NPO法人ホロコースト教育資料センター(Kokoro)
はじめまして。先日Kokoroインターン4期生としての6ヶ月間の活動を終えた、ときです。私は大学生活最後の春休みに、ポーランド国立アウシュビッツ・ビルケナウ博物館を訪れました。幸運にも、1997年から唯一の日本語での公認ガイドをしている中谷剛さんに案内していただくことができました。2023年2月24日のインターン4期生企画イベント第1弾「オンラインれきしトーク〜18〜25歳集まれ!一緒に歴史について考えよう〜」でもお話しする機会をいただきましたが、noteでもその時考えたこと
はじめまして。スタッフのMakiです。 Social Gallery KYEUM主催『カフェ・コーヒー・コリア Beyond the Border 名古屋展』では、1月21日~29日にかけて展示や全5回にわたるTalk&Workshopが行われていました。その中でKokoroは「『わたし』の問いを見つける~日韓とその先へ」というワークショップを行いました。 この日わたしは一参加者としてワークショップに参加したので、ワークショップの様子や参加者としての感想をお伝えしていきたい
こんにちはインターン4期生のはやちゃんです。現在大学3年生で文学を専攻していて、文学に限らず、日本研究や歴史にも興味を持っています。最近楽しかったことは、スキーをしたことです😄 今回は、10月22日にオンラインで行われた「”問いづくり”ワークショップ」について感想を共有したいと思います。 問いの焦点はこちらでした。 みなさんは、この図を見てどんな問いが思い浮かびますか? ひとつでも考えてみてください。 実際に挙げられた問いにはこんなものがありました⇩ なぜ、憎悪の
自己紹介 はじめまして!2022年9月からインターンをさせていただいているAnneです。 大学では応用言語学のゼミに所属し、主に外国語教育の勉強をしています。 今回noteを書くのが初めてで緊張しているのですが、最後まで読んでいただけると幸いです。 問いづくりとは Kokoroで2~3年行っている問いづくりというワークショップがあります。 そこでは主に以下の4つを行います。 ①問いをつくる ②問いを分類する ③問いを変換する ④問いを選ぶ 初めて聞いたときは一体何
一人ひとりの発想を尊重し、民主的な学習の場をつくる「問いづくり」を取り入れた人権・平和ワークショップを体験してみませんか。教える側からの「発問」ではなく、学習者が「質問」を作りだすことで主体的な学びに繋げます。 教材は毎回、第二次世界大戦時のホロコースト史から写真や映像、引用、図などご用意して実施しています。事前の知識はいっさい必要ありません。 2022年最後のオンラインイベントです。お申込みを心よりお待ちしています。 ホロコーストとは 第二次世界大戦時にナチ・ドイツ
NPO法人ホロコースト教育資料センター(Kokoro)は、一人ひとりが自分らしく生き、お互いを尊重する寛容な社会をつくることを目指して、ホロコースト史を教材とした人権・平和教育に取り組んでいます。この度、Kokoroの教育活動に裏方の事務局スタッフとして携わっていただける方を下記のとおり募集します。興味のある方はぜひご応募ください。 【応募期間】7/18(月)~30(土) 【勤務期間】2022年8月~2023年7月、1年間の予定です 【対 象】20歳以上 【職務内容】イ
ポーランドの国立アウシュヴィッツ博物館は、ホロコーストの虐殺の現場であり、追悼と教育の場として毎年世界各地から見学者を迎えています。この場所に立つと、憎しみや偏見、暴力を生み出したものは何だったのか、なぜ今も終わることがないのか、多くの問いが与えられます。 この夏、同博物館より日本のための特別オンラインプログラムを提供していただけることになりました。 アウシュヴィッツでの虐殺の実態だけでなく、虐殺に至ったプロセスや第二次世界大戦の悲劇がヨーロッパや世界、そして今日の私たち
こんにちは!kokoroインターン3期生のチカです。2022年6月8日(水)にドイツ文化会館ホールで行われた「さよなら、ベルリン またはファビアンの選択について」の試写会とオンライントークイベントに参加させていただきましたので、さっそく様子をお伝えしていこうと思います。 本作は、「飛ぶ教室」などの児童文学の大家として知られるエーリヒ・ケストナーが、唯一大人向け長編小説として書いた「ファビアン あるモラリストの物語」を原作に、ドミニク・グラフ監督が手がけた作品だそうです。『あ
