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恋愛コラム:女性が思う男性の束縛とヤキモチのボーダーラインとは

ヤキモチというのは男女関係において、切っても切り離せない感情です。

自分はそんなことはないと思っている人も、気づかない内にうっかり

ヤキモチからくる言動をしまっていたということもあると思います。


ヤキモチ程度なら可愛いものなのですが、これが行き過ぎると

相手を”束縛”してしまい、自分にとっては安心の為にしている行動でも、

相手にとっては不快感意外の何者ではないということにもなりかねません。


今回は女性目線で考える男性の束縛とヤキモチのボーダーラインについて

独自の見解も交えてお話してみようと思います。


なぜ束縛するのか

まず、なぜ人は束縛してしまうのかについて考えてみましょう。

束縛とは、読んで字の如く、束ねて縛るという意味を持ちます。

恋愛関係や夫婦関係においての束縛とは、相手の自由を奪い、

拘束し、独占するという状況です。


では、なぜこのような状況を引き起こしてしまうのかなのですが、

束縛する理由というのは大きく3つあります。

①自分のものだけにしたいという独占欲
②囲っておかないといなくなってしまいそうという恐怖
③自分に自信がないので不安

こうしてみるとどれも、多かれ少なかれ

誰しも抱いたことのある感情ではないでしょうか?

それではこの感情がどのように発生するのか、もう少し深掘りしてみましょう。


①自分のものだけにしたいという独占欲

まず、自分のものだけにしたいという独占欲により起こる束縛ですが、

これは一番分かりやすい反応ですよね。

実際にはものではないので、所有したいという考え自体に

疑問が残るのですが、好きな人を自分のものだけにしたいという感覚は、

大好物を全部1人で食べてしまいたいとか、子供の頃、お気に入りだった

おもちゃを誰にも使わせたくない、自分だけが遊んでいいものとして

所有したがる感覚と似ているかもしれません。


②囲っておかないといなくなってしまいそうという恐怖

次に、その好きな人を囲っておかないといなくなってしまいそうという恐怖

の感情ですが、これは冷静に見ると一概にそうではない事も多々ある

のでしょう。

ですが、”あばたもえくぼ”で、自分の目から見たら、

相手のことが女神か天女かというほどに、煌めいて見えているので、

当然自分以外にも自分と同じくらい彼女を好きな人がいるに違いないとか、

人気者だからモテるに違いないという想像や妄想が、

自分の中にある恐怖をあおり、しっかり自分の目の届く範囲のテリトリーに

囲って監視しておかないと、いつかいなくなってしまうのでは?という

心配に押しつぶされそうになってきます。

このネガティブな感情が束縛へと駆り立ててしまうのですね。

③自分に自信がないので不安

最後に3つ目ですが、自分に自信がないので不安だから束縛してしまう

というものです。

自分にとっての好きな人というのは、パワーバランスとしては、

比較的自分より上に見えてしまいがちなので、

「こんな素敵な人に、自分なんかが釣り合うはずがない」とか

「美人で性格もいいあの子なら、他にもっとふさわしい人が

いっぱいいるんだろうな。そんな人が現れたら取られちゃうのかな。」

など、有る事無い事、妄想が膨らみがちです。


実際にはそこまで容姿端麗なわけでも、自分にとっては相性が良くても、

他の人にとっては、性格がとびきり良いというわけでもないかもしれません。

それなのに、いざ好きな人が対象となると、そのように冷静に分析したり、

考察したりすることが難しくなるんですよね。

それで、その「自分なんて。。。」という気持ちがつい嫉妬にかわり

エスカレートすると束縛という行為に至ってしまうのです。


束縛とヤキモチのボーダーライン

それで、ここで気になってくるのが、束縛とヤキモチのボーダーラインですよね。

なにも女性だって、男性にヤキモチまで妬いてほしくないと

言っているわけではないのです。

むしろ、ヤキモチくらいなら「それくらい自分のことが好きなのかな」

なんて思ったりもするので、可愛いものです。笑

ですが、これが度を越すと「もう、お願いだから勘弁してください(泣)」

となってしまうわけです。


女性目線で私が考える束縛というのはこのようなことです。

①異性の連絡先を全部消去させられる
②SNSでの活動が制限される(特に男性とは交流禁止など)
③スマホを見られる
④GPSをつけられる
⑤常に一緒にいたがる
⑥1日の行動や今後の予定などを過剰に知りたがる
⑦連絡がつかないと機嫌が悪い

