんだなということ。それぞれのいいところもよくないところも全部ひっくるめて、影響を受け、考えさせられて、今の自分ができたんだと感じている。

私は誰かに影響を与えられるような人間かといったら、そんな大した人間ではない。でも立場上、人に影響を与えうる仕事をしているし、日々の暮らしのなかで接する人たちにも、私と出会ってよかったと思ってもらえたら嬉しい。単純に承認欲求を満たしてほしいという思いもあるかもしれないのだけど、それだけではない。どんな形であれ、誰かの役に立てること、誰かに必要とされることには、私だけじゃなくて誰しもが喜びを感じると思うし、たった一人で生きていく訳ではない以上、誰しもが求めるものなのだと思う。

人から認められたい、評価されたいと願って行動することは、かっこ悪いと思っていた。そう思ってしまう自分のことを、これまでは恥ずかしいと思っていた。でもそれが当たり前だと認められるようになってからは、誰かのためになる生き方をしたいと前向きに考えられるようになった気がしている。逆に、誰しもがそれを求めているなら、それを承認してあげることがなるべくできたらと思う。あなたのおかげだ、いてくれてよかった、こうしてくれて嬉しい、あんな風にしてくれた助かった、出会えてよかったと、自分から伝えていくことができたらと思う。そうすることで、誰かが幸せだと感じられるなら、それはまた私の幸せにもなるはずだ。

もしサポートいただけることがありましたら、また他の方へのサポートに使わせていただき、循環させられたらと思っています!