Wakana

フィーリングを大事に地に足つけて生きる。声なき声、言葉にできないものを表現したい。愛と…

Wakana

フィーリングを大事に地に足つけて生きる。声なき声、言葉にできないものを表現したい。愛と対話で世界は変わる。誰かを変えたくなったとき、大切なのは私がまず変わること。たくさんの鎧を脱ぎ捨てて、素直に強くしなやかに生きたい。思うままに、流れに身を任せて。

記事一覧

叫び

おまえのいいたいこと、いいたくてもいえないこと、いってやるよ。 代わりに全部ぶちまけてやるよ。 でも、そのかわり、全部見とけよ。ちゃんと、目の前で起こること全部…

Wakana
4年前
1

生かされて

甘さと苦さが同時に落ちていく ゆっくりと暖かさを感じて 自然の摂理に従って、 生かされていることの 喜びと哀しみを同時に感じて果てていく あどけなくて、愛しくて、 …

Wakana
4年前

偽り

時代のお荷物、並べて、 押し付けてあとはさよならよろしくね ネオンの中で交わる偽りの愛。 朝になっても陽のあたる場所で歩けない。 前に進まないことを嘆く被害者は …

Wakana
4年前

木 霊

木々におはようと話しかける私。 さわさわとゆれる葉の音が私を優しく包み込む。 葉のすきまから、ゆっくり降りてくる光の中に一緒に吸い込まれていくのを感じたい。 あ…

Wakana
4年前
2

とり

鳥の向こう側 太陽の光を浴びてる白い鳩は後ろから見ると真っ黒に見えるんだ。 白いのに真っ黒なんだ。 君もそう。僕もそう。 光も闇も紙一重で、ひとつの方向から判断な…

Wakana
4年前

もりのくまさん

彼らの住処を奪って、いざ彼らが人里に降りてくると、彼らは殺されてしまう。 帰る場所があるだろう、と彼らに言うが彼らの住処は、元の住処じゃない。 私たちが彼らの住…

Wakana
4年前

今週は雨ばっかだね きっと泣きたかったんだよ そんなことを話す私たちは いつも心で繋がってる。 魂の旅をして出逢った私たちは、 深く息をする事に遠い記憶を想い出す…

Wakana
4年前

月と太陽 2

眩しくて見えない 触れない あなたの光で 出来た 私の影。 あなたの気配と匂い 思い出して、 今日もあなたを見上げてる。 夜になると あなたはいない。 私は星と遊ぶの。…

Wakana
4年前

冬の月夜

冬の日の月夜は あの日のことを思い出す。 消えそうなあなたを 忘れないようにと、 何度も思い出そうとするけれども、 あなたは私の記憶の中で 砂嵐にあって消えてしまう…

Wakana
4年前
2

月と太陽

何度も果てて、 重なる声に身を委ねて そのまま逝ってしまおうか。 低いビートと高いトーンの声が 重なり合ってこだまする部屋に 2人で閉じこもって 何度も朝と夜を繰り返…

Wakana
4年前

同じ空の下に生きるあなたへ

同じ空の下で 笑っている人がいて 泣いてる人がいて 怒っている人がいる 消える命があって 生まれる命がある 銃声が鳴り響くよりも、 泣き叫ぶ声よりも、 核分裂で生ま…

Wakana
4年前
3

社会の保健室の窓から外を眺めて

愛ってなんなんだ それが、私が福島から山形に自主避難したあとの問だった。 愛が欲しかった。 無条件で愛されたかった。 何もかもが出来なくなった私を誰も見てくれな…

Wakana
4年前
2
Wakana
4年前
4

風の色、音

Wakana
5年前
1

幸せ

Wakana
5年前
1

叫び

おまえのいいたいこと、いいたくてもいえないこと、いってやるよ。

代わりに全部ぶちまけてやるよ。

でも、そのかわり、全部見とけよ。ちゃんと、目の前で起こること全部見とけよ。

お前が言わなかったことで、反対した人間の数はこの中のうち「ひとり」しか居なかったことになるんだからな。俺しかカウントされない。

数ってそういうことだぜ?多数決ってそういうことなんだぜ?分かってんだよな?奴らにとって、人数

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生かされて

甘さと苦さが同時に落ちていく
ゆっくりと暖かさを感じて
自然の摂理に従って、
生かされていることの
喜びと哀しみを同時に感じて果てていく

あどけなくて、愛しくて、
儚い君は今にも壊れてしまいそう

涙を受け止める僕の手は
何を探しているんだろう。

生きることの重みなんて
感じないままに時間だけが過ぎていく…

安い言葉に安い道具
何が正しいか間違ってるかなんてわからない

今のシステムに浸るた

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偽り

時代のお荷物、並べて、
押し付けてあとはさよならよろしくね

ネオンの中で交わる偽りの愛。
朝になっても陽のあたる場所で歩けない。

前に進まないことを嘆く被害者は
ずっと被害者面して、
当事者の顔して、
支援者の顔して、
実は私は傍観者?
偽善者?

