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重要 インドネシア、フィリピン、南太平洋で起きた大地震は日本の大地震に影響 プレート上で起きた地震の相関関係を元に生成AIで地震予測

能登半島地震で被災した方々に
謹んでお悔やみ申し上げますとともに
被災地の方々の安全、手厚い支援を政府には
迅速に推し進めていただき、1日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

インドネシア、フィリピンそして南太平洋で大きな地震があると
これまでの地震の場所、プレートの位置関係、発災記録データから
日本で大きな地震が起きています。

今年1月9日
インドネシアのタラウド諸島付近でマグニチュード7
フィリピンのミンダナオ島付近でマグニチュード6.7の地震が発災。

今年1月14日
インドネシアのマラピ火山が先月に続き噴火しました。

2月中旬まで国内の地震に注意が必要です。

下記がインドネシア、フィリピン、南太平洋で大きな地震があった
1ヶ月前後に日本で大きな地震があったデータの一部です。

●今回の能登半島地震の1ヶ月前、インドネシア、フィリピン、
 南太平洋・バヌアツ諸島で大きな地震がありました。

2023年
12月2日 フィリピン付近でM7.7
12月3日 インドネシアでマラピ火山が噴火、フィリピン付近でM7
12月7日に南太平洋・バヌアツ諸島でM7.3

約1ヶ月後 
2024年1月1日 能登半島地震 震度7 M7.6

●この現象は去年5月の能登地方と
   千葉県南部での地震の前にも起きていました。

2023年
3月16日 南太平洋・ケルマデック諸島でM7.1
4月14日にインドネシア付近でM7.0
4月25日にインドネシア付近でM7.1

その約1ヶ月半後、21日後、10日後
5月5日 能登地方で地震 震度5強 M5.8、 震度6強 M6.3 

その約1ヶ月後、27日後、16日後
5月11日 千葉県南部 震度5強 M5.4


●2011年の東日本大震災の半月前に
 南太平洋・ニュージーランドで地震がありました

2011年
2月22日に南太平洋・ニュージーランド地震 M6.1

その半月後
3月11日に東日本大震災 震度7  M9.0

(世界のプレート 気象庁HPより)

インドネシア、フィリピンの大地震は
フィリピン海プレートとユーラシアプレートの境で起きています。

バヌアツ諸島、ケルマデック諸島の大地震は
太平洋プレートとオーストラリアプレートの境付近で起きています。

ニュージーランド大地震も
ケルマデック諸島と同じく太平洋プレートと
オーストラリアプレートの境付近で起きています。

インドネシア、フィリピン、南太平洋の大地震が起きた
ユーラシアプレート、フィリピン海プレート、太平洋プレートの境に
日本があります。

東日本大震災の震源は北米プレート上でした。
北米プレートは太平洋プレートと接しています。

ユーラシアプレートと北米プレートの境に能登半島、佐渡があります。

(日本近辺のプレート 気象庁HPより)

ユーラシアプレートと北アメリカプレートの境に
フォッサマグナ・中央地溝帯があり、
西縁は糸魚川静岡構造線、
東縁は新発田小出構造線及び柏崎千葉構造線となります。
そのフォッサマグナ上に
活火山の富士山(フィリピン海プレートの境でもある)浅間山があります。

ユーラシアプレートとフィリピン海プレートの境に南海トラフがあります。

インドネシア、フィリピン、南太平洋で大きな地震があると
それぞれのプレートの位置関係から
日本に大きな地震が起きる可能性が高いのです。

気象庁に提案書を出したのですが、
この3地域で地震が起きたら
大枠の地震注意報を国内に出すようにし、
半月から1ヶ月の間に地震に備える。
場合によってはできうる限りの耐震強化を各家庭、各施設に促し、
地震ハザードマップで危険な箇所に住んでいる方や
高齢者、子どもたちを安全な場所に避難させる。
これが可能になれば被害は少なくなります。

大枠の災害注意予報は
今後、数十年の間に確実に起きる
南海トラフ地震、首都直下型地震、
将来的に起きる可能性が高い富士山噴火など
大災害が続くものと考えられる日本では
あってしかるべき予報と考えられます。

