果歩(Kaho)

いとなみ の 幕 間 に 余 白 を むすんで ひらいて 歩いてく。 人生の 文…

果歩(Kaho)

いとなみ の 幕 間 に 余 白 を むすんで ひらいて 歩いてく。 人生の 文脈を たどる。 note:あぶくのような記憶と表現 Instagram:描く人 ⁡ Instagram→https://instagram.com/oashitokutsuto

マガジン

  • マガジン《エイトデイ》

    宇都果歩の脳内のおしゃべり。 毎月8,18,28日(エイトデイ)に届くマガジン。

最近の記事

【マガジン・エイトデイ】       愛を伝える教育を受けているのは母の私なのかも。

一緒に暮らす、6歳の話をします。 まず早起きだ。 推定5時半から6時に起きている。 私は、多眠のため7時半くらいに 起きるため、推測だ。 起こされると午前中のリズムが うまく掴めず、仕事にならない。 3歳位までは、頑張って合わせていたけど どうしてもふらふらな時は、夜の時点で テーブルに、朝ごはんを用意して置く。 おにぎり、パン、ウインナー、 ちくわきゅうり、卵焼き、フルーツ。 その時にあるものを。 6歳はムクっと起きると、お着替えして 保育園に持っていくものを用意

    • 【マガジン・エイトデイ】       昨今のスピリチュアルにおかれましては。

      身体と、こころを整える仕事をしていると 結局行き着いてしまう概念。精神性、霊性。 そう、スピリチュアル。 小さい頃から、ややこしい大人が 周囲に多かったので、私の発言、 ひとことで、大惨事を避ける癖から 洞察力を駆使して、昔から人を見る ときに、こういうのが欲しいのかなと 発言したり行動していた。 それがうまくいくと、私は その実績経験を成功として、積んできた。 例えば、カレーとドリアがメニューに あって「ドリアがいいかな?」と たずねると「なんで?」「え、だって、 昨日

      • 【マガジン・エイトデイ】       恋はいつか下火だし、結婚はひとりとしかできないし。

        恋はいつか、下火だし 結婚はひとりとしかできないし。 それに比べて、なかよしって、誰とでも いつでもなんどでもしていいんです。 なかよしって好きとか嫌いを 越えた先。最強じゃないですか。 家族となかよしもいいムードだし。 友達、職場の人、趣味チーム。 そして誰よりも私は「わたし」と なかよしでもいいんです。 好きなことを突き詰めて 知ってる範囲ばかりに留まり 行き詰まる冒険って、 退屈ですぐ飽きる。 私はそうして すぐ謙虚さを失う。 自堕落な自分にウンザリ。 でも、好き

        • 【マガジン・エイトデイ】       今日も健やかに、鬱。

          私は明るい。 私は優しい。 私は配慮が得意だ。 お調子者にだってなれる。 でもどこか、静かで闇を感じる。 消極的で内向的で、どこか諦めている。 そんな気配なんだろうか。 多分そんなときは、鬱だと思う。 鬱の気配が多いと、体調が崩れ 明るくもなく優しくもない。 配慮なんて余裕もない。 できていないことは 全て投げ出してしまいたくなる。 (つまり人生の全てだ) 人と会うのが、疲れることだと、変換する。 自分が醜くくさく、汚い存在だと 自分に罵声を浴びさせて、 失敗や後悔を粘

        【マガジン・エイトデイ】       愛を伝える教育を受けているのは母の私なのかも。

        • 【マガジン・エイトデイ】       昨今のスピリチュアルにおかれましては。

        • 【マガジン・エイトデイ】       恋はいつか下火だし、結婚はひとりとしかできないし。

        • 【マガジン・エイトデイ】       今日も健やかに、鬱。

        マガジン

        • マガジン《エイトデイ》
          69本

        記事

          【マガジン・エイトデイ】       実は苦手なアイツ

          初めて告白します。 私にはとても苦手なヤツがいます。 そしてソイツが苦手なおかげで その界隈までも 苦手だと思い込んでいました。 苦手意識から抜け出せたきっかけは、 「分厚めのキッチンペーパー」でした。 そう、何を隠そう、私「雑巾」が 触れないのです。 布巾も洗ってすぐの状態でどうにか。 フードコートの拭くやつも、 スーパーの袋を開くお助けの 濡れてるスポンジも、ちょっと難しい。 なんでだろう。止まってる水分が 苦手なんだろうか。 なんだろう、気配が ベチョベチョして

