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【目印を見つけるノート】321. かけ算や割り算もたまにはします

いきなりですが、今日のおすそわけです。
せせらぎです。

最近は東京大神宮に足を向けることが多いような気がします。
すごくがーっと息巻いて、「行こう」とかそういう感じではないのです。スピリチュアルという感じでもないのです。自然と。
そういう場所、ありませんか。

みなさまによいことがありますように✨


⚫文字数のはなし

きのう、『16世紀のオデュッセイア』という自分の書いている小説を更新しましたが、130万字を超えました。
試しに原稿用紙に換算してみたら、3256枚でした。文字数は改行などのスペースを含まない数ですので、実際に原稿用紙におこしたら数パーセント増えるのかなと思います。

あ、1日4,000字を毎日書けば1年でクリアできる数字ですので、すごいということではまったくありません。このお話は3年以上書いていますので😅

このnoteの定例分も1日1,500字ぐらい書いています。321×1,500=485,000字ぐらいは最低書いています。今日は2,200文字ぐらい。
毎日noteを3年1,500字で続けたら上の小説以上になるということです。
そのように書かれている方は結構いらっしゃいます。

後で整理するのがたいへんですね😨
実感。

お話は今で真ん中辺りなのでしょうか。
いつ終わるかな。
10章は20万字ぐらいを考えていますが、どうでしょう🤔

もちろん内容が大切なのはいうまでもありませんが、数字として客観的に見るのも興味深いです。

きのう更新のお話は信長の『村木砦の戦い』でした。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/793313132/416136725/episode/3922408

第1章はチェーザレ・ボルジアだったのですけれど😅


⚫続けるというお手本

数字というものを見るようになったのは作家の森博嗣さんのエッセイや作品群の影響が大きいです。

森博嗣さんの小説や新書、エッセイブログは面白くてよく見て(読んで)いますが、すべて積み重ねなのです。森さんのご著書は300を優に超えると思いますし(数えていませんが)、エッセイブログも毎日20年以上続けていらっしゃいました。今も『子供の科学』に毎月連載されていますね。

もちろん、それぞれの中身がもっとも大切なのはいうまでもないのですが、拝見していて目安としての数字を刻むことは大切だと思うようになりました。売り上げとか発行部数もそうですが、それは今の自分とはかけ離れた話ですね😓

私が大切だと思ったのは、自分が一生でどれぐらい書けるかということです。

それは簡単に計算できます。
人生のだいたいの残り時間を日に直して、今実際に書いている文字数を乗じれば、はっきり数字としてわかる。そして、本を1冊13万~25万字程度だと見積もれば(ジャンルによって変わるでしょう)、一生で何冊分の原稿が書けるかもわかります。

私が毎日書いているなどというのはもう、ひよっこもひよっこレベルなのですが、このように考えていくと、数量的な自分の限界が見えます。

これはもの書きに限りません。
あるアーティストのかたは晩年に毎年のようにアルバムを制作されました。マスターピースを創られるかたもいらっしゃいます。
残り時間の発想、あるいは感覚があったからだと思います。

若いうちなら考えなくて済むことでしょうか😊
森博嗣さんの小説の登場人物、犀川創平さんは小学生の頃からそれを考えていたーーという会話のくだりがありました。

そう考えると、書きたいテーマがたくさんあるので、何がなんでもすぐに取り組まなければと思いました。それでも、書けるときと書けないときはありますが。

「賞を取ったら」、
「商業作家になってから」、
「もう少し文章が上手くなってから」、
「取材でイタリアに行ってから」、
「noteでバズったら」、
「ビューが1万超えたら」などと考えていたら、私などはいつまで経ってもできないように思うのです。

私の場合ですが、ニュースや評価や傾向や動向をざっと見たりしますが、あまり時間はかけません。SNSもここだけ、あとは好きな人のものをいくつか見るだけです。
ツールを多々使う時間は、書くほう、書く内容を考えるほうに使いたいなあというのが正直な気持ちです。

小説を書くきっかけは違うのですが、書き続けるということを実践として教えてくださったのは森博嗣さんです。
ありがとうございます✨
ファンです✨

〈大事を思い立たん人は、去りがたく、心にかからんことの本意を遂げずして、さながら捨つべきなり〉
『徒然草』兼好法師
暗記しているので、出元不明です。
古典の教科書かな。

まんまこの節のような感じですね。
書くのは私にとって、出家と同じかもしれません。


⚫今日の1曲

LOU REEDの『There Is No Time』です。私の好きな『New York』というアルバムに入っています。

疾走感のある曲です。
There is(This is)no time と繰り返す中に
This is という肯定があるのが
だいすきなところです。

ただ走るのではなくて、何が自分に必要なのかを見定めるのが大切なのでしょうね。ルーさん。

それではまた、ごひいきに。

尾方佐羽

追記 軽やかに流れているようですけれど、流されていないところがとても好きです。


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