見出し画像

#121 久しぶりに中2二男のサッカーを観戦。試合前後の保護者との関わりで考えたこと、感じたこと。そして、振り返ったこと。2022.5.1(日)

※4,000文字超の長い文章です。
が、ぜひ読んでいただきたい文章です。

私の子どもは
高校1年 長男
中学2年 二男
小学3年 長女
と3人おります。

色んなことを一緒にやりながら
子どもの成長を感じさせてもらえました。

▶︎兄たちのサッカーを通じて

長男と二男はそれぞれ
部活動でサッカーをやっています。

今年のゴールデンウィークは
久しぶりにサッカー三昧。

バタバタ必至のスケジュールを見ながら
「あー、こんな感じだったなぁー」
と数年前を思い出し、懐かしさに浸っています。

サッカーはありがたいことに
小学校年代から各学年ごとに大会が設けられます。

例えば、アンダーー12であれば
12歳以下なので、小6以下、みたいな感じです。

うちの兄弟は、2歳違い。

小学生サッカーは、なぜか、
Uー12とUー10の大会が多く
またカブることも多く
妻と二手ふたてに別れ
「ヒーヒー」言いながら
駆けずり回っていました。

長女は爺さんと一緒に留守番することも多かったな。

んー、とにかく、久しぶりな感じの
ゴールデンウィークです。

▶︎保護者同士の関係性

地域や
組織形態(部活orクラブチーム)によって
違いがあると思いますが
親同士の関わりが必ずあります。

各学年、各年代によって
子どもも違いますし
当然、親も違います。

ですので、それぞれにカラーがあり
楽しいといえば、楽しいし
大変といえば、大変なわけです。

幸い、二男の学年の親の多くは地元民も多く
コミュニケーションが取りやすいですし、
また、尖った性格の人も少ないため
平和にここまでやってこれました。

子どもの成長と活躍を見ることの他に
親同士のトークも楽しみの一つになっています。

▶︎今日の話題①「保護者会役員」

今日は隣町にあるクラブチームとの練習試合でした。

遠距離の場合は、まとまってバス移動をしますが、
近距離の場合は、各家庭で送迎をします。

現地に集合すると、子どもたちよりも先に
父親たちが車から降りてミーティングを始めます。

ミーティングというか、
タバコを吸いながらの雑談です。

タイミング的に新年度初の顔合わせでしたので
自然と"新"保護者役員についてが話題に。

この辺は、やはり地元民ジモティーならではの
阿吽あうんの呼吸で、うまい具合に決まりました。

やっぱり、ここは先輩が!とか
じゃ、また引き続きここは俺が!とか
うまい具合に。

長男の学年では、こんな具合にはならず、
やりたい人とやりたくない人が絶妙にマッチせず
あーでもない、こーでもないとの話になりました。

ちなみに、我が家では、
引き続き会計担当を仰せつかりました。
金融機関に勤めていると、だいたいこうなります。

▶︎今日の話題②「地元の変質者」

最近、新聞にも載りましたが、
地元のショッピングセンターのトイレに
隠しカメラを仕掛けた男が逮捕
されました。

あまりその時は気に留めなかったのですが、
その男の年齢が近かったことは憶えていました。

私の同級生である父親(以下 同級生)が
私の一つ学年が下の父親(以下 一つ下)に
言いました。

同級生
「あれ?あの逮捕されたヤツ、お前の知り合い?」

一つ下
「まぁ、知り合いと言えば、知り合いですけど
 高校のバスケ部で一緒でした。
 あーでも、すぐ辞めちゃってましたね」

同級生
「バスケ部辞めて、カメラ部入ったのか!?
 フフフッ」

一つ下
「それを言うなら、カメラ部じゃなくて、
 写真部じゃないんですか?ハハハッ。
 つうか、バスケ辞めた後は、
 何をやってたか、知りませーん」

この話題はこの辺で終わりそうになりましたが、
すかさず私が口を開きました。


「ところでさぁー、その逮捕されたヤツ、
 どのタイミングで興奮してたんだろうね?」

一つ下
「えっ?どーいうことすか?」


「んー、例えば、
 カメラを設置している段階で興奮するとか、
 カメラを回収する時のドキドキ感に興奮するとか、
 やっぱり映像を見て興奮するとか」

同級生
「ん…意外と映像見たりしないかもね」


「だよね!俺もそう思う!
 んー、どんな精神状態だったりするのかな?
 なんか興味あるんだよな、俺。
 心理学的にっつうか、脳科学的にっつうか」

一つ下
「ん……先輩もやっぱり変態ですか?プププッ。
 そんな感じしなくもないですよね、プププッ」


「うるせぇーよ!
 まぁ、否定もできないかな?ハハハッ」

以前も別の場所で、別の友達と
同じような感じになりました。

私は昔から、犯罪者心理に興味があります。
最近読んだ本では、「正欲」にどハマりし、
誰かと、この類の話で盛り上がりたいのです。

しかし、この話題を深掘りしようとした段階で、
「変態」のレッテルを貼られてしまうので
これ以上進むことを、いつも諦めるのです。

あー、誰かと一緒に語りたいな。

長男は新しく高校に入ったばかりなので、
そちらに「変態」父親がいることに期待。

▶︎今日の話題③「共通の知り合い」

4月の異動で、遠くに左遷されていた先輩が、
ようやく地元に戻ってくることが出来ました。

この方、うちの職場のほぼ全員に嫌われていて
異動の知らせを聞いた多くの人が
「えっーーーーーー!?マジで!?」
みたいな感じでした。

この方、実は
保護者会長(以下 会長)と高校の同級生ですので、
「聞いてますかね?」と伝えてみました。

そしたら、
「えっーーーーーー!?マジで!?」
と、うちの職場と同じような反応。

会長
「うぁー、あいつには会いたくねぇーなー。
 今日はお前のせいで、
 朝からイヤな気持ちになっちゃったよ!」


「ありゃ、なんか、すみません…」

この嫌われいる方、
超絶ポジティブシンキングの持ち主なんですが、
とにかく、相手の気持ちが読めないタイプなんです。

左遷された理由も、
女性社員からセクハラで訴えられたため。

直接体に触れたわけではないみたいなんですが、
不必要に、頻繁に、1on1やるのが好きみたいで、
ニヤニヤ、ジロジロしながらのトークが
とにかく気持ち悪くて耐えられないみたいです。

