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ギブアンドギブの精神。

成功をするには
どのような精神が必要なのだろうか。

明確な定義が出来るものではない。

ただ、僕が成功者を見て感じるのは
「見返りを期待しない心」を持っていること。

「ギブアンドテイク」という言葉を
聞いたことがない人はいないだろう。

ある人が何かを提供し、
その見返りに何かを受け取るという
相互の譲歩や協力を意味する表現。

何かをしたら、何かをもらうのが当たり前。
そういう相互主義の思想だ。


一方で、
何かを与えたのに、何も返してくれない。
何かを受け取ったのに、何もしてくれない。

などの、不満や不信を生みやすいのが
「ギブアンドテイク」の裏の顔。

ビジネスにおいては金銭問題や
裁判に発展することも少なくない。

相互にとって
Win-Winのポジティブな取り組み。

一歩間違えると、
後始末に多大な労力と精神的負担が
必要になるネガティブなことへと変わる。

この事象が発生する本質的な要因には
「人が求めてしまう見返り」がある。


「ギブアンドテイク」とは異なる原則を
成功を掴む人々は持っている。

それは言うなれば、「ギブアンドギブ」。
つまり、一方的に与え続けること。

報酬や見返りを期待せず、
与えることに焦点を当てる。

相手の成功のために、自分の知識や経験、
人脈などを惜しみなく共有する。

与えることに喜びを見出している。

成功をしている人は
そういった精神を持っている。

結果的に、その無償の奉仕の心が
与えられた人々を惹きつける。

見返りを求めずとも、
結果として豊かな返報がもたらされる。


与え続ける精神を持つこと。
それが成功への一つの道であると
僕は信じている。

成功は目の前の見返りを追求するよりも、
顧客や市場、社会に価値を
与える続けることによってもたらされる。

見返りを期待することは精神的にも辛い。

なぜなら、テイク出来るモノを考慮した上で
ギブするなどの駆け引きが発生するからだ。

テイクを考えるよりも、ギブを考える方が
精神衛生的にも健全でいられる。

そういったポジティブな精神状態で
相手の立場になり、相手が求めていることに
親身になって自分が出来ることを提供する。

「受け取る」よりも「与える」人に。

自分は何を与えることが出来るか、
日々自問自答していこう。



エッセイシリーズ 〜バックナンバー〜


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