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同じ空の下に生きるあなたへ
同じ空の下で
笑っている人がいて
泣いてる人がいて
怒っている人がいる
消える命があって
生まれる命がある
銃声が鳴り響くよりも、
泣き叫ぶ声よりも、
核分裂で生まれる熱よりも、
石炭、石油を掘るために流した、
血と汗と涙とが、染み渡る土よりも、
風と波と木々のせせらぎと
動物、生き物たちの囁きと
笑い声と、
大地、太陽の熱と
生きとし生けるもののぬくもりに包まれて、生きていたい
同じ空
社会の保健室の窓から外を眺めて
愛ってなんなんだ
それが、私が福島から山形に自主避難したあとの問だった。
愛が欲しかった。
無条件で愛されたかった。
何もかもが出来なくなった私を誰も見てくれない、評価もしてくれない、そして、愛してくれない。
見ているのは外側ばかり。
私の本当の心の…魂の奥底に眠る…
遠い遠い記憶の中にある傷だらけの私の「何か」が夜になると震えだして、寒くて泣いた。
そんな夜が沢山あった。
声なき