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  • カメラの話

    カメラにまつわること。写真にまつわること。

  • カブの話

    スーパーカブについて、感じたことなどを徒然と書いています。

  • 偏愛モノ

    わたしが気に入っているもの、こだわりの一品、買ってよかったものなどを一つづつ紹介しています。

  • 仕事の話

    舞台照明のことや舞台業界全体のこと、フリーランスについて思いつくままに書いています。

最近の記事

早く動く被写体を撮りたくて、時速500キロのリニアモーターカーを撮影した話②

以前、都留市のリニア見学センターで時速500キロのリニアモーターカーを撮影に挑戦してみたのだけど、悪戦苦闘した挙げ句に全然良い写真が撮れなかったので、改めて撮影に挑んできた。 前回の撮影の話は、記事に書いているのでよかったらこの記事を読む前に読んでみてほしい。 前回撮影したときはあまりレンズについては考えておらず、手持ちの20-40mmで撮影した。場所によっては広角レンズのほうがいい場合もあるけど、今回のような建物の中から撮影する場合は、よけいなものが映りすぎるし、車体も

    • 早く動く被写体を撮りたくて、時速500キロのリニアモーターカーを撮影した話①

      カメラの上達のためにいろいろと被写体を探しては試行錯誤しながら撮影しているのだけど、やはり被写体は圧倒的に風景や植物などの静止したものが多い。 シャッタースピードの設定を覚えるために、早い速度で動いているものを撮ってみようと考えた結果、山梨県都留市にあるリニア見学センターに行くことにした。ここは、山梨リニア実験線での走行試験の様子を見学できる。 建物の中から、間近に速い速度で動く乗り物を撮影できる絶好の場所である。 ということで、スーパーカブにカメラを積んでリニア実験線セ

      • 明暗差の激しい舞台で試行錯誤しながらダンサーを撮影した話

        舞台照明家兼フォトグラファーとしては、いつかステージ写真を撮ってみたいと思っている。 ステージ写真は、その名の通り舞台作品を撮影するものである。舞台では出演者が動き回り、照明も光源の位置や明るさが変化し、激しく点滅することもある。撮影された写真は宣伝などに使われるため、常に変化し続ける中で出演者をきれいに尚且つ作品の雰囲気がわかるように撮影しないといけない、難易度の高い撮影である。 あるとき、知り合いの舞台照明家たちが集まって舞台照明の実験会をやるという話を聞いた。これは

        • 雨宿りした公園で見つけた風景をマクロレンズと望遠レンズで撮ってみた話

          今まで使っているレンズでは物足りなくなってきたところに、ちょうど知り合いから望遠レンズとマクロレンズを借りることができた。どちらもSONYのレンズである。 SONYのレンズはどれも高価なためなかなか手が出ないでいたのだが、こんなに早く使うチャンスが巡ってくるとは思ってもいなかった。レンズを持ってさっそく愛車のスーパーカブで走りに行くことにした。 ところが、のどかな景色が堪能できる公園に立ち寄ったところで、突然の大雨で動けなくなってしまった。 お天気アプリの雨雲レーダーを

        早く動く被写体を撮りたくて、時速500キロのリニアモーターカーを撮影した話②

        • 早く動く被写体を撮りたくて、時速500キロのリニアモーターカーを撮影した話①

        • 明暗差の激しい舞台で試行錯誤しながらダンサーを撮影した話

        • 雨宿りした公園で見つけた風景をマクロレンズと望遠レンズで撮ってみた話

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          夏の夜にカメラを持ってみなとみらいを歩いた話

          ある夏の日。横浜で仕事があったので、帰り道にカメラを持って歩くことにした。夏の蒸し暑い夜に、仕事道具を背負ったまま長距離を歩くのはしんどいので、今回は一駅分だけにする。 みなとみらい線の新高島駅を降りて、横浜駅方面に歩き出す。週末の夕方に新高島で降りる人は全くいなくて、降りたのはわたし1人だった。 新高島駅周辺はオフィス街なので、駅前は他のみなとみらい線の駅よりも近代的な感じがする。 駅前の階段を登り歩道橋を渡ると、そのまま日産本社ビルのギャラリーを通り抜けて横浜駅方面

