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折々のことば、みたいなやつ3(渡部)
■「ああ、おもしろかった」は、本に対する最高のほめ言葉だからである。
好きな勢古浩爾さんの新刊より。自分は言語化と情報の整理が苦手で、それでも本を読むのが好きで、でもどっかでまわりの読書好きのひとたちと比べてしまって「積み重なってへんねんやろなあ」って薄々と劣等感を持っています。本の情報としては積み重なってへん、というのはほんまに実話やと思うねんけど、一方でそれだけじゃなくて、ここで言われてる
日常の続かなさについて(渡部)
みなさま
昨日、職場でふと思ったことについて書きます。
うちの施設には居場所と呼んでいるフリースペースがあって、居場所支援と相談支援の2つを主な支援として運営しています。フリースペースは文字通り自由に来ていい場所。何曜日に来ないといけない、週何日来ないといけない、という場所ではありません。
そこに通っているひとたちは、遅かれ早かれなんらかのかたちで少しずつ顔見知りになっていくと予想され
周辺情報っていう言葉が好きになりました(渡部)
みなさま
先日、仕事場で関わっている方から「大事な紙が入ってるファイルがなくなった、どうすればいいですか?」っていうことで話しかけてきたことがありました。
自分からお伝えしたのは、どこでなくしたのか、最後に見たのはどこか、家に帰ってから確かに探してみたのか、ということ。最終的には、家に帰るまで親に連れられてきた車の中でなくしたのがいちばん有力? やったので、そう伝えました。
そのあと、
見てる世界がひっくり返る経験(渡部)
みなさま
昨日、仕事の同僚と色弱の話になりました。人生で初めて色覚検査を受けたのは、確か小学校2年生。そのとき、自分は1問目しか解けず、2問目からはまったくわかりませんでした。みんなの目からはくっきり浮き上がってきているらしい何かが見えず、当時の自分にとって「自分はまわりと違っているんだ」と決定的に思わされた出来事だったように思います。
自分の祖父が色弱で、色弱は隔世遺伝、かつ男の子のみら
折々のことば、みたいなやつ2(渡部)
みなさま
ごくせんとテラスハウスにハマってる駿平です。どっちも、人間やな〜って感じ。ごくせんに至っては毎回泣いてる。TVerで観れるって知って、さっそく観始めました。もうちょっとで12話見終わります。最終回でどんだけ泣けるのか楽しみです。折々のことば、第2弾いきます。誰の言葉なのかっていうのは明記しないことにしました。そのほうが言葉のほうにフォーカスがいくと思ったので。
■心の底から近寄るこ
いまんとこの結論(渡部)
みなさま
対人支援の仕事を始めて、2年と少しが経ちました。とっても短い期間で、それくらいで答えを出すなと言われそうですが、いまんとこの、これが正解なんちゃうかなってことについて書きます。
端的に、支援の仕事は一緒に生きていこうとすることやと思っています。間違えてたら叱ったりすることでもない、ただ優しくするだけでもない、正解に向かって導いていくことでもない。できる限り一緒に生きていこうとする
『少女だった私に起きた、電車のなかでのすべてについて』(渡部)
みなさま
先日話したときにちょっと紹介した、タイトルの本。これで考えさせられた部分があったので、紹介しておきます。
著者の佐々木くみさんが私立中学校へ通学しているときに痴漢に遭ったっていうところから、そのへんの、それ以降のディテールを書いてくれてるんですが、あるひとから痴漢をされたあとに「ありがとう」と言われた話が出てきます。書いてみたら意外と生々しかったので、読みたい方だけどうぞ。
これ、前にもした話?(渡部)
みなさま
忘れるのは人間の一つの特権だよなあ、とも思い、自分を正当化することにしています。
これはもう、ほんまにそう思います。私も忘れやすくて、昔に出かけた場所とか時期とかひととか、けっこう忘れます。でも自分としては、友達と話してて「え、そんなことあったんや〜」「自分そんなこと言うたんや、やばいな〜」とかって思えるから楽しいんですこれが。自分のやったこととか見てきたものを、誰かから聞いて初
時間にまつわるエトセトラ(ゆか)
前回のしゅんぺーさんの投稿から時間がたってしまいすみません。今後ももし私が流れをせき止めるようなことがあったら申し訳ないので、どうぞ私の
投稿が遅いときは飛び越えて進めてくださいね(と図々しいお願い)。
ナラティブのお話、ありがとうございました!けいさんの大学時代の話、反美化という珍しい形でしゅんぺーさんと同じく興味津々です。当時の記憶との距離感に変化があったのでしょうね。
私は過去をすぐ忘れて
感動的やったことと、なんで感動したのか(渡部)
みなさま
またまた連続投稿すみません。
今日、個人的に感動したことがありました。なんで感動的やったのか、できればみんなにも一緒に考えてほしいので、ここに書きます。
朝、通勤のために電車に乗っていました。最寄り駅から、2つ先までの話です。乗ったときはあんま違和感あれへんかってんけど、しばらくしてふと近くを見たら、小学校低学年くらいの女の子たち3人が、三角形に散らばって立っている。一方のド
折々のことば、みたいなやつ1(渡部)
みなさま
これ、やると言って全然更新できてなかったのでやりますね。かっちり書こうとしてたけど、やり方を変えます。Twitterに投稿して、時間が経ってからの自分がここに書く言葉をあらためて見るとどうなるのか、そういう気持ちでゆるくやっていこうと思いました。ずっと下書きに入れててすみません(笑)。
ゆかちゃん、ほか経緯を知らないひとに説明すると、私は朝日新聞一面、鷲田清一さんの「折々のこと
ナラティブとHSP(圭)
ゆかさん しゅんぺいさん たくみさん
ゆかさん、往復書簡へようこそ!
新しい語り口が増えるとわくわくしますね。宜しくお願いします。
ナラティブ研究ってどんなのか気になります。
「人が自分の過去をどう語るか」というのは面白い観点だと思いました。歳月を経ると過去は少しずつ美化されると言いますが、美化することこそがその出来事を乗り超えることと言える気がします。美化することもなく、今でもその時のこと
ナラティブについて教えてください!(渡部)
みなさま
さっそくのご返信ありがとうございます。もうちょっと、じっくり深掘りしていきましょう。言い出しっぺの私の話がめちゃくちゃ薄かったなあと感じたのもあるので。圭ちゃんのやつを読んで、昔自分が満を持して投稿したTwitterの文章を思い出しました。
人生なかなかうまくいかへんなあって思ってるひとのほうがよっぽど会いたいし好きって思うひとで、これってひとの不幸話が好きみたいで嫌やなあって
過去をどう物語るか?(ゆか)
しゅんぺーさん、たくみさん、けいさん、こんにちは。ゆかです。お邪魔します。
お誘いいただいてから早数カ月、ようやくの登場ですみません…。
今日投稿します!としゅんぺーさんに宣言したので、いい加減有言実行します。
と書くと、嫌々やっているように見えそうですが、お誘いいただけて心の中で小躍りしちゃうくらいうれしいです。
以後よろしくお願いします。
ツボ……。読んでいると皆さん全く違うところがツボでお
「壁を取っ払ったな」という瞬間(森)
しゅんぺい、けいちゃん
ツボの話。
僕は「友達」という人間関係にずっと憧れを持っているというか、友達欲しいなーというか、友達と一緒にいる時間が好きです。これはもう昔っからそう。小学生くらいからずっと友達欲しいって思ってました。
で、僕にとってのこの「友達」の本質は、本音よりむしろ「自然体」にあるなと、この前やった自己分析とか踏まえると思いました。
実は会話の内容もそんなに関係ないような気も