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ビジネス 記事まとめ

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2024年6月の記事一覧

ChatGPTが思った以上に流行らない理由

「十分流行っているじゃないか」という方はITリテラシーが高いか、実は周りの集団に恵まれているのかと思います。 これだけ便利なツールにも関わらず、まだ使ったことがないという人が多くいます。 その理由の一つとして、「自分が知りたいことを適切に質問できない人が多い」や「何が知りたいのかを言語化できない」という点が障害になっているのではないかと思います。 適切な質問の難しさAIアシスタントを利用する際、最も重要なのは「適切な質問をすること」です。例えば、「天気予報を教えて」という

米国経済と日本経済の大局整理

今回は、米国と日本について、非常にラフではあるが概観を整理しておく。我々は日々の市場の動向ばかりに目を奪われがちなのだが、時にこのような大局から眺めることも重要なのだ。 まずは米国である。下のパネルについて順に説明したい。まず1930年代の米国は大恐慌に襲われた。歴史の教科書にも登場する大事件だ。1929年の米国の失業率は3.2%であったが、1933年には25%へと急上昇し、失業者が街に溢れる。この時代を描いた映画はたくさんあるが、あのミュージカルでお馴染みの「アニー」もこ

スタートアップ・エコシステムは今後どう発展すべきか

2024年6月24日に経済産業省から研究会の報告書が発表されました。今回はその内容に触れつつ、私なりに重要だと思う点について書いてみたいと思います。私も末席ではありますが、本スタートアップ・ファイナンス研究会の委員として議論や報告書の作成に関わらせて頂きました。エコシステムの全体像をデータも交えながら、整理し、そこから課題や突破口となるポイントを整理した資料です。まだ読んでない方、スタートアップのエコシステム発展の方向感が見えてくる資料なので是非ご覧ください。 経済産業省の

ライドシェアとは何か?

Xで度々投稿してる「ライドシェア」について、解説していこうと思う。 ライドシェア(Ride Share)は2010年頃にアメリカで始まったサービスで、アプリを介して自家用車で有償で客を運ぶことである。 要するに二種免許を持たなくても、マイカーで料金をもらって送迎ができるようになるということだ。 名称で勘違いされやすいが、相乗り制度ではない。(そういったライドシェアもあるが一般的なライドシェアではない) 自家用車を使えることから、一般ドライバーが空き時間、スキマ時間に自家

日本で一度上場企業にM&Aし、PMI(会社統合)をやりきり、実行した起業家的アメリカ就活録

対象読者の方最初にこの記事を読んでいただくと、参考になる対象読者の方をここに書かせていただきます。 1. 外資系、海外で働く機会を得ることに悩んでいる方 2. 海外MBA後の就職先に悩んでいる方 3. M&A、会社売却後、次に何をやったら良いのか?悩んでいる連続起業家の方 4. 何がなんでも米国でビザを取得して、まずアメリカに残って、働きたい方 もし上記に書いている課題感があり、お困りの方で、直接相談してみたいという方がいましたら、↓のフォームからお問い合わせください。

FIREでなくても、いずれFIを目指す

FIRE? 火? 最初にこの言葉を聞いたときの素朴な感想。 友人が「私FIREを目指したいのよね」と言った。 調べてみると、FIREムーブメントをいうのがあるそうだ。 Financial Independence, Retire Early movement の頭文字をとったものでFinancial Independence(労働所得によらず経済的に自立し)、 Retire Early(一般的な定年である60、70代よりも早く退職し)自由な時間を過ごそう、というものだそう

お金のことを気にしないためにお金のことを考える

先日、新しく立ち上げた不動産サービス「Mietell」の共同代表でもある泉正人さんに資産形成について教えてもらっていた。 泉さんは、「ファイナンシャルアカデミー」というお金の学校の代表であり、お金に関する書籍も数多く刊行されている金融・経済のプロフェッショナルだ。 話し合いの中で「どうしてお金のことをこんなにも考えるのだろう?」という問いが出た。 すると、泉さんは「お金のことなんか考えたくないから、お金のことを考えてるんだよな」と言った。 その言葉を聞いた時、腑に落ちるも

