記事一覧
ミーゼス・ワイヤー:政府は決して自発的に権力を手放さない(Governments Never Give Up Power Voluntarily)(2024.3.01)
a 今日のミーゼス・ワイヤーは、ルートヴィヒ・フォン・ミーゼスの『政府は決して自発的に権力を手放さない(Governments Never Give Up Power Voluntarily)』をお送りしたい。本稿は、ミーゼスの著作である『自由主義(Liberalism)』からの抜粋である。
b 英語版は以下を参照されたい。
c ミーゼスの『自由主義(Liberalism)』は、1927年に原
ミーゼス・ワイヤー:長期化するウクライナ戦争にはデメリットしかない(There Are Only Downsides to Prolonging the War in Ukraine)(2024.6.12)
a 今回のミーゼス・ワイヤーは、ミーゼス研究所のコナー・オキーフ(Connor O'Keeffe)が執筆した、「長期化するウクライナ戦争にはデメリットしかない(There Are Only Downsides to Prolonging the War in Ukraine)」をお送りしたい。
b 先日、ミーゼス・ワイヤーでイスラエル=ガザ戦争にまつわる記事を取り上げたが、ウクライナ戦争(202
フランティシェク・チュヘル(フランツ・キュヘル):オーストリア学派経済学者列伝第二
さて、また、唐突ではあるが、ここに一枚の図面がある。
今回のオーストリア学派経済学者列伝は、この機械を設計した人物について取り上げる。
その名は、フランティシェク・チュヘルという。
フランティシェク・チュヘル(フランツ・キュヘル)
(František Čuhel,Franz Cuhel,1862〜1914)
オーストリア=ハンガリー帝国の経済学者。
フランティシェクは、オーストリア帝国
オーストリア学派経済学者列伝第三を誰にするか迷う。(列伝第二を誰にするかは決まっています)
へレーネ・リーザー=ベルガー:オーストリア学派経済学者列伝第一
唐突だが、ここに一枚の絵がある。
この絵はグスタフ・クリムトの最晩年(1918年)の作品と言われる「リーゼル嬢の肖像(Bildnis Fräulein Lieser)」である。実はこの絵は100年近く行方不明だったものなのだが、突如、2024年1月に、この絵が競売にかけられること、そして2024年4月25日、この絵が競売にかけられて3000万ドル(約50億円)で落札されたというニュースが飛び込ん
ミーゼス・ワイヤー:反ユダヤ主義啓蒙法にご用心(Beware of the Anti-Semitism Awareness Act)(2024.5.14)
a 今回のミーゼス・ワイヤーは、ミーゼス研究所の創設者兼会長であるリュウェリン・H・ロックウェル(Llewellyn H. Rockwell Jr.)が執筆した、「反ユダヤ主義啓蒙法にご用心(Beware of the Anti-Semitism Awareness Act)」をお送りしたい。
b 記事を読む前にざっと解説したいと思う。イスラエルに対するハマスからの奇襲によって開始された戦争(イ
ロスバード:貨幣と個人(Money and the Individual)
今週はミーゼス・ワイヤーはお休みして、ミーゼスの弟子であるマレー・N・ロスバードが、ミーゼスの「貨幣及び流通手段の理論(The Theory of Money and Credit )に寄せた序文を紹介したい。
ミーゼス研究所の創設者兼会長である、リュウェリン・ロックウェルのサイトから翻訳転載した。原文はこちらを参照されたい。
https://archive.lewrockwell.com/r
ミーゼス・ワイヤー:中央銀行の利下げは間違っている(2024.4.27)
a 今週のミーゼス・ワイヤーは、ダニエル・ラカール(Daniel Lacalle)教授の「中央銀行の利下げは間違っている (Central Banks Are Wrong about Rate Cuts)」をお送りする。
記事は以下を参照されたい。
b わたしがこの記事を翻訳した日(2024年4月29日)、円相場が34年ぶりに一時160円台をつける事態となった。利上げをしなければならないにもか
ミーゼス・ワイヤー:見落とされているカール・メンガーの進化の重要な洞察(2024.4.09)
訳者によるまえがきと解説
a 今週はミーゼス・ワイヤー、2024年4月9日のホルヘ・ベサダによる「見落とされているカール・メンガーの進化の重要な洞察(Carl Menger's Overlooked Vital Evolutionary Insights」である。
原文は、以下を参照されたい。
b カール・メンガーは、言わずと知れたオーストリア学派の祖であるが、『ミーゼス回顧録』や『オースト
ミーゼス・ワイヤー:なぜ、米国債が持続不可能で中産階級を破壊するのか(2024.4.20)
訳者まえがき
今週から、毎週日曜日にルートヴィヒ・フォン・ミーゼス研究所のミーゼス・ワイヤーから、一つ記事を選んで、翻訳してお届けしたいと思う。本日は、2024年4月20日のダニエル・ラカール(Daniel Lacalle)教授の「なぜ、米国債が持続不可能で中産階級を破壊するのか(Why the US Debt Is Unsustainable and Is Destroying the Mid