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「世界に向かって叫べなかったことを、わたしたちはここに埋める」

1940年11月、ワルシャワ ―

約45万人のユダヤ人がゲットーに閉じ込められる。歴史家リンゲルブルム率いる一団が抵抗するために立ち上がった。ペンと紙でナチの嘘やプロパガンダを打ち倒そうと誓う。教師、社会福祉士、作家、学生らが、ゲットー内の飢え、 略奪、暴行を見たままに記した。やがて、トレブリンカのガス室に向けてユダヤ人の輸送が始まり、ゲットーに火が放たれるなかで、どうか未来の世代に届いてほしいとの願いを込めて6万ページもの文書を地中に埋めたのだった。

ゲットー内でリアルタイムで書き綴られた命の記録は、戦後瓦礫と化したワルシャワの街から奇跡的に発見されました。

「リンゲルブルム・アーカイブ」と呼ばれるホロコースト史の最大規模の一次資料をテーマに朗読と講演を開催します。

真実を残そうと闘った人々の言葉を通して、歴史からのメッセージを学び考えてみませんか。

■日 時│2022年5月3日(火・祝)16:00 - 18:00
■会 場│オンラインライブ配信
■内 容│
 1. オープニング 朗読 - 脚本 いずみ凜  演出 大谷賢治郎
 2. 開会の言葉
 3. 講演  - 成蹊大学 宮崎悠教授
 4. ディスカッション

出演 朗読

ゲスト講師

成蹊大学教授 宮崎悠

■参加費│無料
■対 象│学生、教員、興味のある方はどなたでも
■申 込│ https://kokoro20220503.peatix.com/
■主 催│NPO法人ホロコースト教育資料センター(Kokoro)

参加申込は下記で受け付けています