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レールから外れた人生に挑む君へ、エールを。


「あいつは終わってるね」


あなたは、こんなふうに言われたことがありますか?


僕は、あります。




おはなし屋なおとは、おはなしを売って暮らしているフリーランス5年目の27歳です。おはなしを売って暮らせるようになった経験や、ひとりビジネスの作りかたなどを発信しています。記事がよかったら、スキしてね!



2021 2/1 追記
✅好評につき記事の一部を有料化しました🙇


こんばんは、おはなし屋なおとです。久しぶりにnoteを書いています。今日は『レールから外れた人生に挑む君へ、エールを』というテーマで書こうと思います。



今日のお昼ごろ、僕はある大学生の子と電話で話をしていました。



彼は大学4年生で、どうしても自分の生き方を追求したくて、決まっていた就職先の内定を辞退したそうです。



僕にはとても素敵な決断に見えましたが、彼は「大変でしたよ」と疲れた声で言いました。「あいつは終わったって言われたりしました」



僕には彼の気持ちがとてもわかります。常識的でないという理由で心無い言葉を平気で投げてくる人、結構いるもんね。



そこそこレールから外れた人生を送ってきている僕は、そんな彼をもっともっと応援したいと思いました。



そしてnoteを見てくれているあなたもきっと、何かを変えたい気持ちは彼と同じでしょう。今日は挑戦している人の背中を押せればな、と思って文字を書きたいと思います。




それでは、スターーーーート!




はじまりの村に答えがあったなら、勇者は旅になんか出ない



僕はドラゴンクエストというゲームが大好きなので、すこしドラクエに例えて話をしようと思います。



やったことがない人向けに説明すると、『勇者が魔王を倒すために故郷を離れて冒険の旅をするゲーム』です。国民的ゲームで、何十作も続編が出ています。そのくらいは知ってるかな?



ドラクエの物語は、勇者が故郷の村を旅立つところからはじまります。旅立ちの理由は『魔王を倒すため』だったり『神様にお告げを受けたから』であったりシリーズによって様々ですが、視点を変えると旅立たない理由は共通していたりします。



そのまま故郷にいても目的を達成できない状況にあるからです。故郷で毎日魔王に怯えながらくらしていても、一向に魔王を倒せる日はこないですよね。



だから、旅に出るのです。はじまりの村には伝説の剣もないし、経験値をたくさんくれるモンスターもいないから。そこにいてもなにも変わらないから、一歩を踏み出すのです。



一歩を踏み出すから敵を倒して経験値を得られる。レベルを上げ、武器を揃えて、少しずつ目標に向かって進んでいく。



旅の途中で同じ目的を共有する仲間に出会うかもしれません。仲間が増えればできることも増えます。



もし勇者が最初の村にとどまっていたら、そんな仲間に出会えるでしょうか。万が一出会えたとしてもレベルも装備も全く0な勇者の仲間になってくれるでしょうか。答えはNOですよね。



だから勇者は旅に出るんです。最初の村を出るときは弱いままだし、不安だし、何をしたらいいかだなんて全然わかっていません。それでも、目的(魔王をたおすこと)を達成するために、故郷を旅立つのです。



最初から魔王の攻略方法がわかっている勇者なんて歴代に1人もいないのです。挑戦するとは、そういうことです。



現実はゲームと違うって?



こういうたとえ話をすると、必ず「現実はそんなに甘くない!」と怒り出す人がいますよね。



たしかにそのとおり、ゲームの世界と現実の世界は違いますから、「そんなにうまくいくわけがないだろ!」という意見もごもっともです。



ですが、ですよ。僕はぶっちゃけ、ゲームの世界よりも現実の世界のほうが優しいと思うんですよね。



だって、ゲームの世界は『旅に出ない』という選択ができないじゃないですか。例えば『魔王は怖いけどはじまりの村でのんびり暮らす』とか、『カジノで日銭を稼ぎながらギャンブラーとして生きる』とか。



これって残酷じゃないですか?



