見出し画像

心にも栄養を


東京国立博物館の表慶館

 やっと東京も梅雨入りしましたが、先日行った「カルティエと日本 半世紀のあゆみ『結 MUSUBI』展ー美と芸術をめぐる対話」のことをメモしておきます。

脳内IKKOさんが「おいくら〜?」と叫んでいた

 カルティエらしい眩いジュエリーや時計だけでなく印籠や古い版画などインスピレーションの元となった日本の美術コレクションも一緒に展示されていて眼福。蓮の花のアッシュトレイなど花をモチーフとした作品が印象に残りました。

杉本博司の「春日大社藤棚図屏風」

 表慶館自体がとても美しい建物なので、その雰囲気にあった展示が素敵でした。

可憐な鈴蘭。玄関に飾りたい、無理だけど。

 三宅一生のインスタレーションとカルティエ現代美術財団で開催された展覧会のアーカイブ動画。2階はカルティエ財団と日本人アーティストの結びつきを紹介する展示がメイン。

中川幸夫「闡(ひらく)」

 どうみても肉だが実はお花でできている。生々しさと美しさ。

束芋の階段に現れるデジタルインスタレーション

 時折ふっと現れては消えていき、移動中も楽しい。

展示に向かう途中で発見したパンダ先輩

 皆「大哺乳類展3」の最終日に駆け込んでいるのか、そんなに混雑しておらずゆったり観られて良かったです。上野といえばパンダ先輩とズブズブの関係で有名ですが、清掃員の方が水であちこちにパンダを描いていて和みました。ディズニーランドのキャストみたい。可愛いけれどこの日も蒸し暑かったので、ちゃんと休憩して熱中症にならないようにして欲しい。

みはしでしか埋められない心の穴がある

 美しいものを見て心の栄養をとった後は甘味で体の栄養も。「チケットの半券提示で白玉を二つサービス」ということだったのでクリームあんみつにトッピング。

 梅雨は気圧の変化などで体調を崩しやすい時期、皆様も心身ともに栄養をしっかりとってお過ごしくださいませ。