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8月のスーパー売上高は前年比0.6%増 畜産物は5か月連続の前年割れです
日本チェーンストア協会が発表した8月のスーパー販売統計を公表しました。
それによれば、先月に比べ総販売額はわずかに上昇し、行動制限がない8月は衣料品、住居関連品の販売が好調であったとされます。
食品は、外出機会(旅行や帰省)が多かったことで苦戦していると分析しているようです。
気になるのは食料品で先月比97.1%で、外出機会が多いことだけなのか気になるところです。
私たちの畜産品は先月比94.
猛暑も治まり秋への準備を始めましょう
今年は梅雨明けが早く猛暑日もありました。
6月に梅雨明けし、すぐの猛暑は私たちだけでなく鶏達も苦労しました。
一気に個卵重2g程度まで下がるという農場もあったことでしょう。
その後、夏日や猛暑日が続き8月10日までの8月猛暑日になった地域のうち、
東京は5日間で昨年2日より3日多い、福岡市は9日で昨年4日より5日多い、大阪市は5日で昨年7日より2日少ないとなっています。
10日までに集計ですから
飼料価格の高騰とヒナ価格の上昇が始まっています
全農は配合飼料価格を7月より9月までの価格を現行と比べ1トン当たり11400円の値上げとすることを発表しました。
大きな要因として、コーン相場が現行期と比べ1ブッシェル1ドルの上昇がみられ、為替も急激な円安に振れました。
3月にはおよそ115円台から6月の現在値135円まで進み円安は20数年ぶりの安値が更新されており、米国と日本との金利差が広がり、金利のない円を売り、金利が見込めるドルを買うとい
配合飼料の形状でコスト増をやわらげることは可能なのか
配合飼料が最高値更新を続けています。
7月からの配合飼料価格は畜種平均価格11400円の値上げとなっています。
養鶏用飼料の平均値は8万円台後半から9万円になるものが多くなり、食下量が下がる時期とはいえコスト増を軽減できるできる金額ではありません。
秋以降(10月以降)もコーンは生育次第、コーン争奪次第により動くと思われますし、投機筋が多く入り円安傾向がさらに進むともいわれ一番読みづらい状況です