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こんにちは!船で荷物を運ぶ会社で働いている営業です。日々の物流の問題をAIを使って解決…

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こんにちは!船で荷物を運ぶ会社で働いている営業です。日々の物流の問題をAIを使って解決し、5歳児にもわかるブログを書いています。簡単に読めて役立つ情報が満載です!

記事一覧

越境EC対応強化!海上小口貨物の簡易通関制度、2024年10月スタート

海上小口貨物の簡易通関制度の概要 目的と背景 開始日: 2024年10月12日 目的: 越境eコマースの増加に対応し、海上小口貨物の輸入における簡易通関を導入。 背景: 海上…

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2日前

SHEKOU 食品輸送

6つの書類が必要となります。 とくに原産地証明書は中国側の登録と大文字小文字、ピリオド有無等の小さな相違がある場合でも認められませんため、事前にコンサイニー様側…

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5日前

ロサンゼルス港の5月のコンテナ取扱量:減少傾向も夏以降の活発な荷動きを予測

ロサンゼルス港の5月のコンテナ取扱 ポイント 5月の取扱量 ロサンゼルス港の5月のコンテナ取扱量は75万2893TEUで、前年同月比3.4%減少。 実入り輸出は23.8%増の12万596…

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5日前

ニューヨーク・ニュージャージー港

NYNJ 港は、5 つのコンテナターミナル地区に 6 つのコンテナターミナルがあり、総面積 は約 550ha である。コンテナターミナルの位置は、4 つ(Port Newark、Maher Termina…

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5日前

物流の未来図

物流業界の現状と課題 物流業界の危機感 物流業界への関心が低下すると業界が廃れる。 物流が動いていることが当然と思われているため、問題が発生しない限り意識されな…

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6日前
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スペース不足と通航リスクが招くLCL貨物の値上げ理由

NVOCC・海上混載各社の欧州向けLCL(混載)貨物に係る諸チャージが上昇しています。年初に導入された欧州向けエマージェンシー・ピークシーズン・サーチャージ(EPSS)は、…

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12日前
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CMA CGM、2024年7月からの新しい運賃とピークシーズン追加料金を発表

フランスの海運会社CMA CGMは、2024年7月1日から北ヨーロッパ、西地中海、東地中海、黒海、バルト地域からオーストラリアおよびニュージーランド向けのFreight All Kinds (…

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13日前

急騰するコンテナ船運賃と逼迫するサプライチェーンの行方

コンテナ船市況の急騰 背景と現状 急騰の要因 4月からコンテナ荷動きが急増。 紅海情勢の悪化による迂回や港湾混雑で供給制限が深刻化。 運賃が週ごとに上昇中。 空…

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2週間前
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「止まらぬコンテナ運賃上昇:物流業界が直面する試練と対策」

世界的なコンテナ運賃の上昇について 1. コンテナ運賃の急騰 5月31日付けで、上海発の欧州や米国向けコンテナ運賃が大幅に上昇。 欧州向け:3740ドル/TEU(前週比9.7%増…

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2週間前
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2024年4月の国際航空貨物輸送量の増加と市場動向

全体の輸送量と供給量の増加 2024年4月の国際貨物輸送量(CTK)は前年同月比11.6%増。 有効貨物トンキロ(ACTK)は10.2%増。 貨物ロードファクター(LF)は0.6ポイント…

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2週間前

シンガポール港 世界的な混雑と運賃上昇の波紋

シンガポールは世界で2番目に忙しいコンテナ港ですが、ここでの混雑が深刻なレベルに達しており、船とコンテナの不足を悪化させています。 主なポイント: シンガポール…

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2週間前
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セイノーロジックス、冷凍・冷蔵サービスを大幅拡充:新たに北米西海岸向けを計画中

ポイント セイノーロジックスのサービス拡充: 冷凍「ばりひえ混載」と冷蔵「ひんやり混載」の取扱量が前年の1.5倍に増加。 新しい配送先: 香港、台湾・基隆、シンガポ…

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3週間前

グローバル物流の試練:コンテナ船運賃の急上昇とその影響

コンテナ船運賃の急騰 運賃の上昇幅 上海発ヨーロッパ向け:11.8%増の3409ドル/TEU 上海発地中海向け:7.4%増の4248ドル/TEU 上海発アメリカ西岸向け:3.3%増の5189ド…

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3週間前

海上コンテナ運賃の急上昇とその未来需給バランスの行方

最近、船で荷物を運ぶのがとても高くなっています。特に、ヨーロッパやアメリカに荷物を送るのが大変なんです。 今、船が遠回りをしなければならないから、空っぽのコンテ…

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3週間前
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直接輸送が牽引する日本からアメリカへのコンテナ増加:最新データ解説

日本からアメリカへのコンテナ輸送のポイント コンテナの増加 4月に日本からアメリカへ送られたコンテナは6万3171個で、前年同月比で17.7%増えました。 今年に入ってか…

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3週間前
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「日本の貿易ニュース:車と半導体が牽引する輸出増加」

