コーヒーゼリーパフェ
額にじわっとにじむ汗
ジージーとセミが大合唱する木々をぬけて
辿り着いた涼やかな喫茶店
時を忘れて花咲く会話
すっと溶けていく甘いバニラ味のアイスクリーム
カランとなるカウベルを背に
ふわりと翻る白いワンピースの裾
木漏れ日踊る街路樹の下
二人の顔におちる影
そっと重なり合った唇は
レモンの味なんかじゃなくって
少しほろ苦い
コーヒーゼリーの味がした
ねぇ、この近くにコーヒーゼリーパフェの美味しい喫茶店があるの。一緒にいかない?
初夏の蒸し暑い風をきって、彼の手をひくと 少し小走りにウキウキしながら歩く。
振り返ると君はただ「しょうがないなぁ。いつもの事だし。」という様子でニンマリしていた。
あなたから頂いた「スキ♡」だけでニヤニヤしてしまう単純な私ですが、サポートして頂けたら、すっごくやる気がでます^^ noterさん同士でつながるご縁と幸せ(サポート)の循環に、もっと参加させて頂けたら嬉しいなと思っています♬