なぜ、コーチのコーチの活動を始めようと思ったのか?vol.39
先日あったこと。
これは指導者としての準備不足と感じたシーンでした。
まず、私の場合についてです。
ほとんどの試合で救急セットは持っていきます。
中身は、絆創膏、ティッシュペーパー、ビニール袋が主ですが、梱包用ラップ(ホームセンターで売っているもの)が入っています。
それ以外に、氷などケガのときにアイシング用に冷やすものとなります。
夏場は、バケツやスポンジなども持っていきます。
では、何が準備不足と感じたのか?
試合中に、バランスを崩して転倒した選手が手首を負傷。
手首の脱臼をしていて骨折も疑われる状態で、試合中断。
観ていると、そのチームのコーチは、ベンチに座らせていて、保護者があたふたしている。
試合中ということもあるので、百歩譲っていたしかたないとは思いますが、アイシングも応急処置もしていない。
この試合では、レフェリー担当で、自分が何かできる状況ではないので、もどかしさを感じました。
自分ならどうするかな?
こういうときに、自分に置きかえるようにしています。
自分なら、固定とアイシングかな?となります。
ただ、次に備えて救急セットに三角巾を入れた方が良いとか、手首の負傷時の応急処置の確認をするなど確認をすることも必要と感じています。
指導者のみなさんは、思いがけないことが起こることを想定して、常に最悪を考えて準備をすることが求められます。
もしもが起きた時に、慌てない準備。
そんな準備もセッションを通じて一緒に出来たら良いなと思います。