4月の貿易のお話です。 日本が外国に売った物(輸出)は、去年の4月より8.3%増えて、約9兆円になりました。これは5ヶ月連続で増えています。特に車や半導体を作るための機…

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3週間前
越境EC対応強化!海上小口貨物の簡易通関制度、2024年10月スタート

越境EC対応強化!海上小口貨物の簡易通関制度、2024年10月スタート

海上小口貨物の簡易通関制度の概要

目的と背景

開始日: 2024年10月12日

目的: 越境eコマースの増加に対応し、海上小口貨物の輸入における簡易通関を導入。

背景: 海上輸送の小口貨物が増加し、新たな物流が生まれたため、事業者の利便性と業務効率性を向上させる。

利用条件

通販貨物に該当する海上貨物

少額貨物(課税価格1万円以下)の免税対象

消費税以外の内国消費税が課税されない貨

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SHEKOU 食品輸送

SHEKOU 食品輸送

6つの書類が必要となります。
とくに原産地証明書は中国側の登録と大文字小文字、ピリオド有無等の小さな相違がある場合でも認められませんため、事前にコンサイニー様側への確認含め確認させていただいています。
申告が通らない場合、コンテナごとホールドとなりますご注意いただけますようお願いいたします。

1.Importer and exporter registration
2.Overseas pro

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ロサンゼルス港の5月のコンテナ取扱量:減少傾向も夏以降の活発な荷動きを予測

ロサンゼルス港の5月のコンテナ取扱量:減少傾向も夏以降の活発な荷動きを予測

ロサンゼルス港の5月のコンテナ取扱

ポイント

5月の取扱量

ロサンゼルス港の5月のコンテナ取扱量は75万2893TEUで、前年同月比3.4%減少。

実入り輸出は23.8%増の12万5963TEUで、12カ月連続の増加。

実入り輸入は4.5%減の39万663TEU、空コンテナは11.9%減の23万6268TEU。

貨物量のトレンド

1~5月の累計取扱量は前年同期比18.1%増の390万

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ニューヨーク・ニュージャージー港

ニューヨーク・ニュージャージー港

NYNJ 港は、5 つのコンテナターミナル地区に 6 つのコンテナターミナルがあり、総面積 は約 550ha である。コンテナターミナルの位置は、4 つ(Port Newark、Maher Terminal、 APM Terminal、GCT Bayonne)がニュージャージー側、2 つ(GCT New York、Red Hook Container Terminal)がニューヨーク側にあります

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物流の未来図

物流の未来図

物流業界の現状と課題

物流業界の危機感

物流業界への関心が低下すると業界が廃れる。

物流が動いていることが当然と思われているため、問題が発生しない限り意識されない。

国内物流の課題は話題になるが、国際物流は注目されていない。

国際海上コンテナ物流の現状

パナマ運河の水不足や紅海情勢の悪化で、喜望峰経由に迂回する必要が生じている。

船腹供給量の不足、リードタイムの長期化、主要港湾の混雑

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スペース不足と通航リスクが招くLCL貨物の値上げ理由

スペース不足と通航リスクが招くLCL貨物の値上げ理由

NVOCC・海上混載各社の欧州向けLCL(混載)貨物に係る諸チャージが上昇しています。年初に導入された欧州向けエマージェンシー・ピークシーズン・サーチャージ(EPSS)は、レベニュートン(R/T)あたり30ドル増の最大110ドルに改定され、6月中旬から適用されます。

日本発欧州向けの直航輸出LCLのEPSSは、紅海の通航リスクにより喜望峰ルートに切り替えたことから、年初にR/Tあたり最大80ドル

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CMA CGM、2024年7月からの新しい運賃とピークシーズン追加料金を発表

CMA CGM、2024年7月からの新しい運賃とピークシーズン追加料金を発表

フランスの海運会社CMA CGMは、2024年7月1日から北ヨーロッパ、西地中海、東地中海、黒海、バルト地域からオーストラリアおよびニュージーランド向けのFreight All Kinds (FAK)料金を発表しました。以下はその料金です。

北ヨーロッパからオーストラリア:

20フィート: US$1,873

40フィート: US$3,746

20フィート冷蔵: US$3,255

40フィ

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急騰するコンテナ船運賃と逼迫するサプライチェーンの行方

急騰するコンテナ船運賃と逼迫するサプライチェーンの行方

コンテナ船市況の急騰

背景と現状

急騰の要因

4月からコンテナ荷動きが急増。

紅海情勢の悪化による迂回や港湾混雑で供給制限が深刻化。

運賃が週ごとに上昇中。

空コンテナ不足

アジアへの空コンテナの回送が遅れ、スペース確保が困難。

サプライチェーンに影響。

運賃上昇の詳細

迂回ルートの影響

紅海情勢悪化で喜望峰経由に変更。

船腹過剰が解消され、逆に不足状態に。

港湾混雑と需

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「止まらぬコンテナ運賃上昇:物流業界が直面する試練と対策」

