【ダイエット・健康】動物性と植物性、どっちのたんぱく質がいいの?
✅ ダイエットには、植物性たんぱく質がいい
✅ 筋肉を増やすなら、動物性たんぱく!
✅ 肉を食べる高齢者は、長生きしている
✅ 動物性たんぱくは、発がん性がある
などなど、聞いたことありませんか?
色んな情報があるので、
と疑問になりますよね。
私のnoteを見て下さっている方は、
なんとなく結論がわかるかもしれませんが…
どんな食べ物にも、長所と短所がある
というのが結論です!
植物性たんぱく質には
メリットとデメリットがあり、
動物性たんぱく質にも
メリットとデメリットがあります。
みなさんの食品を選ぶ力を高める
ためのお役に立てるように、
今回は
✅ 動物性たんぱくと植物性たんぱくのメリット・デメリット
✅ 健康的に痩せるために、おすすめの食べ方
について徹底解説していきます!
※今回は、あくまで食事でとった場合の話になります。サプリでの摂取は考慮してませんのでご了承ください。
✅ お肉が健康にいいと聞いて、お肉ばっかり食べている
✅ お肉が健康に悪いと聞いて、食べないようにしている
✅ ダイエットのため、豆腐ばかり食べている
✅ ダイエットのため、肉を避けている
そんな方は、ぜひ最後までご覧ください!
動物性と植物性とは?
動物性たんぱく質とは、
肉・卵・牛乳・魚などに含まれるたんぱく質
のことです。
一方で、植物性たんぱく質とは、
大豆や豆類、野菜、全粒穀物、ナッツなどに含まれるたんぱく質
のことです。
動物性たんぱく質のメリット
動物性のたんぱくをとるメリットは
何と言っても
ビタミン・ミネラルが豊富
ということです!
お肉やお魚には、
ビタミンA、ビタミンD、ビタミンB群、カルシウム、鉄、亜鉛
などが豊富に含まれています。
特に、ビタミンD、ビタミンB群、鉄は
お肉や魚を食べないと不足する
可能性が高いです。
例えば、
ビタミンDは
摂取量の8割近くが「魚」からの摂取
と言われています。
「魚からしか、ほぼとれない」
と言っても過言ではありません!
目安量が「8.5 μg/日」なのに対し、
日本人のビタミンD摂取量の中央値は
なんと「3.6 μg/日」(20歳以上)でした。
(※令和元年の国民健康・栄養調査より)
全然、足りてない(><)
最近は、
若い人の魚の摂取量が減っているので
ビタミンDの不足が問題になっています…。
このように、お肉・お魚は
重要なビタミン・ミネラル源です!
動物性たんぱく質のデメリット
動物性のたんぱくをとるデメリットは、
動物性たんぱくのとりすぎは、発がん・死亡リスクと関連がある
ということです。
米国50歳以上の男女約6000人
を対象とした観察研究では、
たんぱく質の比率が20%以上の人は、がん、糖尿病、全体の死亡率が高かった(※2)
という結果が出ています。
しかも、その結果は
動物性たんぱく質の場合であり、
植物性たんぱく質の場合は
そのような傾向はみられませんでした。
また、
日本での研究(約7万人の追跡調査)では
動物性たんぱくを植物性たんぱくに置き換えると、死亡リスクが低下する
エネルギーに対する植物性たんぱく質の割合が多いほど、死亡リスクが低下する
とわかっています。(※3)
まとめると…
日本での研究では、米国と違って
「動物性たんぱくが多いと死亡リスクが上がる」
という明確な結果はでていませんが…
「植物性たんぱく質の多さと死亡リスクの低下」
は関連性がある
ということです💡
日本人ならお肉をいくら食べても大丈夫!
という解釈ではなく、
いくらメリットがあっても、欧米人なみに肉を食べ過ぎると、発がんやそのほか死亡リスクが上がる可能性がある
と言えそうですね!
また、
加工肉(ベーコン、ウインナー、ハムなど)は、
確実に発がん性がある
とWHOでも認められています。
お肉の中でも加工肉は、
できるだけ食べないようにしましょう!