この手のタイプは、どこに行っても、
ちゃんと嫌われることを学びました。

自分もこんな感じにならないように気をつけます。

▶︎今日の話題④「ワインの話」

「ねーねー、まっくすくん、
 今日って、もしかして、輸入ワインの特売日?」

話しかけてきたのは、保護者会長の奥様(会長妻)。


「えっ!?わかんないです…」

会長妻
「えーー、そーなのー!?
 前みんなで飲んだ時、あそこのスーパーで
 輸入ワインが安くなるとか話してたでしょ!
 だから、私、時々あそこで買ってるよ!
 割引の情報は折り込みチラシに入ってこないから、
 まっくすくんなら知っているかと思って」


「すみません…
 最近、あそこのスーパーで買ってなくて。
 近くのローソンでチリワイン買ってます。
 安いですけど、我が家では美味しく飲んでますよ。
 俺はキャップが赤いヤツで、
 カミさんはキャップが紫のヤツ飲んでます」

会長妻
「そうなんだ!じゃ、試しに飲んでみよ。
 ところで、あのスーパーの店員さん、
 なんか面白くない?」


「あっ、"佐々木さん"ですよね!
 気づくと近くにいる人ですよね!」

会長妻
「そうそう!ちょっとお喋りでウザいけど、
 あの人薦めてくれるワインは美味しい気がする。
 この間のヤツは900円くらいだったけど、
 スゲー美味しかったよ」


「そうですよね!あの人ウンチクすごいですよね!
 うぁー、なんか、ワイン飲みたくなってきた」

会長妻
「サッカー早く終わらせて、早く飲みたいよね!!」

人によって、好みが合ったりすると、
自然と1ON1で長話になったりもします。

会長妻さんとは、"安ワイン"仲間です。

▶︎二男の頑張りを見て、自身を振り返る

子どものサッカー観戦をしに行って、
保護者同士でトークする時間も多いのですが、
少しはサッカー自体を、ちゃんと観ます。

二男の今のポディションは、右サイドバックです。

小学生の頃は、センターバックをやっていましたが、
チームの事情もあり、そこをやらせてもらっています。

今日はいつもの右サイドハーフの選手が休みで
別の選手がそこのポディションについていました。

観ていると、やりづらそうでした。

うちの二男は、ディフェンスには自信がありますが、
スピードがあまり無く、オーバーラップなど
攻撃参加のタイミングを苦手としています。

今までは、ひとつ前にいる選手のスキルに助けられ
ドリブルしやすい状況でパスをもらえていました。

しかし、今日はいつもと違って上手くいかず
試合後もちょっと落ち込んでいる様子でした。

私は帰りの車中で
「今日はどうだった?」

二男
「みんなとの連携が上手くいかなかった…
 俺自身、パスの精度も、ドリブルも、ダメだった」


「そうか。でも、頑張ってたよね
 課題が見えていれば、次は、良くなるでしょ」

落ち込む二男を励ますために、
帰りのコンビニで好きなスウィーツを買ってあげ、
モチベが復活することを祈りました。

今回は親として、こんな感じの対応をした私ですが、
以前は、全然違う対応を、とってしまっていたのです。

だいたい以下の通りでした。


「今日は、全然ダメだったよね!なんで!?」

二男(長男も同様)
「いつもと違うメンバーでやりづらかった」


「はっ!?他人のせいにするの!?
 だからダメなんじゃない?
 自分の努力が足りないからでしょ!
 ゲームばっかりやって、
 自主トレとか全然してないじゃん!
 もっと頑張れよ!!!」

二男(長男も同様)
「………」

私、本当にダメな親でした。

途中で「マズイ…」と思い
二男と長男それぞれに
「お父さんが間違っていた、本当にごめん」
と謝って、現在に至っています。

ありがたいことに、
兄弟それぞれ、その後もサッカーを続けてくれて
今こうやって、一緒に楽しませてもらっています。

二男、長男ともに
小学生の頃とは見違えるほど体が大きくなり
技術もかなり向上しています。

子どもって成長するんだな、と実感。

と同時に、私も人間として成長しなきゃ、
と反省させられています。

共に成長、負けずに成長、していきたいと思います。

▶︎まとめ

今まで"何気なく"していたサッカー観戦。

久しぶりということもあり、
当たり前と思っていたことを
ありがたいものとして捉えることができました。

"今こう在ること"を幸せに感じます。

ゴールデンウィークは、まだまだ続きます。

ボケっーと過ごしたら、"もったいない"。

感謝の気持ちを忘れずに、
一瞬一瞬を、丁寧に見て聞いて、
感じたいと思います。


今までで一番長いnoteとなりました。
最後までお付き合いいただきまして、
本当にありがとうございます!!

この記事が参加している募集

子どもに教えられたこと

子どもの成長記録

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?