この度、第20期NPO総会の特別企画として、ベルリンのザクセンハウゼン強制収容所記念館ガイドの中村美耶さんと、新刊『未完の敗戦』ご著者で戦史・紛争史家の山崎雅弘さんのトークセッションを開催しました。 ご参加いただきました皆様、ありがとうございました! アンケートにたくさんの感想をお寄せいただきましたので、ご紹介します。 第一部からご出席いただいたとのこと、ありがとうございました。対象は限定せず、どなたでもご参加いただける会でしたが、「総会」というと少し敷居が高いイメージ
第二次世界大戦時のホロコースト史を教材にしたワークショップを体験してみませんか。 NPO法人ホロコースト教育資料センター(Kokoro)では、全国の学校や大学、自治体、地域グループなどからご依頼をいただき、これまで1,200回を超える授業やワークショップを実施してきました。 ホロコーストとは、第二次世界大戦時にナチ・ドイツおよびその占領下のヨーロッパで起きた迫害・虐殺。約600万人のユダヤ人が殺されました。ほかにも障害者、同性愛者、ロマなどの人々も犠牲となりました。この歴
"なぜ人間はおたがいに仲よく暮らせないのだろう。なんのためにこれだけの破壊がつづけられるのだろう" 78年前に隠れ家でアンネ・フランクが日記に書いたこの問いは、今も私たちの心に突き刺さります。 第二次世界大戦のとき、息苦しい閉ざされた空間のなかでアンネは、大人たちの不平不満に苛立ち、時に窓から空を見上げ、声を殺して涙し、爆音に怯え、そして恋をしていました。 作家になることを夢みてアンネが日記を書き始めて80年目の今年、アンネの言葉に「わたし」たちはどう応えることができる
ちょうど80年前、19歳のダヴィト・グラーベルは迫りくる死を感じながら遺書を書きました。 「世界に向かって叫べなかったことを、わたしたちはここに埋める」 そして、ワルシャワ・ゲットーの中で人々が書き残した日記や絵、詩をミルク缶に詰めて地中に埋めました。未来の世代に届いてほしいと願いを込めて。 戦後、瓦礫と化したワルシャワの街から、奇跡的に掘り起こされたミルク缶やブリキ缶の中から、30,000点にも及ぶ資料が発見されました。これは、ゲットー内で秘密裏に記録活動を行った歴史
1940年11月、ワルシャワ ― 約45万人のユダヤ人がゲットーに閉じ込められる。歴史家リンゲルブルム率いる一団が抵抗するために立ち上がった。ペンと紙でナチの嘘やプロパガンダを打ち倒そうと誓う。教師、社会福祉士、作家、学生らが、ゲットー内の飢え、 略奪、暴行を見たままに記した。やがて、トレブリンカのガス室に向けてユダヤ人の輸送が始まり、ゲットーに火が放たれるなかで、どうか未来の世代に届いてほしいとの願いを込めて6万ページもの文書を地中に埋めたのだった。 ゲットー内でリア
NPO法人ホロコースト教育資料センター(Kokoro)は、一人ひとりが自分らしく生き、お互いを尊重する寛容な社会をつくることを目指して、ホロコースト史を教材とした人権・平和教育に取り組んでいます。 Kokoroの教育活動を体験してみたいという学生インターン第3期生を募集します。下記のとおり、説明会を開催しますので、興味のある方はぜひお申込みください。 ▼こんな方におすすめです ☑ ホロコーストや第二次世界大戦の歴史に興味がある ☑ ホロコーストや第二次世界大戦の歴史はぜん
映画「北のともしび ーノイエンガンメ 強制収容所とブレンフーザー・ダムの子どもたちー」の東志津(あずま しづ)監督より完成試写会のご案内をいただきました。 ナチスによる人体実験で犠牲となった20人のユダヤ人の子どもたちと、彼らの悲劇を忘れまいと活動するドイツ、ヨーロッパの人々の姿を描いた作品で、監修は東京大学の石田勇治先生です。 4月2日(土)に赤坂のゲーテ・インスティトゥート東京で作品を一緒に観ませんか。参加をご希望の方はぜひ下記の方法でお申込みください。 予告編はこ
3月7日に実施した北海道教育大学の公開講座の内容がシノドスに掲載されました。 北海道教育大学の宮崎悠先生が詳しい注釈をつけて、文章にまとめてくださっていますので、ぜひお読みください。お近くで興味のある方とも共有していただき、カロルさんの働きや現地の状況への理解が少しでも広がればと思います。 インタビューをした大学生たち カロルさんの「平和ラボ」や地域団体でクラクフに開設された避難民のためのシェルター ©Salam Lab