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「花束みたいな恋をした」を好きな人と観た。

先日、今話題の「花束みたいな恋をした」を観てきました。

好きな人(セフレ)と。
(目を通してくれたら嬉しいです)


1年ぶりに会ったんですけどやっぱりまだ好きで、もうだらだらとこの関係を続けるのはやめようと思って、恋愛映画だし流れ的に告白しやすいかなと思ってた。

内容については多くは語らない。

簡潔に言うと5年間付き合ったカップルが仕事や生活リズムなどのすれ違いから心もすれ違い最終的に別れてしまうのですがその過程のひとつひとつの描写がとてもリアルに表現されてた物語です。

私は有村架純演じる絹ちゃんの気持ちも、菅田将暉演じる麦くんの気持ちも、どちらの気持ちも共感できたし、どちらも悪くないと思った。ただ価値観が合わなかっただけ。

映画が終わった後にカフェで映画について話した。

この映画は本当に観る人の価値観によっては 共感できるorできない、ハッピーエンドorバッドエンド、そもそも観る価値がなかった。などと言う人も。

私はハッピーエンドでもバッドエンドでもどちらでもないと思った。
いくら大学生でも社会人とでは世界の見方が違うからだ。

私は、学生の主な軸は“遊び”だと思う。
社会人になると 仕事、お金、人柄なんかも軸になると思ってる。

人柄に関しては小さい頃からの積み重ねで出来上がるものだと思う。

そしてこんな価値観を持っている私は思った。
この映画を観たのは19歳の私と22歳の彼。

遊び軸真っ只中のふたり。

もしこの先付き合えたとして、同棲までして、彼も私も仕事の悩みを抱えた時、私は自信がなかった。

元々思ったことを人に言えず抱え込むタイプで、好きな人相手だと嫌われたくない心理が働いてさらに抱え込むタイプだから。

こんなことを言ってたらいつまで経っても誰とも付き合えないのだが、

その日は怖くて告白はできなかった。

だけど数日経った今、というかこれを書いてる今思った。

別に最終的に別れても、付き合えなくても、その人との思い出が素敵なものだと思えるものならばそれは立派な恋だし、素敵な花束だ。

彼を好きになって自分を好きになれたし、自分は成長できた。

どんな結果になろうと私はこの恋を、彼を好きになったことを、
花束みたいな恋をしたと思う。






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