なぜ科学が発達した時代に地震予知のみ
このような大枠の災害予報警報をこれまで出していないのか。

あるのとないのとでは心構えが違います。
避難の速さ、非常食の準備など
いざ大地震が起きても被害が抑えられます。

気象庁にも提案しましたが
政府にお願いしたいのは
アメリカの合衆国連邦緊急事態管理庁・FEMAのような
災害に即応できる省庁を直ちに作ってもらいたい。

なぜ災害と原発が多い日本で
東日本大震災が起きた日本で災害に即応できる
組織がいまだないのでしょうか。

今回の能登半島地震では幹線道路が寸断され、
孤立集落や避難できない人が多数出ましたが、
志賀原子力発電所でもし地震による事故が起きた場合の
住民の避難ルートマニュアルが根底から覆されました。

今回の能登半島地震を見る限り全然、
安全な避難の想定をしていなかったのでは
甘く見積もっていたのではと思わざるを得ません。
電力会社はそのような甘い想定で原子力発電所を建設したり、
再稼働させてはいけません。

今回の岸田首相のように毎回、地震が起きた際、
時の内閣、政府は素人が故に
災害に即応できず批判されてばかりいるのですから
すぐ自衛隊や消防、警察、海上保安庁と連携し指示を出し、
情報を収集し、迅速な救出作業、復興作業ができる
プロフェッショナルな緊急事態管理庁を作る必要があるのです。

そして気象庁には
過去のインドネシア、フィリピン、南太平洋の大地震は必須として
そのほかにも日本に関係するプレート上で発生した地震と
日本で起きた大地震のプレートの相関関係をデータ化し、
そのデータを生成AIに学習させ、
地震予報を行うシステムの構築を提案しました。
日本に関係するプレート上で大小問わず地震が発生したら、
直ちに生成AIに入力し国内の地震の可能性、できたら大枠の場所を複数、
生成AIで分析し、大枠の注意報を国民に提示するのです。

一方、国内の地震予測の現状はというと
地震科学探査機構(JESEA)では、
2018年3月より、地震予測の精度を
さらに高めるための手段として、
AIによる地震予測の実用化を発表しています。
これは、全国1300ヶ所の電子基準点の
データ(過去12年間分)をAIにインプットさせ、
最新の電子基準点の動きとの照らし合わせを行い、
地表の異常変動を察知するという仕組みです。
ところが1月1日の能登半島地震は察知できませんでした。

また政府の地震調査研究推進本部も
現在、全国の144の主要活断層や6地域の海溝型地震について
「同じ場所で同じような地震がほぼ一定の間隔で繰り返す」という
仮定のもとに地震発生確率値を含む「長期評価」を出しています。
しかし、地震調査研究推進本部は
1月1日の能登半島地震の原因となった能登半島沖の断層は
長期評価の対象自体に入っていませんでした。

2つの地震予測システムは
国内のデータのみで行っているから
予測できないのではないかと考えられます。

私たちもインドネシア、フィリピン、南太平洋で起きた
地震の情報を普段から注視することが大切です。

インドネシア、フィリピン、南太平洋の地震記録について
簡単に調べる方法は
Yahoo!天気・災害 、地震、それぞれの国を入力して
検索すると確認できます。

最後に平安時代、
東北、北陸、東海、東南海、南海、熊本、関東で地震、
富士山噴火が同時期に続けて起こっています。

この連続災害は発生順は前後しますが
現代に起こった災害と符合しています。

863年 北陸の越中・越後地震(M7以上)→2023年 能登半島地震
864年 富士山噴火 阿蘇山噴火 →?
867年 阿蘇山噴火 →?
868年 播磨・山城地震(兵庫・京都南部 M7.0)→1995年 阪神淡路大震災
869年 貞観地震(三陸沖が震源 M8.3)→2011年 東日本大震災
869年 肥後地震(熊本)→2016年 熊本地震
878年 相模・武蔵地震(関東地方南部 M7.0〜7.5)→?
880年 出雲地震(島根東部 M7.0)→?
887年 仁和地震  →?
            (東海、東南海、南海の三連動した南海トラフ沿いの地震 M8以上)



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