今朝の色はグラデーション。地平近くのうすピンク色から天へとうす水色になってゆく。天頂で金色の月が統べる。天は一つの芸術となる。おはよう

喜ぶ顔がみたい半分、恐縮させて困らせてしまうのではという心配が半分。１、２の３で笑ってはぐらかそう。おはよう。

急に。猛烈に。仕事がしたくなった休日。なんのこった。おはよう。

月の階段

今朝のおはよう

から、物語を作ってみました。

月の階段ぼおっと起きるといつものわが家。

おはようと言ういつもの家族。

コーヒーはいつもよりミルキー。

仕事へ行かなきゃ扉を開ける。

キラキラとする階段を下りて。

見上げると月。

頭の上を風が通りぬけた。

さっきまで居たのは月だったかしら。

なんて。

たしかにやさしく明るかった。

仕事へ行かなきゃ歩みをすすめて。

青い地球で辛

キラキラとする階段を下りて。見上げると月。頭の上を風が通りぬけた。おはよう。

お月さま、夜明けの雲でかくれんぼ。だけれど雲がいっぱいで、かくれてばかり、つまんない。おはよう。

朝の太陽に背中を押されて、朝の空気を吸い込んで、いもむしは草で寝ている、秋分の日。おはよう。

窓がだんだん色付いてくる。夜明けだ。……おはよう。

うす曇りの夜明けの空に影絵がある。街路樹の紅い葉っぱの芽であると思うのだが、うす暗がりでは濃い黒寄りの紅色をしていて。やはり、この眼で観る世界とは深さがあると、思った次第です。おはよう。

コスモス畑にヒマワリ一輪。秋のくもには朝日が一輪。心にそっと笑顔を一輪。おはよう

虫くいの葉っぱの穴から朝の光。心に小さくあいた穴へ秋の風が通り抜けました。おはよう。

朝焼けへ辿ってゆけるような街灯。黄金へ虫が一匹飛んでった。永遠の朝焼けへ向かって。おはよう。