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元Olive少女です。
昔「元Olive少女の日記」というタイトルでブログをやっていましたが、エキサイト、ブロガー、Tumblrと流れ流れこちらにたどり着きました。引き続き飼い猫のおかゆや趣味の映画やサウナのことなど記録していきます。以前のブログはこちら。
買ってよかった2024上半期
少し気が早いかなとも思いましたが、上半期もそろそろ終わるので買ってよかったものなどメモしておきます。ほとんど2000円以内で身近で買えるものばかりで、もし買ったとしても私に1ペリカも入ることはないのでご安心ください。
まずはコスメ部門から。髪の乾燥が気になってなんとなく手に取ったオルビスのエッセンスインヘアミルク。何がいいって無香料なこと!最近強い香りが苦手になったので、顔周りにつけるものは無
「バティモン5 望まれざる者」
前作「レ・ミゼラブル」に続きパリ郊外の移民を描いたラジ・リ監督の「バティモン5 望まれざる者」を観たので感想を。ちなみに「バティモン5」とは労働者階級の移民家族たちが暮らす団地の一画のことで、その再開発計画をめぐって起こる行政と住民の闘いを描いています。
冒頭の亡くなった女性の棺を団地から外に運び出すシーンだけで、彼らの居住環境がいかに酷いものかが伝わってくる演出が素晴らしい。前作同様まるでド
「異人たち」と「未来のかけら:科学とデザインの実験室」展
アンドリュー・ヘイ監督「異人たち」を観たので感想を。まさか子供の頃テレビで何度も観た山田太一原作・大林宣彦監督「異人たちとの夏」がよりによって大好きな監督でリメイクされるなんて!と楽しみにしていました。
「中年男性が子供の頃事故で亡くなったはずの両親と再会する」という本筋はそのままに、主人公アダムの恋人ハリーを男性に置き換え「孤独と愛」の部分を強調することで監督らしさもありつつちゃんと現代の物
「オッペンハイマー」
クリストファー・ノーラン監督「オッペンハイマー」を観たので感想を。内容が内容なだけに日本では配信スルーされるとばかり思っていたので、まさか劇場で観られるとは。
「これがオッペンハイマーだ!」と言わんばかりの冒頭の凄まじい音と映像のプレゼンテーションに圧倒され、ものすごい情報量とスピード感で全く飽きさせない3時間。映画としてはノーラン史上最高の出来では?と思う一方で、原爆実験や投下の成功に大喜び
救世主、スパイ、剛腕刑事
映画の感想3本まとめて。まずはドゥニ・ヴィルヌーヴ監督「デューン 砂の惑星 PART2」から。
まさにこれはIMAXで観るのにふさわしい一本。飛んできそうな砂嵐とサンドワームの迫力、体に響く重低音は本当にデューンにいるような没入感でした。前作はポールが父親を殺され夢の少女チャニに出会うまでが描かれましたが、今作は兵士そして指導者への成長と愛の物語。
最初は「僕は救世主なんかじゃない」と戸惑っ