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スクワット

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スクワットのフォーム解説やエラーの改善する方法
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#トレーニング

【上手くしゃがむコツ】下腿三頭筋の機能低下で起こる ”スクワット" への影響

【上手くしゃがむコツ】下腿三頭筋の機能低下で起こる ”スクワット" への影響

スクワットでしゃがむ際には、股関節〜膝関節〜足関節を曲げながら、上半身を倒していきます。そのまま曲げた姿勢から伸ばすことで立ち上がることが出来ます。

スクワット動作において、「股関節の屈曲時」には後面を支える大殿筋や大内転筋、「膝関節の屈曲時」には前面の大腿四頭筋の機能が重要になります。「機能低下」が起こると関節を痛めたり、フォームエラーが起こりえます。膝関節や股関節はスクワットで怪我が起こりや

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【スクワット】足関節の運動軸と脛骨外捻からみた、つま先の角度の決め方

【スクワット】足関節の運動軸と脛骨外捻からみた、つま先の角度の決め方

スクワットで自然と気持ちよくしゃがめたり、逆にしっくりこずに下半身の力が上手く入らなかった経験をされた方は多くいらっしゃると思います。

その原因は多岐に渡りますが、一つが「足部のポジション」だと考えています。わかりやすく説明するとスクワットをするときの「足幅」「足部の外転(つま先の角度)」です。

特に「足幅」を広くしたり狭くしたりすることで「股関節」の屈曲角度の調整が出来て、大殿筋を含めた殿部

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【スクワット】しゃがむと重心が前に流れる|足部と重心の観点から

【スクワット】しゃがむと重心が前に流れる|足部と重心の観点から

今回の記事では、スクワットでしゃがんでいくときに、重心が前に流れてしまう問題を、足部と重心線の問題から解説をしていきます。

スクワットをするときの重心線についてバーベルスクワットでしゃがんで立ち上がる動作を行う際には、ミッドフット(足の真ん中)にバーの位置を合わせることで、前後にふらつかずに動作を遂行することが出来ます。

そしてバーを担がずに行う「自重スクワット」では、バーの重量がないので、体

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【ローバースクワット】バーの担ぎ方とエラー動作をわかりやすく解説【解剖学】

【ローバースクワット】バーの担ぎ方とエラー動作をわかりやすく解説【解剖学】

こんにちは、トレーニングラボのノリです。

今回の記事は『ローバースクワット』のバーの担ぎ方について、解剖学・運動学の目線からできる限りわかりやすく解説をしていきます。

以前に動画で解説もしています。この記事の最後にURLを貼ってあるのでそちらも参考にしていただけると理解が高まりやすいかと思います。

スクワットのバーの担ぎに必要な関節の動きスクワットでバーを担ぐ際には上半身の柔軟性が必要になり

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【スクワット】膝前部を痛める原因『大腿四頭筋の機能低下』を解説

【スクワット】膝前部を痛める原因『大腿四頭筋の機能低下』を解説

こんにちは、トレーニングラボのノリです。今回はスクワットをするときに膝の前側を痛める原因である「大腿四頭筋の機能低下」について解説をしていきます。

皆さんはスクワットやしゃがんだときに、膝に痛みや違和感が出たことはありませんか?

フォームエラーや下半身の関節の硬さなどの問題が起こると、膝関節へのストレスが強くなり、そのままトレーニングを続けると「関節」「筋肉の付着部」「腱」「靭帯」を損傷する危

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