          夏の夜にカメラを持ってみなとみらいを歩いた話

          日曜日の夜、カメラを持って横浜中華街を歩いた話

          あまりの猛暑に、最近はなかなかカメラを持って街を歩くことができないでいる。そんな中、横浜中華街の近くで仕事があったので、帰りに中華街を散策することにした。 18時すぎに仕事が終わり、さっそくバッグからカメラを取り出して中華街へと繰り出す。朝から人で溢れている中華街は、夜になっても途絶えることがない。最近は写真を撮りながら、つい素材に使えるかどうかを考えて撮影してしまうのだが、これだけ人が多いと素材に使える写真はほぼ撮れない。なので、今回は頭を空っぽにして、ただ撮りたいと思っ

          日曜日の夜、カメラを持って横浜中華街を歩いた話

          ある晴れた日にカメラを持って渋谷の街を歩いた話

          そろそろ梅雨も終わりかと思わせる晴天が続いたある日、所要で渋谷に出かけた。夕方には西新宿へ向かうので、それまで時間がある。もちろん、カメラは持ってきている。 渋谷からどこへ向かおうか。さすがにこの暑さでは、長い距離は歩きたくない。原宿、表参道方面はすでに歩いている。そこで、今回はシンプルに隣駅の恵比寿駅を目指すことにした。 ハンズ近くのサイゼリヤで遅い昼食を取ったあと、まずはJRの高架を目指して歩き始めた。それにしても暑い。少し歩くだけでも、汗が吹き出てくる。歩き始めて間

          ある晴れた日にカメラを持って渋谷の街を歩いた話

          カメラを持って代々木から初台を経て新宿まで歩いた話

          国立オリンピックセンターで所要があった日。予定よりもだいぶ早い時間に開放されたので、またしてもカメラを持って歩くことにした。 国立オリンピックセンターを出たあと、まずは小田急線の線路を渡り、線路沿いに続く住宅街の道を代々木上原方面に歩いた。しばらく歩いているうちに、登ってみたいと思わせる坂道に出会ったので登ってみた。坂道の先には鬱蒼とした緑が生い茂っている。 そこは代々木八幡駅の名前の由来となった、代々木八幡宮だった。参道は一度降りてぐるりと回り、急坂を登り直さないといけ

          カメラを持って代々木から初台を経て新宿まで歩いた話

          六本木から永田町までカメラを持って歩いた話

          先日、急遽永田町に行く予定が入った。予定は夜からで、夕方から時間が空いている。これはカメラを持って散歩しない手はない。 ということで、カメラを持って永田町まで歩くことにした。スタート地点は六本木。東京ミッドタウンに寄りたかったという理由で決定した。これまでカメラを持って都心を歩いた距離と比べると大した距離ではないが、あまり疲れても予定に支障が出るので、これくらいがちょうどいい。 さっそく東京ミッドタウンのミッドタウンガーデンに立ち寄る。この公園は都心にしてはとても落ち着い

          六本木から永田町までカメラを持って歩いた話

          雨に降られながらカメラを持って世田谷線沿線を歩いた話

          ひそかにシリーズ化を目論んでいる、カメラ片手に東京23区内を散歩する話。今回は下高井戸から三軒茶屋まで世田谷線沿いを歩いてみることにした。 予報では午後から降水確率が下がり雨雲がいなくなるので、傘は持ち歩かないことにした。降られても雨宿りすればいいし、多少の雨ならノースフェイスのレインウェアが防いでくれる。バッグはターポリンなので問題ない。 まずは下高井戸に向かう。ここが本日のスタート地点。 沿線沿いに歩いていると、レトロな家屋を見つけた。カーテンのボロボロ具合が少しホ

