記事一覧
#11 地域おこし協力隊になりました|春の騒乱から奇跡が起こる
3週間ぶりの更新です。長かったな、この時間。
いろいろな出来事を消化するのに、時間がかかりました。春の大騒乱から約ひと月。バリバリに割れたスマートフォンの画面もすぐに変えることもせずに淡々と日々を過ごしました。そして素晴らしいご報告ができることを、とっても嬉しく思っています。
これは我が家の問題だけではないと思っているのです。親父に頬を張られた時、頭の中ではずっと「何を間違えてしまったのだろうか
#10 地域おこし協力隊になりました|娘たちの卒業
一昨日、昨日と中学校、小学校それぞれの卒業式を無事に終えました。卒業、おめでとう。そして先ほど、長女の高校受験の合否が発表されました。無事に第一志望校へ合格㊗️
春から始まる新しい生活が待ち遠しいですね、と言いたいところだが、二人とも学校給食時代を終え、お弁当の季節に入る。次女にいたってはこれから6年間、始まるのかと思うとなかなかなものがある。母が言う。「お父さん一人に任せたら、また暴れるわよ」
#9 地域おこし協力隊になりました|春めいた日に進捗報告
先日は失礼しました! 毒づいてしまいましたが、すごいですね、友達ありがとう。またこのnoteを機会にお読みいただいた方からも励ましいただきまして、今日も元気にプロジェクトに邁進しております。
プロジェクト、いよいよ温まってまいりました。信濃毎日新聞の記事を皮切りに、市民タイムスにも大きく記事を掲載いただきまして、プロジェクトへの期待をビシビシ感じております。プロジェクトは該当地区の地権者の方々と
#8 地域おこし協力隊になりました|父との確執
今週は力を抜いていこう。
久しぶりに更新です。先週、齢45にもなって親父に何十発も叩かれた。自宅には家族全員がいたものだから娘たちは阿鼻叫喚。いやぁ、しかし14年ぶりに引っ叩かれたが今回は酷かったな。14年前というのはリーマンショックが起きた翌年のことだからよく覚えている。当時、まだ自営業を営んでいた父が倒産の憂き目に遭い、新婚かつ出産したばかりのわたしに今はなき実家を、我々若い夫婦が買い取ってロ
#7 地域おこし協力隊になりました
久しぶりに元旦那さんと密なやり取りを。長女の誕生日のお祝いの話や、お互いの仕事の情報交換など。うちは非常に稀なケースで元旦那との関係は良好。離婚後すぐに彼は再婚したが、奥さんも含め家族全員で仲が良い。初めは奥さん?ん?それ、わたしじゃなかったっけ?と若干の違和感があったものの、ひとたび会ったら一変した。一目惚れしたのだ、ほんとうに。だから彼らが夫婦仲良くいることが嬉しいし、盆暮れ正月、二人の娘たち
もっとみる地域おこし協力隊になりました6
村に入ってひと月が経ってしまった。すごい充実っぷりであっという間に時間が過ぎていく。悪くない。
先週は東京へも出かけたので忙殺されていて更新ができなかったがビジネスパートナーの大事な新規取引の商談に付いていった。夜の歌舞伎町を歩く。わたしは中学から高校まで、渋谷区にある私立の女学校へ通っていた。そのせいか、渋谷も新宿も池袋も目を瞑って歩けるほど。下町生まれのシティーガール(ぉい!)なのである。大
地域おこし協力隊になりました5
1週間が過ぎるのが早い、早過ぎる。
村に通ってからというものの、早起きになり、弁当を作り、無論早寝をする毎日。日々の憂いに任せて大好きなお酒を飲むのが日課となり、夜更かしが常となっていた生活に少しサヨナラである。仲間と酌み交わす酒はそりゃ、楽しい。今はこの有り余る熱量、そのすべてをプロジェクトに注ぎたい。
今読んでいる本。「ニコラ・テスラ 秘密の告白」。これがやっぱり面白くて一瞬で読み終わってし
地域おこし協力隊になりました4
一本の電話が村役場にかかってきました。地区説明会に参加された地権者の方からでした。大学4年生の息子さんがいる。将来、地域おこしの仕事に就きたく、このプロジェクトの話をしたら大学院への進学を絶ってもいい、ぜひ参加したいと言っていると。
わたしは感動に言葉を失った。昨年、10月に村長にプレゼンテーションした際に書いた資料(=ラブレター)にこうある。
「そもそもどうして地方の過疎化が進み若者は街へ出
地域おこし協力隊になりました3
先日の日曜日、13日(日)は地区説明会でした。地域住民の方、10名が参加してくださり市民タイムスの記者さんもいらっしゃいました。娘たち二人も応援に来てくれ、お茶を飲みながら和やかな雰囲気で始まりました。
年齢層は高く、SDGsやら脱炭素やらカーボンゼロなどとこれらの言葉を発する度にわたしは額に汗をかいた。話していて思う、伝わらないな。言いたいことは「君と愛する人が100年続きますように」ってこと
地域おこし協力隊になりました2
昨晩から関東甲信越には大雪警報が出ている。朝起きると、すでにしんしんと降りしきる雪。村はコロナ禍もありU・Iターンラッシュ。住宅が不足しており、いただいた住居はベリーナイスな昭和佇まい。嫌いじゃない。
まだお風呂の給湯が壊れているため、家族の住む市内から役場へ通っているが、車でビュンと35分。首都圏で考えたらぜんぜん通勤圏。
今日のビッグニュースって言ったらこれしかないよね。
セカンド入れて
地域おこし協力隊になりました
2月1日に村に入り早一週間。『サーキュラーコミュニティーを創る!』意気揚々と地域おこし協力隊(パートタイム会計年度任用職員)になった訳だが、このプロジェクトには予算も交付金も協賛金も2022年2月9日現在では、まだない。ゼロ。
でもわたしは知っている。『ゼロ』だけがエネルギーを呼び込むことができるのだ。約束された成功や報酬なんて要らない(強がり!)
わたしは常に新しい刺激に身を晒し、感覚を研ぎ
創造を志す者のためのレッスン vol.1
この文章は、代理店時代の激務がたたってうつ病を患った際に書いたものです。その時のわたしはまさに、生きながらに死んでいる状態。二十八歳のときのこと、十五年前の話です。二ヶ月ほど休職し、わたしは山梨県に住む画家・早川薫太郎さんのアトリエで療養することになりました。薫太郎さんと染色家で妻のいつ子さんと暮らした八ヶ岳でのシンプルな生活はわたしを再び甦らせてくれました。都会で見失ってしまった、人が人として
もっとみるまだ汚れていない怪獣
今日はクリスマス。
クリスマスにはトルーマン・カポーティの短編を読むのが好き。
『もし何でも出来るなら私は、私たちの惑星、地球の中心に出かけていって、ウラニウムやルビーや金を探したいです。まだ汚れていない怪獣を探したいです。それから田舎に引越したいです。フロリー・ロトンド。八歳。』
これはカポーティの文章の中でわたしがいちばん好きな一文。「叶えられた祈り」より引用。
真夜中、京さんから伝えた