当たり前が当たり前でなくなって、
間違った正しさが壊れて、
街の明かりが消えて見つめたお星さま。

人間が引き換えにしたものってなんだろう。
いつ

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木 霊

木々におはようと話しかける私。
さわさわとゆれる葉の音が私を優しく包み込む。

葉のすきまから、ゆっくり降りてくる光の中に一緒に吸い込まれていくのを感じたい。

あぁ、私もあなたもひとつなのね。

きょうは
そんな言葉がこだまする。

人も自然の一部なのだということを忘れてしまった私たちは

きっとこの葉音の言霊も受け取れなくなってしまったんだろう

木に耳を当てて過ごす時間は、とても幸せ。

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とり

鳥の向こう側
太陽の光を浴びてる白い鳩は後ろから見ると真っ黒に見えるんだ。
白いのに真っ黒なんだ。

君もそう。僕もそう。

光も闇も紙一重で、ひとつの方向から判断なんてできないんだよ。

君はどこに向かおうとしているの?

君はそのままで綺麗なのに。とても魅力的なのに。君はそれを知らない。

黒い君も白い君も全部君さ。

まるっと受け入れるんだ。君そのものを。

僕は先に行ってるよ。

住みたい

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もりのくまさん

彼らの住処を奪って、いざ彼らが人里に降りてくると、彼らは殺されてしまう。

帰る場所があるだろう、と彼らに言うが彼らの住処は、元の住処じゃない。

私たちが彼らの住処を奪ってえたものは何?

自然が好きで住んだはずなのに、
あなたの場所も自然を犠牲にした住処?
安すぎる輸入品、
子どもたちの血の匂いのする製品、
綺麗にラベリング。

おじょうさん、お待ちなさい。
あなたの落とした真珠のイヤリング。

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今週は雨ばっかだね

きっと泣きたかったんだよ

そんなことを話す私たちは
いつも心で繋がってる。

魂の旅をして出逢った私たちは、
深く息をする事に遠い記憶を想い出す。

やっと逢えたねと笑う君に、
そうだねと一緒に笑う。

こんな世の中だけど
出逢えたことが
私はとっても嬉しいんだよ。

大切な人。
大好きな人。

憎しみも悲しみも苦しさも、
空に返して、
全部優しさと愛と平和に変えてしまおう

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月と太陽 2

月と太陽 2

眩しくて見えない
触れない
あなたの光で
出来た
私の影。

あなたの気配と匂い
思い出して、
今日もあなたを見上げてる。

夜になると
あなたはいない。
私は星と遊ぶの。
朝までずっと。

私が
夜に光るのは
あなたのおかげ。

私が
綺麗になるのは
あなたのおかげ。

1度も会ったこともない
あなたに生かされて
光ってるなんて。

でも、あなたは居るのよね。
そこに。ずっと。
何億年も前から。

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冬の月夜

冬の月夜

冬の日の月夜は
あの日のことを思い出す。

消えそうなあなたを
忘れないようにと、
何度も思い出そうとするけれども、

あなたは私の記憶の中で
砂嵐にあって消えてしまうの。

ホワイトアウトで
白くなって、
真っ暗になる。

あなたが一緒に消えていく。
あなたを連れてく深い闇
私も一緒についていきたかった。

今まであったことも全て消えてなくなってしまえばいい。

そうしたら、もう、
私はあなたも

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月と太陽

月と太陽

何度も果てて、
重なる声に身を委ねて
そのまま逝ってしまおうか。

低いビートと高いトーンの声が
重なり合ってこだまする部屋に
2人で閉じこもって
何度も朝と夜を繰り返す。

日食と月食が一度に起こるみたいに。

僕らは一心同体なのに
同じ場所には立てなくて。

君は夜に
僕は昼に
輝いた。

僕らは支え合って
思いあって、
引かれあった。

この引力が
無くなってしまえばいいとすら思った。

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同じ空の下に生きるあなたへ

同じ空の下に生きるあなたへ

同じ空の下で
笑っている人がいて

泣いてる人がいて
怒っている人がいる

消える命があって
生まれる命がある

銃声が鳴り響くよりも、
泣き叫ぶ声よりも、
核分裂で生まれる熱よりも、
石炭、石油を掘るために流した、
血と汗と涙とが、染み渡る土よりも、

風と波と木々のせせらぎと
動物、生き物たちの囁きと
笑い声と、
大地、太陽の熱と
生きとし生けるもののぬくもりに包まれて、生きていたい

同じ空

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社会の保健室の窓から外を眺めて

愛ってなんなんだ

それが、私が福島から山形に自主避難したあとの問だった。

愛が欲しかった。

無条件で愛されたかった。

何もかもが出来なくなった私を誰も見てくれない、評価もしてくれない、そして、愛してくれない。

見ているのは外側ばかり。

私の本当の心の…魂の奥底に眠る…
遠い遠い記憶の中にある傷だらけの私の「何か」が夜になると震えだして、寒くて泣いた。

そんな夜が沢山あった。

声なき

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