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こんにちは!船で荷物を運ぶ会社で働いている営業です。日々の物流の問題をAIを使って解決し、5歳児にもわかるブログを書いています。簡単に読めて役立つ情報が満載です!

最近の記事

越境EC対応強化!海上小口貨物の簡易通関制度、2024年10月スタート

海上小口貨物の簡易通関制度の概要 目的と背景 開始日: 2024年10月12日 目的: 越境eコマースの増加に対応し、海上小口貨物の輸入における簡易通関を導入。 背景: 海上輸送の小口貨物が増加し、新たな物流が生まれたため、事業者の利便性と業務効率性を向上させる。 利用条件 通販貨物に該当する海上貨物 少額貨物(課税価格1万円以下)の免税対象 消費税以外の内国消費税が課税されない貨物 他法令の証明・確認が不要な貨物 原産地虚偽表示がない貨物 事前情報が提

    • SHEKOU 食品輸送

      6つの書類が必要となります。 とくに原産地証明書は中国側の登録と大文字小文字、ピリオド有無等の小さな相違がある場合でも認められませんため、事前にコンサイニー様側への確認含め確認させていただいています。 申告が通らない場合、コンテナごとホールドとなりますご注意いただけますようお願いいたします。 1.Importer and exporter registration 2.Overseas production enterprise filing 3.Certificate

      • ロサンゼルス港の5月のコンテナ取扱量:減少傾向も夏以降の活発な荷動きを予測

        ロサンゼルス港の5月のコンテナ取扱 ポイント 5月の取扱量 ロサンゼルス港の5月のコンテナ取扱量は75万2893TEUで、前年同月比3.4%減少。 実入り輸出は23.8%増の12万5963TEUで、12カ月連続の増加。 実入り輸入は4.5%減の39万663TEU、空コンテナは11.9%減の23万6268TEU。 貨物量のトレンド 1~5月の累計取扱量は前年同期比18.1%増の390万3734TEU。 実入り輸出は40.1%増の66万3035TEU、実入り輸入は

        • ニューヨーク・ニュージャージー港

          NYNJ 港は、5 つのコンテナターミナル地区に 6 つのコンテナターミナルがあり、総面積 は約 550ha である。コンテナターミナルの位置は、4 つ(Port Newark、Maher Terminal、 APM Terminal、GCT Bayonne)がニュージャージー側、2 つ(GCT New York、Red Hook Container Terminal)がニューヨーク側にあります We only use Maher Terminal so not sure

        越境EC対応強化!海上小口貨物の簡易通関制度、2024年10月スタート

          物流の未来図

          物流業界の現状と課題 物流業界の危機感 物流業界への関心が低下すると業界が廃れる。 物流が動いていることが当然と思われているため、問題が発生しない限り意識されない。 国内物流の課題は話題になるが、国際物流は注目されていない。 国際海上コンテナ物流の現状 パナマ運河の水不足や紅海情勢の悪化で、喜望峰経由に迂回する必要が生じている。 船腹供給量の不足、リードタイムの長期化、主要港湾の混雑、在庫の積み増しなどで需給が逼迫。 スポット運賃が上昇し、コロナ禍の再来とも言

          物流の未来図

          スペース不足と通航リスクが招くLCL貨物の値上げ理由

          NVOCC・海上混載各社の欧州向けLCL(混載)貨物に係る諸チャージが上昇しています。年初に導入された欧州向けエマージェンシー・ピークシーズン・サーチャージ(EPSS)は、レベニュートン(R/T)あたり30ドル増の最大110ドルに改定され、6月中旬から適用されます。 日本発欧州向けの直航輸出LCLのEPSSは、紅海の通航リスクにより喜望峰ルートに切り替えたことから、年初にR/Tあたり最大80ドルで導入されました。これにより、リードタイムが増加し供給が制限され、アジア発欧州向

          スペース不足と通航リスクが招くLCL貨物の値上げ理由

          CMA CGM、2024年7月からの新しい運賃とピークシーズン追加料金を発表

          フランスの海運会社CMA CGMは、2024年7月1日から北ヨーロッパ、西地中海、東地中海、黒海、バルト地域からオーストラリアおよびニュージーランド向けのFreight All Kinds (FAK)料金を発表しました。以下はその料金です。 北ヨーロッパからオーストラリア: 20フィート: US$1,873 40フィート: US$3,746 20フィート冷蔵: US$3,255 40フィート冷蔵: US$4,950 北ヨーロッパからニュージーランド: 20フィー

          CMA CGM、2024年7月からの新しい運賃とピークシーズン追加料金を発表

          急騰するコンテナ船運賃と逼迫するサプライチェーンの行方

          コンテナ船市況の急騰 背景と現状 急騰の要因 4月からコンテナ荷動きが急増。 紅海情勢の悪化による迂回や港湾混雑で供給制限が深刻化。 運賃が週ごとに上昇中。 空コンテナ不足 アジアへの空コンテナの回送が遅れ、スペース確保が困難。 サプライチェーンに影響。 運賃上昇の詳細 迂回ルートの影響 紅海情勢悪化で喜望峰経由に変更。 船腹過剰が解消され、逆に不足状態に。 港湾混雑と需給逼迫 4月以降、港湾混雑が発生し、運賃上昇が加速。 スペース供給の減少によ

