房州びわに出会ってからびわに対するイメージが変わった / 偏愛モノ Vol.07
房州びわは長崎県の茂木びわと並ぶ日本2大産地の1つである。
茂木びわと比べるとずっしりと重い大果系で、均整の取れた美しい卵型をしている。果皮は黄橙色の光沢を放っている。一口かじると、甘みと酸味が絶妙に調和した果汁が口の中に溢れ出てくる。みずみずしく上品な甘みは喉の乾きを潤すばかりでなく、身体中に染み渡っていく。
栽培の歴史は古く、宝暦元(1751)年に始められたといわれており、明治時代からは皇室にも献上されている。
房州びわは4月〜5月に出荷されるハウスびわと5月〜6月