クズな話(圭)

みなさま

ご無沙汰しております。圭です。
いろいろとトピックスありますが、話の流れに関係あるような無いようなお話を、一つ投下してみたいと思います。結構生々しい話です。

先週会社の女の子とご飯を二人で食べに行きました。同じ部署のかわいいなって思ってた後輩です。最近LINEとか頻繁にしてて、話してると楽しい子です。端的に言えば好きな子です。

話が結構盛り上がって終電を逃し、深夜までやっているお店で二次会をやり、その店も3時には閉まってしまうとのことで、深夜の街に放り出されてしまいました。

もはやその時間から営業しているお店を探すのもめんどくさいし、さすがに眠いし、カラオケで寝るのもしんどいしで、勇気を出して「ホテル行って寝ようか」とその子に言ってみました。

「絶対嫌です!!笑」とか言われながら、お互いに疲れてたのは事実だったので、結局一緒にホテルに入ったんですね。

まあその後は本当にあるあるな話なんですが、一緒に寝転がってると変な気持ちになってきて、ガッといってしまったわけです。

そしたら彼女は、

「いや本当にそういうんじゃないんでやめてください」

という反応で、あえなく僕は撃沈したわけです。完全にミスりました。もちろん、ガッといった経緯とか、断られた流れとかいろいろありますが、そこは割愛します。

断られた後もありがたいことに特段悪い雰囲気になることなく、普通に就寝して、起きた後も普通におしゃべりとかして、普通にチェックアウトしました。その後「今日はありがとう!」とLINEしたんですね。

その時ふと流れで「昨晩は変なことしてごめんね」という言葉を送信しようとして、強烈な違和感を覚えたんです。

自分で自分に違和感というのも変な話なんですが、「絶対これは今ごめんねって送るのはおかしいだろ!!」という気持ちになったんです。それで「ごめんね」と送るのはやめました。

その後、しゅんぺいさんの投稿を読んで「ああそういうことか」と腑に落ちたような気持ちになりました。あの時の僕はきっと、「ごめんね」と言うことで自分が「タチの悪い痴漢」になる気がしたのです。

ごめんねって言っちゃうと、「けっこう酔っ払ってたから理性がふっとんじゃった」「ホテルに入ったんだからやらないと損だと思っただけだから気にしないで」「いや別にそんな真剣に好きとかじゃないから笑」みたいなメッセージが伝わります。

それって本当に最低で、その子の尊厳を否定するようなことで、その時その瞬間は彼女のことを一人の感情ある人間として扱ってなかったという表明で、絶対にだめだなって思ったわけなんですね。

事実はどうだったかというと、もちろん酔ってて理性のタガがゆるめだったのは認めますが、「やれればいっか」という気持ちで手を出したわけではないと誓って言えます。

普通にちゃんと告白して付き合ってからそういうことしましょうねっていうだけの話だし、ただ僕がクズだったなっていう話でオチも特にないんですが、「ごめん」とか「すまん」とかって本当に残酷な言葉になりうるなって考えた話でした。

この前、雨宮まみさんの「女子をこじらせて」を読んだところなので、なんだか赤裸々に語る感じの気分になっています。感想はまた別記事にまとめたいと思います。

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