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パリ条約26条 条約の廃棄

 パリ条約26条は、条約の廃棄について規定されています。

 まず、パリ条約の有効期限はありません(無期限です)。

 条約の廃棄(脱退)は、事務局長に宛てた通告によります。廃棄は事務局への通告の後、一年で効力が生じます。また、廃棄は、全ての改正条約の廃棄です。

・パリ条約26条 条約の廃棄

(1) この条約は,無期限に効力を有する。
(2) いずれの同盟国も,事務局長にあてた通告により,この改正条約を廃棄することができる。その廃棄は,従前のすべての改正条約の廃棄を伴うものとし,廃棄を行つた国についてのみ効力を生ずる。他の同盟国については,この条約は,引き続き効力を有する。
(3) 廃棄は,事務局長がその通告を受領した日の後1年で効力を生ずる。
(4) いずれの国も,同盟の構成国となつた日から5年の期間が満了するまでは,この条に定める廃棄の権利を行使することができない。

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