「金沢 犀川」野生からの詩人
「ふるさとは遠きにありて思ふもの」
金沢を代表する文豪の一人、「室生犀星」の詩の一説です。彼の故郷である石川県金沢市へ行ってきました。
金沢の三大文豪として、室生犀星、徳田秋聲、泉鏡花が有名です。皆さんは知っている文豪、もしくは作品はございましたか?私が初めて読んだのは犀星の晩年の作品「蜜のあわれ」です。こちらについての感想はリンク先に書いてあります。
今回の旅では、石川在住の友人さんが一緒に廻ってくれました。実際に住まわれている方からだからこそのお話を聴かせてもらったりちょっとしたスポットも教えてもらいました。ネットから調べるのとは違うその土地に根付いた文化に触れられた気がします。
6月の出発にしてよかったと思いました。というのも、一日フリーバス券があるのですが、それが値上前だったからです。ちなみに、行ったときは600円で、7月からはそのバス券がなんと800円になるとのことでした。いきなり200円の値上げは大きいですね。これは宿の人から聞きました。多分、規定料金の方も上がっているかもしれません。聞いたときは、本当にびっくりでした。友人もそれを初めて知ったようで、驚いてました。恐らくこれを投稿するころにはそうなってるでしょう。KUWABARA、KUWABARA。
フリーパスには対象になっている施設の割引特典などが付いていました。結構歩く事を覚悟していましたが、友人さんの計らいにより歩くのでもロスになる部分を徹底的に省いてくださいました。おかげで、行きたかった所コンプリートできました。加えて知らなかったところまで行けました。もう、感謝しかないです。
車を使わないので、目的地の距離やそこの周りの公共交通機関、超大事って骨身に沁みました。使える所の特典付は、もう嬉しい限りですね。思い立ったが吉日、でした。
思いもよらない奇跡にも巡り合えて、良い旅になりました。読んでいただいた皆様が作品にでも著者にでも興味を持っていただければ幸いです。
記念館での一番の衝撃は「室生犀星は『最近のあの人』の恩人だった。」という事です。
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