          【マガジン・エイトデイ】       実は苦手なアイツ

          【マガジン・エイトデイ】       坂の多い街に暮らすと

          坂は、草臥れる。 あの歩幅の合わない階段も リズムも何もあったもんじゃない。 私の息は途端に乱れる。 心臓は無駄にドクドクする。 汗もベッタリ。 私の歩幅考えて、どうにかしてよ!と 言いたくなるけど、この世には 「私」がいっぱいいるから 階段の方は合わせるにも、合わせようがない。 道を通っていて、心地よいということは どういうことなんだろうね。 引越してきたこのエリアは、とても 場の持つ気配が、整頓されている。 坂が、非常に多い。 私は、坂が苦手だ。 それなのに、坂の

          【マガジン・エイトデイ】       坂の多い街に暮らすと

          【マガジン・エイトデイ】       美醜よりもヘタウマよりも肝心なアレ。

          とても上手な出川 とても下手な竹野内 どっちと。 という究極的質問をもらい InstagramのDMに 論議メッセージが いくつも届いた。 (敬称をつけると個人が生まれ立つ気がするので省略します。あくまで抽象です。) メッセージ内容はさまざまで、 ワンネスまで連れて行ってくれるなら出川。 私、達したことがないので経験できるなら という謎の告白まで含まってる。 下手でもなんでも竹野内。というDMに、 下手の種類が、途中で不全で焦って拗ねるとかいうかわいいものではなく、どや

          【マガジン・エイトデイ】       美醜よりもヘタウマよりも肝心なアレ。

          【マガジン・エイトデイ】       ひらがな表作成依頼を受けずるずる10日経った、娘の一言。

          お願いされて 良いよと言ったのは私。 目処1時間の案件だ。 気安く受けたのに、10日経った。 仕事の合間を見つけられず、 5日後には依頼すら忘却。 依頼は机の前に貼る、ひらがな表である。 買ってくれば良いのだけど、 貼りたいものを探すより 書いてしまった方が 5歳の求めるものになるし、 私が手間隙かけたものを喜ぶ。 なにより私も書きたいと その時は思った。 お布団に潜った時に ひらがな表の話が出て 放置してる事に気がついた。 あわてて布団から出る私。 紙とペンのあり

          【マガジン・エイトデイ】       ひらがな表作成依頼を受けずるずる10日経った、娘の一言。

          【マガジン・エイトデイ】       私には、プリンがどうしても必要だった。

          プリンについては 好みがはっきりしている。 イカも好きで、お寿司は全部イカで いいくらいなので、どんな種類、状態の イカでも、イカだというだけで 許容してしまう、きらいがある。 ハリハリもトロントロンも 煮すぎてかたくても、すき。 (メロメロ) プリンは、そうはいかない。 固めで、たまご感をしっかり感じたいし カラメルは、極ニガでたっぷり、 ひたひたしててほしい。 生クリームもミントも 本当は、不要だ。 但し、さくらんぼが鎮座される場合の 土台のみ重要とされる。 乗っか

          【マガジン・エイトデイ】       私には、プリンがどうしても必要だった。

          【マガジン・エイトデイ】       環境が変わり荒れる5歳と話してみた。

          うちの5歳は 環境が大きく変わると、 情報が多すぎて処理しきれず パニックを起こす。 パニックの症状としては、 ちょっとしたことで 不機嫌になったり 思った通りにいかないと 癇癪を起こすパターン。 ただのパニックで済むといいなと 様子を伺っていたら、 5歳は自分の不機嫌で、相手を コントロールし始めた。 その辺りから、 私の咳が止まらなくなった。 関連していなさそうに見えて わりとリンクしている。 彼女がゆったりした 気持ちでいるときは 私の咳も出ない。 「ちょっと待