          雨に降られながらカメラを持って世田谷線沿線を歩いた話

          雨の日にカメラを持って代々木公園から新宿まで歩いた話

          6月の季節外れの台風が来た日。またしてもα7Ⅲを持って都心を歩くことにした。わざわざ台風襲来の日に歩くことにしたのは、雨に濡れた東京都心を撮ってみたかったから。いつも見る光景とは違ったものを撮ってみたかった。 代々木公園からスタート今回のスタート地点は千代田線代々木公園駅。ここから明治神宮を中心に歩いていく。 さっそく路地を見つけたので、入ってみた。明るいイタリア料理店の国旗と青い車の車体がひときわ目立つ。路面に反射しているのも雨の日ならではだ。 何気ない虎柄ポールと消火

          雨の日にカメラを持って代々木公園から新宿まで歩いた話

          カメラを持って表参道から増上寺まで歩いた話

          この間、スーパーカブで東京都心を走りながらふと東京都心の街並みって意外と知らないことに気付いた。 東京都内の移動はたまに中央線や山手線を使う程度で、ほとんどが地下鉄移動になる。そうすると、よく聞く場所でさえ地下鉄の駅のホームしか思い浮かばない。東京の近くに住んでいるのに、東京の街並みについて全く知らないのである。 山手線の内側の地下鉄路線は各路線が複雑に絡み合っている状態だけど、グーグルマップで見てみると、意外と歩けそうな距離に有名な観光地があったりする。そこで、カメラを

          カメラを持って表参道から増上寺まで歩いた話

          ストックフォトで写真販売を始めた話

          写真を販売するために、ストックフォトサービスにクリエイターとして登録した。 ストックフォトとは、写真やイラストなどの素材サイトである。写真の場合は、あらかじめいろいろなシチュエーションで撮影された画像素材を、利用者が必要に応じて購入し使用する。ブログやWebサイト、広告やポスターなど様々な場面で利用されることが多い。日常で目に触れるものに使われている写真がストックフォトで販売されている素材だったということも多くある。この記事のサムネイルで使っている写真も、ストックフォトサイ

          ストックフォトで写真販売を始めた話

          カブがどこにでも連れて行ってくれるという話

          カブに乗るきっかけは、ただの移動手段でしかなかった。スクーターよりガチャガチャとギアをいじる分運転が楽しそうというだけでカブを選んだ。 それまでは電車でちょっとした散歩によく出ていたし、新幹線や飛行機で旅に出ることもあった。レンタカーやカーシェアリングを使って車で出かけることもあった。 でも、カブで走るのは今までとは違う感覚だった。gooバイクで見つけたスーパーカブ50周年アニバーサリーの特別なカラーリングのリトルカブに乗り始めたら、ただ走るのが楽しかった。 リトルカブ

          カブがどこにでも連れて行ってくれるという話

          シンプルな色味とデザインのettusaisのコスメ / 偏愛モノ Vol.13

          わたしはシンプルで洗練されたデザインが好きだ。余計なものを削ぎ落としたものに、美しさを感じるのだ。 それはコスメだって同じである。エテュセのパッケージはどれもとてもシンプルだけど、揃えたくなるデザインをしている。カラーもギラギラしたものはなく、とてもシンプルだけど発色がきれいで、価格も安い。 アイシャドウが2色というのがいい。1色だけだと何か物足りない。4色だと全色使い切れない。2色だと、重ね塗りにちょうどいい。艶とマットの2種類なので、絶妙なニュアンスを出すことができる

          シンプルな色味とデザインのettusaisのコスメ / 偏愛モノ Vol.13

          散歩しながら、初めて住んだ街の魅力を知った話

          この街に住みたいと思って、引っ越してきたわけではなかった。住んでみたい物件があったのがこの街だった。 長いこと住んでいた街からそろそろ離れようと思って広範囲で物件をさがしていたとき、この物件をネットで紹介している記事を見つけた。その物件は築50年の団地をリノベーションして、無垢材の床板を使っていた。水回りも新しくなっている。ちょうど物件に空きがあったので内見を申し込み、内見後に即決した。 引っ越しを済ませてようやく落ち着いた頃、散歩に出かけた。知らない街を歩くのはワクワク

          散歩しながら、初めて住んだ街の魅力を知った話