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「和食」について

こんにちは、Nollです。
皆さんはお好みの食事の系統ってありますか。中華が好き、洋食が好き、エスニックやオリエンタルなちょっと変わったものが好き、など。
一個、「あれ、和食ないじゃん?」とお気づきになられた方いるかと思います。最近、その和食っていろんな面で凄いなという風に思うのです。

なぜかというと、和食は
生野菜でのが調理しやすいこと。
一汁の具材(なんなら具無しでも)と白米で成立すること。
味噌、納豆、漬物、しょうゆ、お酒、麴などの発酵食品が豊富であること。
の魚やお肉の摂食ができること。
魚やお肉の長期保存が効く乾物が多いこと。
お肉やお魚がなくても、その代替品があること。

和食デメリットは、物によって傷みやすいこと、塩分の調節かなと思います。

太字にフォーカスして、書いていこうと思います。
生野菜
今、お野菜が高騰している中で、なるべく保存したいが為に冷凍することあります。ですが、やはり和食を作るなら、生のがおいしいように思います。前に凍らせた大根で味噌汁を作ったことがあります。なんというか食べ応えのないものになってしまいました。もちろん全部、ありがたく食べましたが、食感が個人的に微妙だとなりました。別の日に、生の大根で同じように作ってみたら、美味しいと感じました。その時に、和食って「だいたい生のお野菜で作るよな、これってある意味、毎日高級品なのでは?」と一人で考えていました。例えば、バーベキューや焼き肉などでお野菜を加熱するとき、生と冷凍が出てきたとしたら、どちらの方がおいしそうに思われますか?ちゃんと焼けているものか、水気が出てべっちゃりしているのか。
煮びたしや和え物なども生野菜での方が作りやすい一品かと思います。

一汁
日本の代表的な汁物といえば、お味噌汁ですね。(ですよね?)
学生の時の、友人は味噌汁の作り方がわからずに味噌とお湯を割ってそれを飲んでいたことがあります。それでも、味噌汁、まあミソスープと呼べるでしょう。時間がなければ、それだけでもタンパク質を摂取できます。加えて、白米という糖質が揃うとそれだけで十分な食事と呼べるのは面白いと思います。味噌汁の具材も1つからでもできます。また、豊富に入れたいなら鍋サイズを変えれば、結構な具材が入れられるのではないでしょうか。それだけ、栄養価も変わってきます。
ちなみに、二日酔いのときに味噌汁を飲むと結構早く治るのだそうです。二日酔いになったことのある方々に提案してみたら、めっちゃ早く治ったようです。お酒を飲まれる方は自己防衛のために、少し知っておくと苦痛が和らげられるかもしれません。効果があったら、回りにもお裾分けにお使いいただければ幸いです。
二日酔いはアルコールからの有害物質によって脱水症状が原因で起こります。そして、肝臓がかなり弱っています。
味噌汁には肝臓の働きを助けるアミノ酸やミネラルが含まれているそうです。また、汁ものですので、脱水症状を助ける水分や塩分も一緒に摂ることが出来ます。シジミやアサリが具にあれば尚よいですが、普通のお味噌汁でも問題なくアミノ酸やミネラルを取れるので大丈夫です。友人のように具無しでも(笑)

発酵食品
味噌、納豆、漬物、しょうゆ、お酒、麴など和食に欠かせない調味料や付け合わせは腸を動きを助ける成分を含んだものが多くあります。塩分に気を付ければ、とても優秀な数々だと思います。
生の魚やお肉
きちんとした選定をされ、生でもOKを謳えるのは、高級な気がします。
過去には臭くて、食べられないとして捨てられていた部位でも、美味しく食べる工夫をして、飢えをなんとしても凌ぐとしたその心はある意味圧巻です。ヨーロッパやアメリカで、向こうに合わせた鮨はなくはないですが、私たちが知っている形はまだかなり少ないです。向こうでは魚は加熱するものと思うほうがいいかもしれません。
乾物
こちらも和食に多くの恩恵を齎してくれます。お出汁になったり、羊羹を固めるのに活躍したり、その成分にもミネラルや食物繊維を含んでいたりで、大変ありがたいものだと思います。

代替品
これは以前書いた、精進料理でその凄さに感動しました。(こちらにリンクを貼っておりますのでその記事に飛べます。よければ)
そして最近、自分で作って本気でびっくりしたものがあります。それは「うなぎもどき」です。何でできているかというと、長芋と海苔です。ウナギよりもお安いです。長芋と思えないくらいもちもち、ふわふわでした。うなぎではないけれでも、これはこれでとてもおいしかったです。タレは砂糖と酒とみりんと醤油だけです。

他の食材でも、キノコの種類が多くてコストも抑えられ、いろいろ使えます。豆腐には絹と木綿があって、それによって得られる栄養が変化し、好みにもよせることができますが、どっちも和食には欠かせない一品ではないでしょうか。

こんな感じであれやこれやと思うと、和食って凄いなありがたいなと一人感動していましたのでした。
おにぎりとお味噌汁と卵焼きにお茶があるのだけで、充分な御馳走です。

お味噌汁はある程度具材を固定にしてしまえば、悩まずに栄養がしっかり摂れて作るのが楽になることに気づいたこの頃でした。


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