          【マガジン・エイトデイ】       環境が変わり荒れる5歳と話してみた。

          【マガジン・エイトデイ】       手こずる人生と「馴染む」という生きる術

          わりとどこでも生きていけるタチだと 思っている。 (実際20以上の引越しをしている) それがここ数年、手こずってきた。 自分ひとりだとなんとでもなるけど 娘と一緒だと手こずる手こずる。 まず、書類や手配が増える。 娘の居場所を作る。 そこが安全かどうかまで確認される。 私が保護者として安全かまで確認される。 (役所ですら、ひとり親になるまでの ヒストリーを聞かれるの。) 不動産屋さん、大家さん、役所、保育園。 みんなに「私と娘はこんな感じ」を 伝える必要がある。 娘が

          【マガジン・エイトデイ】       手こずる人生と「馴染む」という生きる術

          【マガジン・エイトデイ】       誰かの願いが叶うころ

          その裏で誰かが、泣いているのだとすれば。 その願いを叶えるたびに、 「泣く」というループが生まれる。 欲しいものが、他人のものであったり 他人をどかすことでしか えられないこの場合、手に入るものは 「エゴを通しきる」というものだ。 エゴを通しきるという先に何があるか それを見たいならしょうがない。 色々諸々あっても、責任を取ればいい。 責任を負いたくないけど 願いは叶えたい。 それもまあ、うん。エゴだね。 私は今、「エゴ」に食傷気味なので ぶつけられても、極力スルーし

          【マガジン・エイトデイ】       誰かの願いが叶うころ

          【マガジン・エイトデイ】       自分の機嫌を取る時は、無茶振りも面白がる心持ち。

          今、私はお昼ご飯を食べた後に なぜかあんみつを待っている。 タイトル通り、機嫌を取っている。 さっきまでヤダヤダ病だったのだ。 ヤダヤダ病な私が カフェに、入ったのは、この エイトデイを書くためだった。 すでにお腹はいっぱいで、瞼は とろりと重たく 何かを思考できる気がしない。 思考停止の頭で注文のお姉さんに 伝えたのは 「あんみつ」だった。 私よ、 私のお腹の都合は ノーカウントってどういうこと? そして眠気のあまり 一旦目を閉じる。 (どうかなにか、難しい事を考

          【マガジン・エイトデイ】       自分の機嫌を取る時は、無茶振りも面白がる心持ち。

          【マガジン・エイトデイ】       本気で余白を取りにいく

          ちょっと想像してみてほしい。 仕事はフリーランス。 安定した収入の目処なし。 賃貸。貯金は家賃の3ヶ月分。 子どもは保育園児。 シングルワンオペ 親戚なし。 疲れて放り出した 家事は溜まる一方。 保育園のお知らせの文字が 頭に入ってこない。 提出物すら、煩わしい。 今日の仕事と 次の仕事と 子どもが清潔で お腹がいっぱいになる それしか脳内に 置いておけない。 子どもと一緒にいると 仕事のことを思い出し 仕事をしていると 子どものことと、家事放置が ちらつき、どっ

          【マガジン・エイトデイ】       本気で余白を取りにいく

          【マガジン・エイトデイ】       暖簾のような境界線。

          私には、ちょっとした 職業病がある。 リフレクソロジーなど 足の調子を整えるのに クライアントに触れると、 クライアントの状態や体感が 私の感覚として身体に入ってくる。 そこを軸にクライアントを調整して、 自分すら調整されているという 職業病である。 もともと、こう考えているだろうなとか 「察する」ことが、訓練されるような 幼少期からの暮らしだったので、 その延長でありきたりなものだと 思っていた。 妄想が得意なこともあり、 勝手にそう思うだけなのかと 聞いてみると、結構

          【マガジン・エイトデイ】       暖簾のような境界線。

          【マガジン・エイトデイ】お財布の中にいるテレカ。

          テレカで通じるかわからないのに タイトルにつける強引さ。 (テレホンカードのことです。) テレホンカードが通じるか。 その問題もあるんだけど。 (公衆電話って知ってる?) 私のお財布の中には2枚入っています。 お財布の中って、結構 自分が何を大切にしているかの凝縮。 マイワンダーランド。 あまり見せることもないから 癖強め。選ぶ時点で、人それぞれ。 私のお財布は、去年の今日迎えた 二つ折りの、カフェオレみたいな色。 今、入っているものは お札2枚 小銭2枚 レシート

          【マガジン・エイトデイ】お財布の中にいるテレカ。