植物性たんぱく質のメリット
植物性たんぱくをとるメリットは、
✅ 食物繊維やフィトケミカル(イソフラボンなど)が豊富
✅ 植物性たんぱく質に置き換えると、死亡リスクが低下する
ということです💡
✅ 食物繊維やフィトケミカル(イソフラボンなど)が豊富
大豆や豆類は、食物繊維が豊富ですし
イソフラボンも含まれています。
フィトケミカルは、
植物が紫外線や有害物質、害虫などの害から身を守るために作り出した色素や香り、アク、辛味などの成分
のこと。
からだが酸化してしまうと
老化、がん、動脈硬化、生活習慣病
など多くの病気につながるのですが、
抗酸化作用のあるフィトケミカルが
酸化を防いでくれます。
✅ 植物性たんぱく質に置き換えると、死亡リスクが低下する
動物性たんぱくのデメリットで
お話したとおり、
動物性たんぱくが多すぎる人は
がんやその他の死亡リスクが高く、
植物性たんぱく質に置き換えることで
死亡リスクが低下する
とわかっています。
何ごともバランスですね!
植物性たんぱく質のデメリット
植物性たんぱく質のデメリットは、
「アミノ酸スコア」が低い
ということです。
「アミノ酸スコア」とは、
簡単に言うと
食品に含まれるたんぱく質の各必須アミノ酸量を評価したもの
です。
たんぱく質は「アミノ酸」からできています。
アミノ酸の中には、
体にとって絶対に必要な「必須アミノ酸」
があるのですが、
必須アミノ酸のバランスが良いたんぱく質は、
アミノ酸スコア100
バランスが悪いたんぱく質は、
アミノ酸スコア50、アミノ酸スコア60
などと表記されます💡
動物性たんぱく質は、
アミノ酸スコア100なのですが、
植物性たんぱくは、
アミノ酸スコアは低いものが多いのです。
\代表的な食品とアミノ酸スコア/
※おいしさと健康グリコ ホームページより抜粋
大豆のアミノ酸スコアは100ですが
他の植物性食品はアミノ酸スコアが低い。
アミノ酸スコアが低いたんぱく質は、
体に入ってきても、利用しにくいのです。
植物性たんぱく質をとるときは、
動物性たんぱく質と組み合わせてとる
ということが必須ですね👍
健康的に痩せるために、おすすめの食べ方
結論は予想済みかと思いますが…
偏らず、まんべんなく食べる!
がいいですね(^^)
痩せるためには、
ビタミン・ミネラルがはずせないので
お肉はしっかり食べていきたい。
とは言え、お肉を過剰に食べ過ぎると
長期的に見ると死亡リスクが上がりそう。
また、食物繊維も不足したくない。
と考えると…
✅ 魚は、できれば毎日(少なくとも2日に1回)
✅ お肉は2日に1回~1日1回程度
✅ お肉より魚を多く食べる
✅ 加工肉は、できるだけ食べない
✅ 植物性食品(穀物、豆類、ナッツ類)も積極的に
これくらいのイメージが
私のおススメです👍
私も毎日は難しいですが
魚の頻度は多めにしたいですね。
貧血や鉄不足があれば
お肉の頻度を増やしてもOKですが
「毎食がっつりお肉」は控えましょう!
大豆製品(豆腐など)がメインの献立って
なにか物足りなさがあるかもですが…
週に数回は作っていきましょう💪
【参考文献】
※1)厚生労働省 令和元年国民健康・栄養調査
※2)Cell Metab. 2014 Mar 4;19(3):407-417.
※3)JAMA Intern Med. 2019 Nov 1;179(11):1509-1518.
関連記事
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いつも「スキ♡」をくださり
本当にありがとうございます。
勇気と励みになっています!
インスタでは
管理栄養士のごはんも発信しています。
日々の献立にお役立てください👇
\他のSNSもチェックしてね!/
★ Twitter(@okana_2020)
★インスタ(okana_2020)
★ YouTube
これからも、ダイエットや健康に
役立つ情報をお届けします!
では、また!
✨【毎月5名限定】無料ダイエット相談✨
詳しくは、公式LINEで案内してます。
🎁お友だち登録で特典もプレゼント🎁
スポニチ新聞で
\献立サービスが紹介されました!/
🍳 献立サービスはこちらから 🍳
\「基本献立 1日分」無料です/
📝 オンラインセミナーのご案内 📝
【ストアカ】全国のビューティー・ヘルス人気講座ランキング2位👑にランクインしました🙇✨✨
リバウンドしないダイエット方法、瘦せ体質をつくる腸活、食の安全についてのお話をしています。
▶ お客様の声
「目から鱗。でした!」
「一生、続けられそうです!」
「正しい栄養・ダイエットの核心!」
「今まで逆のことをしてしまっていました。」
「リバウンドに対する考え方がガラリとかわりました。」
🏂 自己紹介 🏂
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?