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世界多分一周旅の途中

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2022年12月から世界を多分一周しそうな旅に出ました。旅の途中から何かをお届けします。 ※2023年11月に日本に帰って来てしまいましたが、振り返って綴っていきます。
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2023年2月の記事一覧

ラジャスタン州を1か月旅してデリーに戻ってきた。
いつもと違う南デリーを拠点にしたら、デリーっ子の女子大生達に誘われて、煌びやかなクラブで夜中2時まで遊ぶなどした。
パハールガンジに来た途端悪ガキに水風船を顔面に投げつけられた。インドの光と闇を見た。どちらが光かは分からないけど。

青い町のコリアンレストラン【インド#9,サポート飯】

青い町のコリアンレストラン【インド#9,サポート飯】

これまでの私のnoteにサポートしていただいた方から、世界多分一周旅をしている旅先で美味しいものをごちそうになるというこの企画、「サポート飯、ごちそうさまです!」の記念すべき第六弾。

インドのブルーシティ、ジョードプル。
ここには、韓国料理のレストランがあるらしい。
しかもかなりレベル高めの。
口コミを見てもそう書いてあった。
それを見聞きして、楽しみにしていた私。

ジャイサルメール以降、胃腸

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あのメヘラーンガル城へ【インド#8】

あのメヘラーンガル城へ【インド#8】

ジョードプルに来たら、ほぼ間違いなく全員が行くと思われるメヘラーンガル・フォート。

ジョードプル5日目にして、ようやく中に入ることにした。
まず、城の入り口まで行くのがなかなかハードな上り坂で、到着した頃には汗だくになっていた。

今現在、コロナ禍以降の旅をしていて、しょっちゅう感じることだが、それまでの情報が全く役に立たない。
ネットで見たおすすめのカフェやレストランは、潰れていたり臨時休業し

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ブルーシティ、ジョードプル散歩【インド#7】

ブルーシティ、ジョードプル散歩【インド#7】

ラジャスタン州の西の果てのジャイサルメールを去り、少し東へとバスで7時間ほど揺られてジョードプルという街にやってきた。
ジャイサルメールは黄金の町だったが、ジョードプルはブルーシティと呼ばれている。

ジョードプルでは、2ヶ所の宿に泊まった。1ヶ所目はバルコニーもあって、Wi-Fiも繋がってお湯もスイッチを押したら5分後には出たので、久しぶりに温かいシャワーを浴びて洗濯をして、ネットも見れた。

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ジャイサルメール城【インド#6】

ジャイサルメール城【インド#6】

ラジャスタン州の旅をジャイサルメールから始めることにした。

ジャイサルメールに着いたときは体調がボロボロだったので、しばらくは、すぐそこに見えるとてつもなく大きな城を、外から眺めるばかりだった。
時折、ヒロシに城を眺められる場所に連れて行ってもらってボーッと眺めることを続け、体調が回復してきた頃に、1人で城に行ってみることにした。

外から見るジャイサルメール城。
どの時間帯も美しい。

ジャイ

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砂漠祭り後編 in ジャイサルメール【インド#5】

砂漠祭り後編 in ジャイサルメール【インド#5】

ジャイサルメールの砂漠祭り1日目は、ターバン巻いたり、取材を受けたり、フジロック感満載だったりで、とにかくカオスだった。

さて。
砂漠祭りの2日目。
聞けば、会場の一つがキャンセルになって、一部が中止となったらしい。
年に一度の祭りで、どうして直前にそんなことになるのか全く理解できないが、そこは聞いても仕方ないので、ふーん、という程度に流しておいた。
そのため、2日目はそんなに目玉になるものがな

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砂漠祭り前編inジャイサルメール【インド#4】

砂漠祭り前編inジャイサルメール【インド#4】

ジャイサルメールの楽しかった砂漠祭り(Desert Festival)からもう2週間も経ってしまった。
インドに着いてからすぐラジャスタン州を旅しようと思ったのは、このお祭りの存在を知ったから。
インドではしょっちゅう何かしらのお祭りがあったりする。
私は祭りに合わせて現地に行くのが好きなのである。イッテQの宮川大輔みたいと言われることがあるが、イッテQを見ていないからふーん、と言うのみなのだが。

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そんなヒロシに気付かされ 

そんなヒロシに気付かされ 

ジャイサルメールでは通称ヒロシ(本名Firoz、またの名をRK)というインド人旅行者が、それはそれは熱心に私の世話をしてくれた。
インドの洗礼のおかげで吐き下し続ける私の寝ている部屋に、おじややスープを運んでくれたし、「昨日の夜もまた吐いちゃった」と言うと、「なんでそれを昨日の夜に言わないのか。どうして朝まで言わなかったのか。昨晩に医者に連れて行ったのに!」と叱り、朝そのまま私を医者のところまで連

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ジャイサルメール・黄金散歩【インド#3】

ジャイサルメール・黄金散歩【インド#3】

ジャイサルメールへは、デリーから夜行列車に18時間揺られて辿り着いた。
インドの洗礼を受けて、ゲロを何回吐いたか分からない状況で、体の中を完全に空っぽにしてジャイサルメールに辿り着いたため、しばらくフラフラであった。

チェックインの手続きもしないまま丸一日部屋で寝込み、ライスとバナナで何とか生き返ったが、延泊の手続きもできないくらい寝込んでいた。
それでも寝かせ続けてくれたおかげで、3日目くらい

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白髪のフランス人女性が、宿の屋上で、よく一人で編み物をしている。ネパールに養子の息子がいて、結婚式に招待されてるらしい。
独身でもそういう生き方があるのかと学ぶ。しかしかなり年配なのに、胃腸も足腰も強くて羨ましい。やたらと休養している私。でも、私には時間だけはあるからいいのだ。

インドの洗礼【インド#2】

インドの洗礼【インド#2】

初めてインドに来た16年前。
それはそれはひどい下痢嘔吐がきた。
もともと体が強くない上に、特に胃が弱い体質なので、すぐ胃が痛くなるし、日本でもインドカレー屋に行くと年中便秘の私のお腹がちょっと緩くなるのだが、あの16年くらい前の体験は衝撃的だった。
胃がちぎれるかと思ったし、こんなに勢いよく人間は吐けるのかというくらい、勢いのあるやつを上から出してたし、お尻は炎上していた。
これがいわゆるインド

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