- 運営しているクリエイター
#SF
無駄なタイムトラベルもある〜バック・トゥ・ザ・フューチャーとドラゴンボール〜
ここでのタイムトラベルはメジャーな物語上の現象を題材に書きました。科学的、SF高尚的に厳密なものではありません。
物語のタイムトラベルには大きく2種類ある。一つは単一の時間軸上で行われるタイムトラベル。
主人公が過去に戻って起こした行動によって未来が変わるというもの。
もう一つは時間軸が増えるタイムトラベル。
主人公が過去に戻って行動を起こすと、そこで分岐点ができて新しい未来が生まれる。
新し
世界の滅亡を企む悪人を倒す映画【TENET】過去と未来から時間で挟み討ち!ってどゆこと?
TENETを観てきた。常に野心的な映画を作り続けるクリストファー・ノーランの最新作。
前回の緊急事態宣言で映画館に行くのを見送っていたのだけれど、なんとその間に4週連続動員位1を記録していた。
我慢できずに劇場へ詰めかけたSF映画マニア達からの評価も高い。
映画は映画館で体験するべきたという持論をもっているのだけれど、このTENETこそ映画館で体験するしかない映画だろう。
ちくしょー!見逃した!
忘れていたのは僕だった 〜バックトゥザフューチャーの記事を訂正します〜
お恥ずかしい。本当に。
でも間違えた元記事は消さずに、ここに訂正の記事を書きます。
元記事を読んでから続きをどうぞ。
この記事の中でバックトゥザフューチャー3での制作陣のミスを指摘した。
3で電力なしにスピードだけでタイムトラベルをしたのはおかしい。
制作陣は1.21ジゴワットの電力のことを忘れていると。
でも、忘れていたのは僕だった。
そのすぐ上の段落に書いていたミスターフュージョンのことを
バック・トゥ・ザ・フューチャーは感動シーンにギャグを入れてくるから気をつけろ!
ほとんどの観客が気づかないこと。
「再突入の時に衝撃があるよ」
このセリフはギャグなんです。
パート1の終盤、すべての事件が解決してひとり未来に向かうドク。
別れを惜しむマーティはたくさんの言葉をドクにかける。
感情的に最高に盛り上がるシーン。
このとてもしんみりしたシーンでのマーティーの最後のセリフが上だ。
ここでギャグを入れてくるか!
なんでこれがギャグなのか、説明しましょう。
マーティ
バック・トゥ・ザ・フューチャーが真にすごいのはそこじゃない!
バック・トゥ・ザ・フューチャーのテーマやストーリーやセリフの凄さ、面白さを語る人は多い。
じゃなくって、映像だけで描かれているバック・トゥ・ザ・フューチャーのすごい演出を今日は書く。
映像だけで描かれていること。
それは「タイムトラベルはとんでも無い!」ってことだ。
パート1のデロリアンのタイムトラベル、イメージするのはこんな映像だと思う。
炎を引いて稲光と共にすっ飛ぶ。
これはこれで格好いい
バック・トゥ・ザ・フューチャーには1で頑張ったのに2と3で忘れていることがある
それは「タイムトラベルの凄まじさ」。
昨日の記事でも書いたけれど、タイムトラベルには時速142キロ×1.21ジゴワットが必要だ。
それは0秒で数千度を氷点下にするほどのとんでもないエネルギー転移をもたらす。
だからパート1のデロリアンはプルトニウムが燃料の原発を積んでた。
映画の最初、ドクの家に着いたマーティーが床に置いて蹴ったスケボーはベッド下の箱に当たる。
その箱には原子力マークが描かれて
想像の未来と現実の未来 〜空飛ぶ車とテレビ電話のバック・トゥー・ザ・フューチャー〜
昨日は3人の知人と立て続けに合計6時間しゃべった。
喋るテーマがあったからそんだけしゃべれたんだけれど、その手段が面白い。
ひとりはLINE電話、ひとりはzoom、ひとりはメッセンジャー通話。
リアル対面ではなくオンラインで。そしてオンラインの手段も全部違う。
10年、いや5年前でもこんなことは想像してなかった。
現在の状況が加速させた側面もあるけれど、いつの間にか世界は変わっていた。
バック