キャリア不安に陥らない~フューチャーで描くITコンサルタントのキャリア~

こんにちは、ビジネスコンサルティンググループの片岡駿平です。私は、2018年4月にフューチャーに新卒入社し、証券、物流とさまざまな業界におけるシステム開発を経験してきました。現在は企画構想フェーズにおけるプロジェクトリーダーとしての役割に挑戦しています。 このようにさまざまな業界・フェーズの仕事を経験し、改めてフューチャーは自分の意思でキャリアを描くことができる会社であると実感しています。自ら考えて行動できる方にとって、周囲はサポートを惜しまず、自分のやりたいことを後押しし

指先から「キレイの輪」「ご機嫌の輪」を広げることで世の中に貢献していきたい。

 2024年5月、ダッシングディバインターナショナル株式会社(以下ダッシングディバ)に代表取締役として入社された田口謙一さん。それまでは大手化粧品メーカーに30年間勤務していました。穏やかな雰囲気でありながら、確固たる信念を持っている方。そんな印象を受ける田口さんに、今後の意気込みなどをお伺いしました。 –––ダッシングディバに入社されて1ヶ月弱ですが、いかがですか?  社員のみなさんが一生懸命ですね。真剣に業務に取り組んでいる姿が素晴らしいと感じています。 –––ダ

【就活体験記】メガベンチャー志望だった僕が新卒でスタートアップを選択した理由

はじめまして。25卒のビジネスプロデューサーとして内定を頂き、インターンをしている平岡です。今回は26卒の方向けにインターンや選考を通して感じたミラティブの魅力や面白さをお伝え出来たらいいかなと思います。 こんな人におすすめ - 新卒就活でメガベンチャーなどの成長できる企業を志望している - PdM(Product Manager)や企画を経験できるインターン先や就職先を探している 自己紹介平岡 慧大(ひらおか けいた) 南山大学法学部在籍 愛知出身 趣味は旅行、キ

港区で働いてたCxOが西新宿にやってきて満5年

今日で都庁に来て満5年経過。 執務室にはWi-Fiもなく専門人材も予算も組織もないところからの出発。そこから行政とデジタル化を取り巻く環境は大きく良いほうに変わってきたなと思う。国でもデジタル庁もできるなんて夢みたい変化だ。 行政デジタル化の機運の高まりとともに、民間から行政へ転職する人も、国、地方、都を問わずに増えてきた。 一方で、CxOクラスの人、経営経験のある人で行政の世界に来た人はまだほとんどいない。わたしはCxOのネクストキャリアに行政はいいのではと経験者の一

出版社が著者の魅力や強みをどうやって見ているか言語化してみた

こんにちは。339PLANNINGの今野正輝です。 PRでも出版でもコンテンツの企画を作る仕事をしていると「どういう基準で企画を考えているの?」とご質問をいただくことがあります。 今回は、改めて過去に出版した本を例にどういう基準で著者や企画の軸を考えているのか紹介していきます。 ストーリーが見えるか本もイベントもコンテンツの核はストーリーです。 著者さんに声を掛けるときも「SNSや発信からストーリーが見えるか」を確認します。 例えば、2022年に出版した「おしごとカ

SmartHR 新執行役員 兼 VPofHR 就任インタビュー:SmartHRが目指す「成長し続ける」組織のために

2024年7月から、新たにSmartHRの執行役員 兼 人事統括本部長(VP of Human Resources)に、宮下竜蔵さんが就任します。 宮下さんは2023年11月に入社し、人事担当として1か月でSmartHRの人事戦略策定を成し遂げた方です。 就任にあたり、宮下さんがSmartHRに入社した経緯や入社後に感じたSmartHRの課題、これから目指すすがたなどをお聞きしました。 SmartHR入社前後について──入社前、SmartHRにどのようなイメージを持ってい

目先の利益だけでなく社会への配慮と健全な発展も重視される世の中で、広報の私がたどりついたDIGGLEのカルチャーとは

はじめまして!5月末に広報としてDIGGLE株式会社に入社した上砂(かみさご)です。6月はちょうど採用広報のアドベント企画を実施している!ということでさっそく参加しました! 今日はこんな感じのことをお伝えしたいと思います。 今回の転職について 私はカオスをこよなく愛するたちなので、ベンチャーに転職する以外の選択肢は今回もありませんでした。BtoB SaaS2社目広報の詳しいプロフィールを知りたい方はこちらへどうぞ。 私は転職はご縁だと思っているので、一定の事業ドメイン