- 運営しているクリエイター
#撮影
明暗差の激しい舞台で試行錯誤しながらダンサーを撮影した話
舞台照明家兼フォトグラファーとしては、いつかステージ写真を撮ってみたいと思っている。
ステージ写真は、その名の通り舞台作品を撮影するものである。舞台では出演者が動き回り、照明も光源の位置や明るさが変化し、激しく点滅することもある。撮影された写真は宣伝などに使われるため、常に変化し続ける中で出演者をきれいに尚且つ作品の雰囲気がわかるように撮影しないといけない、難易度の高い撮影である。
あるとき、
「いい写真」とはなんだろう? ~人を撮るむずかしさとたのしさ~
郵便ポスト、電話ボックス、人がいない道、のみもの……。写真を撮りはじめてから、動かないものばっかり撮っていました。そんな時期を経て、だんだん人を撮ることに挑戦しはじめました。
でも人を撮るのはむずかしい。
そもそも写真を撮られたくない人が多い。多くの人は写真を撮られるのが好きじゃないし、カメラを向けられると恥ずかしい。だからカメラを構えることさえままならなかった。
なかなか近くに寄れない。か