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【目印を見つけるノート】1539. 誰も無関係な人はいない

Today is the Memorial Day
of OKINAWA.

沖縄の『慰霊の日』です。
老若男女を問わず、
銃火や手榴弾に怯えながら
洞窟(ガマ)に隠れ、
危険の気配に夜も眠れず、
南へ、南へと逃げていた
皆さんのことを思います。
すべての犠牲者の方に黙祷します。

けさ起きて目に入ったのは、
またガザで空爆があった
というニュースでした。

今日は千代田区方面にお出かけですが、そのお話は後日ということで😅

突然ですが、先月環境関連の展示会(『NEW環境展・地球温暖化防止展』)に伺ったときにアンテナに引っ掛かったものをふたつ出しておきます。

ひとつは、バイオマス食器です。
出展されていたのは福井クラフトさんの『シェルミン』。

以前から、福井クラフトさんの業務用食器のサイトをちょこちょこ覗いてチェックだけしていたのです。うちで使えそうないい感じのお椀を見ていました。他にもいろいろプロダクトがあるのですが、展示会で何を出品されていたのかというと、『シェルミン』という新素材で作られた食器でした。材料は卵の殻にパルブが60%、樹脂が40%でいわゆる『バイオマス』の食器なのです。

おっと、その前にバイオマスとは「生物に由来する資源」のことです。化石燃料由来のものではないということ。生物に由来し、再利用でき、土に還せるもの、というのが私の認識ですが、合っていますか。
バイオマスの解説https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/biomass.html

食器の分野でいえば、
外食・持ち帰りの器やカトラリー、ストローもいろいろ変化しています。ストローが紙になっていたりもしますね。できるだけ容易に、衛生的に使用・廃棄できるもの、さらにはトータルの量を減らすのが理想ですが、なかなかそうもいかないようです。

豆腐や惣菜は鍋に入れてもらうとか、肉やコロッケは竹の包みにしてもらうとか、野菜は籠に入れるとか、飲み物は瓶にしてデポジットするとか……昭和の頃のようにできればまだましだと思うのですが(覚えていない人の方が多いのでは)、今は化石燃料の使用を避けられませんし、プラスティックは環境や人体にも影響を与えると考えられています。

あ、
葉っぱにカレーを載せるというのはたいへん合理的だと思います。

もとい、
プラスティックの原料である化石燃料の使用を減らし、また燃焼する際に地球温暖化の原因である二酸化炭素の発生を抑えるのに有効なのがバイオマスの技術です。もちろん、それ以外のごみも減らすことが大事なのはいうまでもありませんが。

エル・ニーニョからラ・ニーニャに変わったと気象予報で言っていましたが、すでに人体に危険な高温になっている地域があります。

そのように、待ったなしの問題の割には動きが遅いのかなあと思います。

話が離れましたが、
『シェルミン』のデザインが和食器・洋食器ともにあって、ラインナップがたいへん豊富です。
ラインナップ

業務用にするとちょっと割高なようですが、逆に一般的な和食器のコーナーにあったら、手に取れるのではないかと思いました。ブースには他にもバイオマスのお重があったりして、販売はしていなかったのですが欲しいなと思いました。

個人的にはプラスティックの使用を減らしていこうとしていますが、このようなことってやはりいろいろなアイデアがあって、いろいろな商品として展開されて、多くの人が関わらないとなかなか目に見える効果は出てこないと思うのです。いってしまえば多くの人の意識や行動が未来の鍵を握っているのではないかなと思いました。

『シェルミン』のカタログと三重大学のパンフレット

あともうひとつ。
三重大学のブースでいただいてきた、『国立大学法人三重大学 大学院 生物資源研究科 生物資源学部 教職員紹介パンフレット』がとても興味深かったです。
教職員の方の、というより皆さまの研究テーマの紹介になっています。
新入生がガイダンスを見ているような気分になりました。

例えば、失礼ながらテーマだけ挙げると
・木質バイオマスによるプラスチック代替
・森林の管理計画とは?
・異常気象予知に挑む研究室
・食料生産を支える工学
・農産物等のワラを再生可能な材料に!
・水利施設の診断技術開発の先に待っている未来
・バイオマスから液体燃料をつくる!
・微生物の力で水素ガスを生産
・魚を病気から守る
・大豆の安定生産を目指して
ーーなど、個人的にピン💡と来たものを挙げてみたのですが、他にも面白そうなテーマがたくさんありました。
大学のそれぞれの研究テーマを知るだけでも、「ああ、そのような発想があるんだ👀‼️」と目から鱗の連続です。文字通り、「いろいろなアイデアとそこからの研究」です。包括的にせよ、実用的なものにせよ、それらの「考えるチカラ」を合わせればよりよい方へ目線を向けることができると思うのです。

みんなで考えて力を合わせるのがデフォルトになる。

そのようなことを考えつつ、帰ってきたのを思い出しました。ちょっと前のことですので😅

今は目的地に向かう途中です。
今日はここまでです。
それでは、お読み下さってありがとうございます。

尾方佐羽

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