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君に夢は語れるか

カマラ・ハリス (Kamala Harris)が副大統領になった。


彼女の生い立ちを知っているか?

彼女はインド人の移民の子だ。

彼女の母親は19歳のときに
インドからアメリカに渡った。

その時、母親は将来自分が生む子が副大統領になるとは想像していなかっただろう、とハリス氏は語る。

しかし、母親はアメリカではその可能性があることを信じていた、と。

これはアメリカに渡る全ての人に言えるだろう。

アメリカンドリーム。

夢を語る人が渡る国だ。

私も19歳で渡米した。

自由な国だった。

自己主張が許される国だった。


Fake it till make it.

本物に成れるまで、偽りなさい。

その言葉と共に、自分を出来るだけのスーツで固めた同級生もいた。

彼はいずれ大企業のトップになるんだろう。 
 

自然治癒の医者になると言った医学書を持ったヒッピーな同級生もいた。

彼女はいずれ愛される自然治癒医になるんだろう。

わずか16歳のサイエンティスト志望と名乗る男の子が大学にいた。

彼はいずれ偉才なサイエンティストになるんだろう。

スケートボードを片手に持った監督志望の子がいた。
彼はいずれ誰かの心を揺さぶる映画をつくるんだろう。

熱心にソーシャルチェンジとフェミニズムを説く若い教授がいた。

彼女の生徒たちはいずれ国を変えていくだろう。


Fake it till make it.

君は何に偽る?

君に夢は語れるか。

この国に生きる全ての子供は夢を語れるか。

日本にハリス氏は生まれるか?

移民の子供の女性が内閣に入れるか。

一つでも答えがNOならば、

私達には何かを変えていく必要がある。

この国が

人種とジェンダーの平等を勝ち取るには

長い長い道のりが待っている。


共にその道を開拓しよう。

少しでもよい道を、

後世に生きる少女に、

移民の子に、

全ての人に、

残そうではないか。


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"If you are fortunate enough to have opportunity. It is your duty to make sure other people have those opportunities as well.". -Kamala Harris

「もしあなたが勉強やキャリアの機会に恵まれているのなら、他の人々もあなたと平等に機会を与えられるようにすることが、あなたの役割です。」

-カマラ・ハリス





Thank you very much!