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毎朝、起きるのが楽しい「ひとり暮らし」

"楽しい!!"と思って目覚める。

それって最高に幸せなことだと思いませんか?


こんな素晴らしい考えを持つ71歳の女性、ソネジュンコさん(以下ソネ先生)。

ソネ先生は自身のコンセプト「身体は何歳からも変えられる!」を実践し、整体の知識を基に、ストレッチやエクササイズを指導しています。

今回は、リアルな体験を皆様と共有したいと思い、ソネ先生に会いに行ってきました!

ソネ先生による体の歪みや姿勢のチェックを受け、最終的には女性らしい立ち姿を教わりました。

その上、お土産に手作り生七味までいただき、ソネ先生の魅力にすっかりと惹かれて帰途につきました。


ソネエクササイズ1

まず、ソネ先生にお会いして驚かされたのは、その若々しい声です。

声帯も老化することはご存知でしょうか?

20歳と70歳の筋肉量を比べると、男女ともに30%程度低下していることがわかっています。

年を取ると身体の筋肉が衰えるのと同様に、声帯の筋肉も衰えるのです。

しかし、ソネ先生は年齢を感じさせないような伸びやかな声を出しておられ、声帯も鍛えることができるということに驚きました。

次の驚きは、ソネ先生の美しい姿勢です。

ソネ先生がポーズをとられると、まるでイブニングドレスを身にまとっておられるように見えるのです。

私も必死にポーズをしてみましたが、写真のごとくヨガウェアはヨガウェアです。


ソネエクササイズ2

こんな素敵な女性に出会える機会は滅多にありません!

そこで、昨年の12月にダイヤモンド社から出版されたソネ先生の新刊“毎朝、起きるのが楽しい「ひとり暮らし」” をご紹介させていただきます。


毎朝、起きるのが楽しい「ひとり暮らし」

ソネ先生は裕福な家庭に生まれ、大学を卒業して間もなく結婚し、三人の子どもに恵まれました。

しかし、性格の不一致から離婚し、実家に戻るも父親の会社が倒産。

そこから裸一貫で整体院で働きながら、人生を再スタートさせました。

さらに61歳のときには末期寸前のがんを患い、闘病生活を送るなど、浮き沈みの激しい人生を経験しました。

まさに波乱万丈の人生です。

しかし今では、過去にとらわれず、小さなことも気にせず、等身大の自分で楽しい日々を送られています。

そのエッセンスが序章と第8章に凝縮されたこの本には、ソネ先生の生きる力が溢れています。

序章

離婚、倒産、闘病・・・でも今、笑って生きています

第1章 人間関係

我慢しない・・・ワガママなくらいがちょうどいい

第2章 食事

簡単にパパッとつくっておいしく食べる・・・しょうゆ麹、コンソメ麹、ぬか漬け、発酵ドリンク

第3章 睡眠

疲れを翌日に持ち越さないようにしています

第4章 健康

無理せず、頑張らず、体を鍛えています

第5章 メンタル

思い出を大切にしても過去には執着しません

第6章 ファッション

既製服もアレンジしてオシャレに着こなします

第7章 インテリア

DIYって、やってみると意外と楽しいんです

第8章 パソコン

動画編集も自分でやってしまいます

将来に対する漠然とした不安、お金や病気、人間関係の悩みを抱えている方は多いでしょう。
これらの悩みや不安は、年齢を問わず誰にでも襲い掛かってきます。

特に年を重ねるごとに、自分の衰えを感じるようになると、その不安はますます増していくかもしれません。

そんな悩みや不安を一掃し、人生の楽しさを再発見させてくれるのがこの一冊です。


ソネ先生の言葉は、困難を乗り越えたからこそ語れる深い洞察と温かさに満ちています。
この本を通じて、毎日が楽しくなる「ひとり暮らし」の魅力と、年齢に関係なく人生を楽しむ秘訣をぜひ感じてみてください。

特に私が、すごい!!と思った個所を抜き出してみます。

「私は年金を受給しています。その金額は月5万円。
普通に考えて、不安になりそうな金額ですよね。
でも実は私、ちっとも不安を感じていないのです。

きっと自分はなんとかなるだろうと思っているからです。
なんともならなかったら、なんとかするしかありません(笑)

私はまわりの人たちに「死ぬ1週間前まで仕事をする」と宣言しています。
そう考えると怖いものなんてなくなります。
ここまで腹をくくることができたのも、裕福な暮らしという天国から、ほぼ無一文になる地獄の経験をしてきたおかげでしょう。

いいことばかりではなく、つらいこと苦しいこともたくさんありましたが、それが今の私のメンタルをつくってくれたのだと感謝しています。」

「死ぬ1週間前まで仕事する!」という言葉には、驚きと感銘を受ける方も多いでしょう。

しかし、この心構えこそが、これからの高齢化社会で求められる生き方ではないでしょうか!!

高齢化が進む現代社会において、老後の生活はますます重要なテーマとなっています。

退職後、どのように過ごすかは一人ひとりの選択に委ねられていますが、ただのんびりと過ごすだけでなく、何らかの生産活動を続けることが、多くの意味で大切だと私は思います。

仕事でなくても構いません。
地域のための活動やボランティア、趣味を通じた創作活動など、自分が関わることで社会や他者に貢献できることがたくさんあります。

これらの活動は、自己実現や社会参加の一環として、私たちに生きがいを与えてくれるのです。

そして、高齢者が生産活動を続けることには、多くの メリットがあります。

まず、心身の健康維持に寄与します。体を動かし、頭を使うことで、健康的な生活を維持することができます。

また、社会とつながり続けることで孤独を感じることも減り、メンタルヘルスの向上にもつながります。

さらに、長年の経験や知識を若い世代に伝えることができるのも、大きな価値です。
地域社会や職場での 貢献は、次世代を育成し、持続可能な社会を築くうえで欠かせない要素となります。

このように、生産活動を通じて自分自身の価値を見出し、社会に貢献することで、充実した人生を送ることができます。
高齢化が進む中で、死ぬ直前まで生産活動を続けることは、単なる自己満足ではなく、社会全体にとっても重要な意義を持つのです。

皆様もぜひ、自分がどのように社会に貢献できるかを考え、生産活動を続ける心構えを持ってみてはいかがでしょうか。

それはきっと、人生をより豊かに、そして輝かしいものにするでしょう。

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