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コロナ療養記~京都のホテル療養の実際(後編)~

ということで後編ですが、何せホテルが暗いんです💧多分通常の心理状態ならばシックな演出になるのかも知れませんが、状況が状況なだけに暗く感じる💦こんな感じです👇

各部屋にあてがわれたハザードボックス(ゴミ箱)、前編で積み上げられていたのはコレだろうか?しかし、廊下が暗い😨何とかならないものか?
エレベーター前の共用部には、食事配膳場所がある。また、外部からの差し入れや薬の補給などのやり取りは、この棚の自分用の篭を使ってやり取りする。
既に8波目だが、未だに手作り感が漂う😅嫌いではない。時間が来れば放送があり、ここに各自が弁当を取りに来るシステム。足の悪い方がエレベーター前の部屋から出て来られたので、そのような配慮はしっかりとされているのがわかる。入所前オペレーションが健全に機能している証拠だ。
水は取り放題だが、ジュースや味噌汁などの配給は個数制限がある。弁当も各食一人一個だ💦
流石に本来はJR系の高級ホテル✨洗練された美しさがある。モデレートツインを一人で使用。マットレスがやや硬めで、私には調度良かった🎵壁は厚く、隣の部屋の音も全く聞こえない。
大画面のテレビも付いているが、有料チャンネルなどのサービスはなかった😢
バスがセパレートなのは嬉しい🎵ビジネスホテルではないので、広い浴槽がありがたい🎵
療養期間中はアメニティセットの補充はない💦2日目以降の分は持参しよう。
室内のバーカウンターも普段と趣が違うのだろう?しっくり来ない感じだ💦
部屋担当の看護師さんとは、貸与されたコレでやり取りする。LINE を使うことが多い。
コロナ陽性で隔離中不安な中、LINEコミュニケーションで絵文字を使うと、相手に柔らかい印象(安心感)を与える😉このメッセージはとても良い例だ✨
窓からは京都駅が見える。交通量は多いが、外界の音は一切聞こえない。
遠方の東山の紅葉🍁が気分を紛らわしてくれる👌最上階ではないが、かなり高層階で良かった🎵
コロナ療養ホテルの前を多くの観光バスと観光客が過ぎて行く…コロナ対策と経済対策を両立させることは難しい💦
ホテル療養に備えて持参した嗜好品等、酒🍺煙草🚬は禁止されている。ちなみにこれで3泊4日分。足りないかな?と思っていたが、意外に十分足りた。
入室して直ぐに、バイタル測定と同意書の記載を求められる。担当看護師さんから、「入所のしおり(タイトル画面)も、お時間のある時に読んでくださいね🎵」とのことだ。バイタル測定も、朝9時と昼13時に定期的に実施(セルフ)して、この用紙に記載、LINEで撮影画面を看護師さんに送信する。ちなみに内服薬は持参薬に限られ、入所時に確認される。
ホテル療養初日の夕飯🌃🍴
(第1食目)出して頂けるだけありがたいと思うしかないが、正直不味い😖他のnoterさんの記事も読んだが、ここのホテル療養の食事が、ブッチギリで不味いとビジュアルからも確信できる!ホテル療養不味い食事選手権なら、全日本優勝🏆間違いなしだ✨ちなみに、この魚は強く火を通しても独特な滑り気(脂)が残っているので、キャットフィッシュ(鯰)だろうか?銀鱈だと言われてもわからない程味付けは良い。ただし、クレープの下の和え物が見せられない位にお粗末だった😭
療養二日目の朝食だが、配食は前日夕飯時💦私は夕飯時にこちらの朝食も摂取😆仕方ない全然足りないんだからね💦写真以上に実際はスカスカだ❗何より一晩冷蔵庫に寝かせたカチカチ弁当を、レンジなしで取り出して朝食だと言う?菓子パンの方が適切な提供ではないか?看護師国家試験ならどちらを正解とするだろう?
二日目の昼食。ボリューム、味共にマシになっているが…以降も代わり映えしないメニューが続く…💧基本お菓子?と魚が中心だ💦

診察もあるようだが、医師が部屋に来る事はない💧貸与されたiPhoneが鳴って、看護師が医師の指示を伝えるだけのようだ…💧

私の場合、「今日の夕から熱の具合を見ますので、総合感冒薬は飲まないでください。咳止め、痰の薬は継続で飲んでください」、みたいな😅

まあ、そんなこんなで三泊四日だ。療養中したことは、「読書📖、note、咳、眺望を楽しんで、再び読書から」の繰り返し。二度程、定期測定で微熱が出たかな?とりあえず咳と倦怠感が酷い😷

退所日の前夜には、たくさんの指示が来る。今までのLINEメッセージの消去や、退所時の清掃もセルフで行う。高齢者や障碍者には何か対処があるのだろうか?
テレビ等で「療養中はタオルが足りない」と言うことを聞いていたが、実際はタオル類はツイン分用意されていたので、持参分を使うことはなかった。むしろ洗剤を持参しての手洗いが良いだろう。干し物が部屋の乾燥対策にもなる。加湿器の設置がないので、これは切実だ💦(部屋の乾燥が咳を増悪させる)。他にルームウェアの持参の説明が無いことや、飲料用のカップが無いと聞いてあったことなど、入所前の電話説明やホームページとの相違がある!迷ったら何でも持参した方がいい!フォローセンターの電話で聞いても、担当者はよくわかっていない!備品の事は、ホテルに電話してホテルのスタッフに直接聞こう✨(私はそうして準備した)。

ちなみに、退所日に療養環境満足度等のアンケートを取らないのは、何故なのだろう?改善させる気がないのかな?改善点が沢山あったんだけどな…残念。

とりあえずここで言わせていただくと、入所後のオペレーションが(仕方ない面は十分あるが)、危機管理に重点を置き過ぎている。改善点として、

①療養施設共用部の照明💡
②室内の乾燥対策
③朝のカチカチ弁当の改善

この三点は、このホテル療養施設の喫緊の課題だ!

帰りのエントランスでこんなコーナーを発見!素晴らしいとは思うが、苦情の受け付けとその後の対策の紹介も同じようにして欲しい!
国籍や年齢の幅も広く感謝の言葉が並ぶ✨だが、トップゾーンの感想だけでなく、ボトムゾーンの厳しい意見も聞くべきだろう?もう8波目だからね💦聞くゆとりはあるはずだ!

最後に…
私は看護師として、長く公立病院のホスピタリティーに関する部門の担当をしていたので、つい厳しいことも言いましたが、清潔で静か、高級感のある室内で療養させて頂いて本当に助かりました。また、どの看護師さんも、手の込んだかわいいLINEメールでやり取りをされて、どれだけ癒されたかわかりません。本当にありがとうございました。

吉津単


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