          急騰するコンテナ船運賃と逼迫するサプライチェーンの行方

          「止まらぬコンテナ運賃上昇:物流業界が直面する試練と対策」

          世界的なコンテナ運賃の上昇について 1. コンテナ運賃の急騰 5月31日付けで、上海発の欧州や米国向けコンテナ運賃が大幅に上昇。 欧州向け:3740ドル/TEU(前週比9.7%増) 米国西岸向け:6168ドル/FEU(前週比18.9%増) 主要コンテナ船社は、さらに運賃を引き上げたり、ピークシーズンサーチャージ(PSS)を導入。 2. 運賃上昇の背景 コンテナの需要が急増。 紅海情勢の悪化による航路の迂回が供給を制限。 2023年以降、運賃は最高値を更新し続

          「止まらぬコンテナ運賃上昇:物流業界が直面する試練と対策」

          2024年4月の国際航空貨物輸送量の増加と市場動向

          全体の輸送量と供給量の増加 2024年4月の国際貨物輸送量(CTK)は前年同月比11.6%増。 有効貨物トンキロ(ACTK)は10.2%増。 貨物ロードファクター(LF)は0.6ポイント増の50.1%。 経済状況と需要の関係 経済的不確実性が続く中、航空貨物需要は好調。 購買担当者景気指数(PMI)が成長を示し、貨物需要の好調継続が予測される。 4月の世界製造業生産高PMIは51.5、新規輸出受注PMIは50.5。 地域別の成長率 アジア太平洋と欧州の物量が

          2024年4月の国際航空貨物輸送量の増加と市場動向

          シンガポール港 世界的な混雑と運賃上昇の波紋

          シンガポールは世界で2番目に忙しいコンテナ港ですが、ここでの混雑が深刻なレベルに達しており、船とコンテナの不足を悪化させています。 主なポイント: シンガポールでは、コンテナ船が最大7日間待機する必要があり、最大450,000 TEUの船が列を作っている。 世界的な港湾の混雑も悪化しており、200万TEUの船が停滞している。これは全艦隊の約7%に相当し、運賃の値上げをサポートしている。 シンガポールの混雑の原因は、紅海危機による航路変更や、マレーシアのポートクランを避

          シンガポール港 世界的な混雑と運賃上昇の波紋

          セイノーロジックス、冷凍・冷蔵サービスを大幅拡充:新たに北米西海岸向けを計画中

          ポイント セイノーロジックスのサービス拡充: 冷凍「ばりひえ混載」と冷蔵「ひんやり混載」の取扱量が前年の1.5倍に増加。 新しい配送先: 香港、台湾・基隆、シンガポールに加え、北米西海岸へのサービスを計画中。 ばりひえ混載の詳細: 主な取扱商品:肉類、魚介類、冷凍食品 配送地:香港とシンガポール サービス頻度:隔週便 シンガポール向けで和牛などの高級食材が好調。 ひんやり混載の詳細: 主な取扱商品:酒類、調味料、加工食品 配送地:香港、基隆、シンガポー

          セイノーロジックス、冷凍・冷蔵サービスを大幅拡充:新たに北米西海岸向けを計画中

          グローバル物流の試練:コンテナ船運賃の急上昇とその影響

          コンテナ船運賃の急騰 運賃の上昇幅 上海発ヨーロッパ向け:11.8%増の3409ドル/TEU 上海発地中海向け:7.4%増の4248ドル/TEU 上海発アメリカ西岸向け:3.3%増の5189ドル/FEU 上海発アメリカ東岸向け:7.6%増の6482ドル/FEU 上昇の原因 スエズ運河の迂回による需給逼迫 中国旧正月後の需要回復 港湾混雑と空コンテナの不足 他の地域への影響 アフリカ、中南米、東南アジア向けの運賃も上昇 具体的な例 ドゥルーリーの運賃指

          グローバル物流の試練:コンテナ船運賃の急上昇とその影響

          海上コンテナ運賃の急上昇とその未来需給バランスの行方

          最近、船で荷物を運ぶのがとても高くなっています。特に、ヨーロッパやアメリカに荷物を送るのが大変なんです。 今、船が遠回りをしなければならないから、空っぽのコンテナがアジアに戻るのが遅くなっているんです。それに、港が混んでいて、荷物がうまく動かないんです。だから、みんな「コロナのときみたいだね」と言っています。でも、年の後半には新しい船ができるから、少し良くなるかもしれないんですね。 上海からヨーロッパに荷物を送るのに、コンテナ1つあたり約3050ドル、アメリカに送るのに約

          海上コンテナ運賃の急上昇とその未来需給バランスの行方

          直接輸送が牽引する日本からアメリカへのコンテナ増加:最新データ解説

          日本からアメリカへのコンテナ輸送のポイント コンテナの増加 4月に日本からアメリカへ送られたコンテナは6万3171個で、前年同月比で17.7%増えました。 今年に入ってからは5万個台を維持していましたが、今回は大きく増加しました。 直接輸送の増加 日本から直接アメリカへ送られるコンテナも40%増えて、4万4342個になりました。 これは9か月連続で増え続けています。 他国経由の減少 他の国を経由して送られるコンテナは減少しています。 例えば、韓国を経由するコ

          直接輸送が牽引する日本からアメリカへのコンテナ増加:最新データ解説

          「日本の貿易ニュース:車と半導体が牽引する輸出増加」

          4月の貿易のお話です。 日本が外国に売った物(輸出)は、去年の4月より8.3%増えて、約9兆円になりました。これは5ヶ月連続で増えています。特に車や半導体を作るための機械がたくさん売れました。 日本が外国から買った物(輸入)も8.3%増えて、約9.4兆円になりました。これは2ヶ月ぶりに増えました。4月の輸出と輸入の額はどちらも過去最高でした。全体としては、外国から買った物の方が売った物より多く、約4600億円分の赤字になりました。 品物ごとに見ると、輸出では車が17.8

          「日本の貿易ニュース:車と半導体が牽引する輸出増加」