記事一覧
海外アートニュース(2024年4月16日ー30日)
【ヴェニス ビエンナーレ】
2024年ヴェニス・ビエンナーレの国別パビリオンをご紹介。 アドリアーノ・ペドロサがキュレーターを務めるメイン展が注目されがちだが、同じくらい多くの人を集めるのが、同時に開催される国別パビリオンだ。今回初参加の国-アフリカのベナンなど-もあるが、ロシアは戦争により、ニュージーランドとスコットランドは展示会の資金調達問題を理由に今回は参加しない。数千人のアーティストが参
海外アートニュース(2024年4月1日−15日)
キューバ生まれでマイアミを拠点とする慈善家でアートコレクターのローサ・デ・ラ・クルスの膨大なコレクションが、今年5月ニューヨークのクリスティーズオークションで販売される。コレクションは数回に渡って販売され、推定総額は3,000万ドル(約46億円)。価格は5,000ドル(約77万円)から最高の500万ドル(約7億7,000万円)までとなっている。-artnet
カンザスシティのネルソン・アトキンス
海外アートニュース(2024年3月16日−31日)
2023年のアート市場では実際に何が起こったのか?どのセグメントが好調で、どれが縮小しているかを最新のインテリジェンスレポートのデータを元に明らかにする。-artnet
北ロンドンの住宅ビルに一夜にして現れた壁画が話題だが、著者とされたバンクシーは自身のインスタグラムを通じて壁画を制作したことを認めた。 この壁画には、高圧洗浄機を持った女性が壁の前にある本物の木の葉に似た緑色のペイントをスプレー
海外アートニュース(2024年3月1日−15日)
ロンドンで今月初旬、印象派、近現代美術を対象とした3月の大型オークションが3大オークションハウスで開幕した。プレセールの推定総額は昨年から9.5パーセント減の3億2,100万ポンド(約606億6,000万円)となったが、対2022年の推定で記録された26パーセントの減少に比べれば市場は盛り返しつつあると言える。 アートネットでは、オークションカタログを熟読し情報源と協議することで、大変に価値のある
もっとみる海外アートニュース(2024年2月16日−29日)
今年のロエベ財団クラフト賞の最終候補30名が決定した。デザイン、建築、批評、美術館キュレーターなどで構成される十数人の審査員が優勝者を選出し、賞金5万ユーロが授与される。 世界中から選ばれたアーティストによる作品は、宝飾品からガラス製造、籠編みまで様々なジャンルに及び、5月15日から6月9日までパリのパレ・ド・トーキョーで展示される。-Galerie
メイン州のポートランド美術館(PMA)は、新
海外アートニュース(2024年2月1日ー15日)
アート・バーゼルは、今年6月に参加する287のギャラリーを発表した。参加ギャラリーの総数は昨年の285からわずかに増加し、22の初出展者が含まれる。 今年のフェアは昨年ディレクターとして参画したマイケ・クルーズ氏が率いる初の開催となる点でも注目を集めている。-artnet
フリーズが 2024年ニューヨークフェアに参加する68ギャラリーを明らかにした。参加者は25か国から集まるが、約半数はニュー
海外アートニュース(2024年1月16日−31日)
MOCA LA(ロサンゼルス現代美術館)が2023年に63人のアーティストによる100点の芸術作品を取得したことを発表、常設コレクションは約8,000点となった。 取得した作品はエルスワース・ケリー、ジェフ・クーンズなどの一流アーティストから、ダイアン・セヴェリンのような新進気鋭のアーティストの作品まで多岐に渡る。いくつかは数人のコレクターからの寄贈として提供されており、その中にはマーク・ブラッド
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