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随筆

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#小説書きさんと繋がりたい

Can't Stopな小説家

Can't Stopな小説家

小説を書く時、一人称で書くことの方がわたしにとっては楽だ。自分の思ったままのことを、そのまま、勢いに任せて書けばいい。だけど、その分、ひとりよがりな文章になりがちだ。まあ、三人称で書いてもわたしの小説はひとりよがりかもだけど、実は三人称の方がよく考え、言葉を選んで書いている。

そういう理由もあって、最近、書いている400字小説は《わたし》の一人語りにさせない。それには少なからずストレスがある。書

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沼った、困った。わたし、ゲイの才能ある?!

沼った、困った。わたし、ゲイの才能ある?!

20年以上振りにプリンス『Parade』を再聴しているわけだが、音がスカスカで、殿下らしいファンキーさがない!と憤っていた。だがしかし、繰り返し聴いていると◎な感じもしてくる。正直言って《愚作》とぶった斬ってここに書いてやろうと、半ば決心していたんだけどね。



いや、でもこのアルバムをサントラとする殿下監督作の映画『Under the Cherry Moon』は四半世紀経った今でも鮮烈に覚え

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小説を書こう

小説を書こう

これは人に勧めることじゃないかもしれない。でも楽しいから、書いてほしいと思うんだよね。人によっては苦しいと感じる人がいるかも。

実際、書くのは苦しいって言ってる友人だった人を知っている。その人とは「楽しく書くのはアマチュアのすること」云々で口論になったのだけれど、楽しいから書くんじゃん!っていう持論は今でもわたし、揺らいでいませんヨ。ホントに楽しいんだもの。

だって、自分の好きなように話を

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刺激が欲しくてたまらんの♪

刺激が欲しくてたまらんの♪

なんで3回も見るハメになったのか、わからない。今日、気がついたら、映画館に向かうバスに乗っていて、着いたのが上映10分前で、慌ててしまったくらい。それだけ今日も見逃したくなかったらしい。

それでも内容を完全に理解したとは言いがたい。大幅にわからない、が正直な感想。人間関係やそれぞれの立場、ストーリーの大筋を、ようやく把握できたくらい。だから、序盤の眞人が青鷺を木刀で打ちのめそうとして見事に負かさ

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もっともっとわからない

もっともっとわからない

2回目観た。理解したいという気持ちからの観賞であったのだけれど、結局、謎が謎を呼んだ。わからないことがますます増えた。わたしは頭が悪い上に鈍感だから、ほかの人が理解しているところ、きっとできてない。例を挙げれば眞人が自ら石で頭を殴った場面、それと青鷺の正体そのものが、わからないままだ。

眞人の頭からどろどろと血が流れるシーンは鮮烈で強烈だったな。あれはナツコへの悪意だったのか、それとも父へのそれ

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