現実世界で生きている人のほとんどは『生まれた故郷から物理的にも精神的にも旅立つことなく、なんとなく暮らす』選択をするわけです。



それでも幸せな人を感じて暮らしている人がたくさんいるわけです。



それを「ゲーム的に盛り上がらないから、お前命賭けて魔王倒しに行けよ。途中で何回か死ぬかもしれないけれど、諦めなければいつか絶対倒せるようになるから。明日の朝一で隣の村まで行くこと。歩いて!」だなんて言われたら、酷すぎると僕は思うんですよね。



現状維持という選択肢ができる時点で、恵まれている人だと思うんです。僕が地元を出て東京に出た理由は「上京でもしないと今の状況は変えられないと思ったから」でしたし、



冒頭の彼が就職先の企業の内定を辞退した理由も「内定辞退でもしないと自分の理想は手に入らない」と思ったからであって、



昔の僕や今の彼には『現状を維持する』という選択肢がなかっただけだと思うんですよ。



だから僕はレールからはみ出す決意をした彼の選択は一切間違っているとは思わないし、彼が今から歩くことになる『充実しているけど危険な香りもする一切保証のない道』はそれだけの覚悟を持った者しか通れないところであって、



そこを通らない生き方ができる「あいつは終わってる」と彼に言い放ったどこのだれかもわからないその人に対して、『現状維持が可能である』という一点だけを見ると羨ましさすら感じるわけです。



心配されたら、その愛だけ受け取っておくとよい



彼の話に感情移入をしまくる僕はこんな生活をしてもう5年目を迎えたわけですが、もちろん最初からこの生き方を理解してもらえていたわけではありません。



特にお母ちゃんにはたくさん心配をかけました。お母ちゃんってそういう生き物ですよね。



自分の理想に挑戦しようとした人は一人の例外もなく、愛が深いからこそ後ろ髪を引かれるような言葉をかけてくる人がいるのかもしれません。



自分のことを思ってくれている人だからこそ、しんどいんですよね。



僕のお母ちゃんはすこし説明すればわかってくれましたが、身内の理解が得られないという悩みを抱える人も多いのかなあと思います。



「あんたそんな不安定な仕事をして、将来は大丈夫なの?心配じゃないの?」とお母ちゃんが聞いてきた事がありました。



僕はお母ちゃんに「母ちゃんは将来に心配なことある?」と聞き返してみました。



お母ちゃんは「そりゃそうよ〜!お父さんの体は悪いし、不景気だし、まだまだ学費はかかるし、何より不景気でしょ〜?」と。



ちなみに僕のおとうちゃんは大企業で35年サラリーマンしてます。この世で最も安定している部類の人間です。



「うちの家族ですら不安なら、もうどうしようもなくない?どうせ不安なんだから、これだけ好き勝手やってるんだから不安でもいいや!って笑えるほうが僕はいいと思うんだよね」と言うと、その日から心配されなくなりました。



自由に生きるって、不安定さやリスクを受け入れることから始まるものだと思うんですよね。



『困ったらどうするの!』という考え方から『困ったらこうしようかな〜』と一つ一つ準備をしていくことが大事ではないかな。



周りが許すとかどうとか、そういうことじゃなくてさ



こういう話をするですね、「私の両親は理解のあるタイプではなくて・・・」と口に出さなくても思ってしまう人がいるんですよね。



そんな人にメッセージを伝えてから、今日のおはなしは終わろうかと思ってます。



僕の両親はたまたま理解のあるタイプだったというより、僕に対してコントロールすることを諦めているという感じに近いんですね。



進学先を決めるときも、会社を決めるときも、やめるときも、上京するときも、結婚も、人生における決断のほとんどを親に一言も相談せずに決めてきました。



「あの大学に行きたいんだけど、学費どこまで出せる?」

「就職、もう決まったから!」「昨日やめてきた!」

「上京するね!明後日から!ばいばい!」



だから僕の両親は僕に基本的に口出ししません。「自分で責任を取れ、泣きついてきても俺は知らん」が僕のお父ちゃんの口癖でした。



僕の両親がそう育ててくれなければこんな考えは持てなかったかもしれませんが、僕は自分の決断に両親の許可を得ようと思ったことがありません。



20歳越えたらもういい歳こいた大人なんだから、許可なんていらないと思います。好きにやったらいいんだよ。それが周りの人の反感を買うことになったとしても、あなたの人生の責任はあなたにしか取れないんだから。



言ってやればいいんですよ。「あなたの助言を本気で聞いて上手くいかなかったら、本気で責任取ってくれますか!?」って。
(なんかプロポーズみたいですね)



とまあ冗談はこれくらいにして、最後に君に、あなたに、昔の僕に伝えたいことを言って、終わりにしようと思います。



勇者は許してもらえなくても旅に出る
そして目的を果たして村に帰るんだ!




余談ですが、この記事のアイキャッチ画像は冒頭の彼が撮ってくれた写真です。去年の8月ごろにnoteを買ってくれて、去年の秋頃に九州まで遊びに来てくれたので、何故かふたりで一緒に山に登りました。

いまはこんなご時世だから、世間が落ち着いたらまた一緒に山でも登ろうね〜!



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つよしくん、がんばってな〜!





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