【日常を非日常に変えていく】超訳 言志録 第三十二条
幕末の名著「言志四録」に学ぶ
東洋の生き方学 No.32
言志録 佐藤一斎著 第三十二条【原文】
緊しく此の志を立てて以て之を求めば、
薪を搬び水を運ぶと雖も、亦是れ学の在る所なり。
況や書を読み理を窮むるをや。
志の立たざれば、終日読書に従事するとも、
亦唯是れ閑事のみ。
故に学を為すは志を立つるより尚なるは莫し。
【訳文】
志を立てれば、たとえ薪を運び、
水を運んでいたとしても、
そこに学問の道は有り真理を得ることができる。
志がなければ一日中読書していても学びはない