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#推薦図書
エピローグ第18話:チェーホフとプーシキン(キスへのプレリュード)『THREE BILLBOARDS OUTSIDE EBBING, MISSOURI(スリー・ビルボード)』徹底解剖
まさにそうだと思うよ。
ミミズク婆さんは「伯爵家乗っ取り計画」の現場責任者だからね。
「黒幕」がペテルブルグにいた「伯爵の隠し妻ソージャ」で、「監視・つなぎ役」がその兄である「眉毛の黒い太った男カエタン」だったんだ。
さ、最初から全員グルだったってこと?
僕はそう深読みする。
なぜなら…
劇中における「予審判事セルゲイ・ペトローウィチ」と「眉毛の黒い太った男カエタン」の一連の描写は
エピローグ第17話:チェーホフ『狩場の悲劇』で語られない秘密(中篇)&ディクソンの人形観察の秘密 『THREE BILLBOARDS OUTSIDE EBBING, MISSOURI(スリー・ビルボード)』徹底解剖
マジかよ…
例によって、またあんたの妄想じゃないのか?
こんなこと言ってるの、きっと世界でもあんただけだよ。
いや、そうじゃない。
この秘密を全て知っていたであろう人物が、少なくとも小説内に二人存在する。
だ、誰!?
伯爵の乳母「ミミズク婆さん」と、急死した「前任の予審判事」だ。
ええ~~~!?
何のことだかわからない人は、前回を未読の人ね。
まずコチラから読むといいわ。
エピローグ第7話:チェーホフ『猟場の悲劇』と『スリー・ビルボード』中篇 『THREE BILLBOARDS OUTSIDE EBBING, MISSOURI(スリー・ビルボード)』徹底解剖
では、そろそろチェーホフ『The Shooting Party(猟場の悲劇)』と映画『スリー・ビルボード』の登場人物やストーリー上の共通点を説明しようかな。
『スリー・ビルボード』で謎だった描写や回収されずに放置されていた伏線の意味がすべてわかるよ。
なにせ「そのまんま」だからね…
おお!そいつは楽しみだ!
・・・・・
ちなみに前回はコチラよ。
ザクっと言ってしまうと、チェーホフの
エピローグ第6話:チェーホフ『猟場の悲劇』と『スリー・ビルボード』前篇 『THREE BILLBOARDS OUTSIDE EBBING, MISSOURI(スリー・ビルボード)』徹底解剖
あったよ、ウォッカ!
デハ ウォッカマティーニ オネガイシマス。
ステアセズ シェイクシテ。
マーティン…
お前は顔に似合わずミーハーなイギリス人やな。
そのセリフ、007のパクリってことバレバレやで。
ナンドモイイマスガ ワタシハ アイルランドジンデス…
タシカニ イギリスセイカツガ ナガイデスガ…
どうでもええわ。
憧れの大阪に出て行った徳島人みたいなもんやろ、どうせ。
エピローグ第5話「三枚の広告看板の本当の意味」『THREE BILLBOARDS OUTSIDE EBBING, MISSOURI(スリー・ビルボード)』徹底解剖
ここまでの流れ
エピローグ編のプロローグ
エピローグ編:第1話
エピローグ編:第2話
エピローグ編:第3話
エピローグ編:第4話
(現在すき焼き準備中)
ツギハ オオシマナギサフウニ イキマスネ…
カァァァット!
さっきの北野武と一緒やんけ。
物真似はいいから、早く材料切ってよ。
ヤサイハ キルマエニハ ヨクアライマショウ…
コレガホントノ センジョウノ メリークリスマス…