【目印を見つけるノート】1631. 漢文を克服したい秋
運営さまよりお知らせいただきました。
皆さま、ありがとうございます。
SNSの話ですが、
フランスで「どっちがいい?」と街頭インタビューするアカウントをよく見ています。例えば、「ロックフォールとブリー(チーズ)」とか、「サヴァランかタルト・タタン(お菓子)」というような質問をどんどんしていって、最後に残ったのがその人のファイヴァリットになる。チーズならチーズがずっと問われます。
今朝は哲学者でした。
ずっと、その人はスピノザを選んでいて、「これはスピノザだろう」と思ったら、ニーチェが出てきた途端ひっくり返った。後はヴィトゲンシュタインもフーコーもなく、ニーチェに決定。
うーん、aufheben🤔と思うのは私だけでしょうか。どうでしょう。
どう思われますか。
今日は近隣(いわゆる図書館)に出るぐらいで、ぼーっとしていようかと思っています。
きのう、図書館で伊藤仁斎と伊藤東涯の著作集を借りて、うーん、これはどう読んだらいいのだろうと少し考えました。自分の本ならばきのうのモンテーニュのようにパラパラと見て、全体をつかむ程度でもいいのかな。後でまた必要な箇所を探すこともできると思いますが、返さなければいけません。
とても重い本ですし😵
どの辺りが厄介かというと、原文が漢文で掲載されています。もちろん読み下し訳文を見てそれで終わらせてもいいのですけれど、漢文放置するのもなあ🤔
せっかく載っているのに。
そんな風に思ったので、漢文だけコピーをとろうかなと。漢文はね、得意ではありません。いまは詩が限度。自分の弱点は分かっていますので、克服する手段をけっこう長くぼんやりと考えています。
ということで、
現時点で思いついている方法をいくつか。
・習う……10月~12月は漢文古典の講座を5回受けることにしています。座学がやはり一番かもしれません。
・寺子屋の子ども……先日湯島聖堂で購入した「漢文検定 寺子屋編」を音読して書く。江戸時代の子どもと同じことをしようというわけです。虚心坦懐ですね。どんな儒学の大家だって、はじめはそこからだったろうと思います。できたら「藩校編」に進むといいな。願わくは、湯島聖堂の講座を受けられたらいいなと思います。だって、狙いにドンピシャなのですもの。
孔子さま、魁星さま(本や学問の守り神)、お願いします🙇
・文法……前に買った『漢文の語法』(西田太一郎、角川ソフィア文庫)を参照しつつ補っていこうと思います。この本、前は小辞典の体裁だったからか、文庫としてはちょっとお高いけど頑張って買いました。例文も豊富なので大いに参考になりそうです。
・あたる……とにかくあたってみるというのがいいのでしょうか。きのう借りた本のように、原文(漢文)は別にとっておくことにして、自習できたらいいなと思います。
・アンチョコ……先日Rayさんに見せてもらった、『新訂総合国語便覧』(第一学習社)が凄かった。他の会社のものは見ていないので比較はできませんが、私の高校の頃よりはるかに豊富な内容です。
600ページ以上あるんです。副教材ですから当然ですが、古文も漢文もあり、しかも無茶苦茶詳しい。全体を俯瞰して個々の位置関係まで把握するのにうってつけです。
近年は「本離れ」とかいわれて、「だから、とにかく本を読め」みたいになっているような気もします。
それって、楽しく面白いものでしょうか🤔
私はこのような国語便覧や社会の便覧は、読めとも言われないのにじっくりなめるように見ていました。すると文学にしろ社会科学系にせよ、ベースになる知識が得られるのですね。そして、芥川龍之介を読もうかな、パスカルを借りようかなとなるわけです。
そう、ガイドブックでした。
読むものを決めても、決してしゃかりきに読むのではなくて、別の機会にデカルトを読んだとき、一緒にパスカルを読んでみるとか、そのような展開になるわけです。
流れに沿っていくというか。
今でも、私は本をロクに読まないですが、
あまりしゃかりきになって読む必要を感じていません。読みたければ読むし、そうでなければまたいつかという感じでしょうか。
いずれにしても、素晴らしいです。
漢文の自習にフルで使わせていただきたい。
え、学校に持っていくの?
そうか……😥
ということで、今年の秋は『漢文の秋』になるようです。
本当に、お彼岸で季節が見事に切り替わりましたね。自然の摂理にけっこう感動しています。
では、今日の曲です。
今日も、この前SNSで見つけたこの方の曲を再び。
Katy J Pearson『Something Real』
この方のとらえどころのない、こうだと言い切れない歌声がいいなと思います。でもとにかく、キュートです。推します。
それでは、お読みくださってありがとうございます。
尾方佐羽
#エッセイ
#ブログ
#日記
#9月
#哲学
#本
#漢文
#学習法
#自習
#学び
#読書について
#音楽
#KatyJPearson
#SomethingReal
#彼岸
#毎日note
#noteの書き方