「止まらぬコンテナ運賃上昇:物流業界が直面する試練と対策」

世界的なコンテナ運賃の上昇について

1. コンテナ運賃の急騰

5月31日付けで、上海発の欧州や米国向けコンテナ運賃が大幅に上昇。

欧州向け:3740ドル/TEU(前週比9.7%増)

米国西岸向け:6168ドル/FEU(前週比18.9%増)

主要コンテナ船社は、さらに運賃を引き上げたり、ピークシーズンサーチャージ(PSS)を導入。

2. 運賃上昇の背景

コンテナの需要が急増。

紅海情

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2024年4月の国際航空貨物輸送量の増加と市場動向

2024年4月の国際航空貨物輸送量の増加と市場動向

全体の輸送量と供給量の増加

2024年4月の国際貨物輸送量(CTK)は前年同月比11.6%増。

有効貨物トンキロ(ACTK)は10.2%増。

貨物ロードファクター(LF)は0.6ポイント増の50.1%。

経済状況と需要の関係

経済的不確実性が続く中、航空貨物需要は好調。

購買担当者景気指数(PMI)が成長を示し、貨物需要の好調継続が予測される。

4月の世界製造業生産高PMIは51.5

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シンガポール港 世界的な混雑と運賃上昇の波紋

シンガポール港 世界的な混雑と運賃上昇の波紋

シンガポールは世界で2番目に忙しいコンテナ港ですが、ここでの混雑が深刻なレベルに達しており、船とコンテナの不足を悪化させています。

主なポイント:

シンガポールでは、コンテナ船が最大7日間待機する必要があり、最大450,000 TEUの船が列を作っている。

世界的な港湾の混雑も悪化しており、200万TEUの船が停滞している。これは全艦隊の約7%に相当し、運賃の値上げをサポートしている。

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セイノーロジックス、冷凍・冷蔵サービスを大幅拡充:新たに北米西海岸向けを計画中

セイノーロジックス、冷凍・冷蔵サービスを大幅拡充:新たに北米西海岸向けを計画中

ポイント

セイノーロジックスのサービス拡充:

冷凍「ばりひえ混載」と冷蔵「ひんやり混載」の取扱量が前年の1.5倍に増加。

新しい配送先:

香港、台湾・基隆、シンガポールに加え、北米西海岸へのサービスを計画中。

ばりひえ混載の詳細:

主な取扱商品:肉類、魚介類、冷凍食品

配送地:香港とシンガポール

サービス頻度:隔週便

シンガポール向けで和牛などの高級食材が好調。

ひんやり混載の

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グローバル物流の試練:コンテナ船運賃の急上昇とその影響

グローバル物流の試練:コンテナ船運賃の急上昇とその影響

コンテナ船運賃の急騰

運賃の上昇幅

上海発ヨーロッパ向け:11.8%増の3409ドル/TEU

上海発地中海向け:7.4%増の4248ドル/TEU

上海発アメリカ西岸向け:3.3%増の5189ドル/FEU

上海発アメリカ東岸向け:7.6%増の6482ドル/FEU

上昇の原因

スエズ運河の迂回による需給逼迫

中国旧正月後の需要回復

港湾混雑と空コンテナの不足

他の地域への影響

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海上コンテナ運賃の急上昇とその未来需給バランスの行方

海上コンテナ運賃の急上昇とその未来需給バランスの行方

最近、船で荷物を運ぶのがとても高くなっています。特に、ヨーロッパやアメリカに荷物を送るのが大変なんです。

今、船が遠回りをしなければならないから、空っぽのコンテナがアジアに戻るのが遅くなっているんです。それに、港が混んでいて、荷物がうまく動かないんです。だから、みんな「コロナのときみたいだね」と言っています。でも、年の後半には新しい船ができるから、少し良くなるかもしれないんですね。

上海からヨ

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直接輸送が牽引する日本からアメリカへのコンテナ増加:最新データ解説

直接輸送が牽引する日本からアメリカへのコンテナ増加:最新データ解説

日本からアメリカへのコンテナ輸送のポイント

コンテナの増加

4月に日本からアメリカへ送られたコンテナは6万3171個で、前年同月比で17.7%増えました。

今年に入ってからは5万個台を維持していましたが、今回は大きく増加しました。

直接輸送の増加

日本から直接アメリカへ送られるコンテナも40%増えて、4万4342個になりました。

これは9か月連続で増え続けています。

他国経由の減少

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 「日本の貿易ニュース:車と半導体が牽引する輸出増加」

「日本の貿易ニュース:車と半導体が牽引する輸出増加」

4月の貿易のお話です。

日本が外国に売った物(輸出)は、去年の4月より8.3%増えて、約9兆円になりました。これは5ヶ月連続で増えています。特に車や半導体を作るための機械がたくさん売れました。

日本が外国から買った物(輸入)も8.3%増えて、約9.4兆円になりました。これは2ヶ月ぶりに増えました。4月の輸出と輸入の額はどちらも過去最高でした。全体としては、外国から買った物の方が売った物より多く

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