あくまでこれは一例ですが、おそらく多くの女性が、このような言動を男性側から

受けた時に、ヤキモチの領域を超えて束縛されて辛いという気持ちに

なると思います。

全てではありませんが、私自身も経験があるので、

この項目が多ければ多いほど、女性にとってはかなり息苦しいといえます。


例えば、SNS上で異性とリプ欄でふざけているような場面を見て、

「一体彼女とどんな関係なんだろう」とか「どうして仲良しなのかな」とか

そのようなジェラシーで男性側がちょっだけすねているとかいうのは、

まだ全然可愛いものです。

女性だってそういう気持ちになることもありますよね。笑


ですが、ここまではヤキモチで可愛いのですが、

「俺以外の男の連絡先は全部消去しろ」とか、

「他の異性とは一切交流するな」とか、SNSでの活動を

厳しく制限されてしまったり、スマホの中を見ようとしたり、

GPSアプリを入れて女性の行動を監視しようなんていうのは、

完全にもうアウトの束縛ゾーンです。


常に一緒にいたいなんて言われるのは、言われるだけならロマンティックな

言葉で嬉しい気持ちにもなりますが、これがもし実際に

本音で思っているのであれば、いくら恋人や夫婦関係でも

四六時中一緒というのは、冷静に考えると意外と行き過ぎの感覚かもしれません。

それぞれが自立した大人であれば、それぞれの持つ人間関係や付き合い、

社会的立場上、パートナーとは別の人ともうまく付き合って

やらなければいけないことなどもありますからね。

それは、会社の上司や同僚、後輩かもしれませんし、

何かしらのコミュニティや友人関係かもしれませんが、いずれにしろ、

現実的に考えた時に社会で生きていく上で、

常に一緒にいたいという距離感は窮屈に感じ、

相手もそれを望んでいれば別ですが、人によっては、

束縛だと感じることでしょう。


また、1日の行動や今後の予定を過剰に事細かに知りたがる、もしくは

報告しないといけないなんていうのも、度をすぎれば束縛と感じます。

確かに離れていれば尚更、好きな人がどこで何をしているのか、

無事なのか、楽しんでいるのか、つらい思いをしていないだろうかと、

あらゆる想像だけが頭をめぐり気になってしまい

知りたいという気持ちも、もちろん理解出来ます。

ですが、ある程度のスケジュールをお互い伝え合うなど

自然な流れでの会話なら全く気にもならないことが、

これが毎回詳細を聞かれたりすると、

男性が女性を守りたいという庇護の気持ちからきている気配りではなく、

なんだか自分の手の内で管理しようと尋問されているような気持ちになり、

だんだん予定を教えるのも億劫になってしまいます。


こうなってくると、自分から連絡するのは少し控えようかななんて

気持ちにもなったりもしますが、それを許してくれないのが束縛男さん

なんですね。


連絡がつかないと不機嫌になるなんていうのは、典型的な例です。

誰だって、すぐに電話に出られないとか、メッセージが来ていても

すぐに返せないときもありますし、一度見たけど、何かの途中で

後で返信しようと思っていたら忘れていたとか、

途中まで書いていたけど疲れて寝落ちしてしてしまったとかも

ありますよね。

確かに既読スルーが続けば女性だって寂しいですが、

さみしいとは思っても、いきなりそこで、急に怒って機嫌が悪くなるとは

ならないと思います。

その辺の怒りの沸点の違いも、ヤキモチと束縛のボーダーラインと言えるかもしれません。


結局のところ、自分にとっては好きという好意や愛情でも、

相手がそのように受け取らなければ、それは悲しいですが、

迷惑行為にさえなってしまう場合もあります。

カップルでも夫婦でも、相手を信じ、ある程度は許容し、

適度な距離感を保つことは大事なのです。


束縛心の克服方法

それでは、この束縛という行為をしなくてすむ方法はあるのでしょうか?

束縛している本人だって、本当はしたくないというのが本音だと思います。


束縛するという行為は、自分の自信のなさからくる不安や嫉妬心なので、

ここをアップデートしていく方に注力するほうが健全です。

束縛行為に夢中になるよりも、本を読んで知識をつけたり、

筋トレをして他のライバル視している異性に負けない

魅力的なボディラインを目指したり、

技術をつけてこれなら自分が勝てるというようなものを見つけたり、

自分がこういう存在が周りにいると不安になってしまうという人物像を

炙り出して、そこに現在の自分に足りないと思うものをアップグレードして

最高の自分に磨き上げるのです。


そうして自信がついてくれば、他人と比べて自分が劣るというような

ネガティブな気持ちも軽減され、束縛したいなんていう気持ちも緩和されるでしょう。

そして何より、そんな風に輝いている姿を見て、パートナーはその男性を

以前に増してより素敵だとか、かっこいいと思うものです。


これは自分も含め女性側も然りですね。

ですので、パートナーが魅力的で自分の元から離れていってしまいそうで

不安とか思った時程、周りに目を向けて嫉妬心に心を焼かれるのではなく、

自分自身と向き合い、自分史上最高の自分を目指して、パートナーの方から

素敵で離れたくないと思って頂けるような自分を目指したいものですね。


あなたはどんな風に感じましたか?

感想やご意見があれば、ぜひ聞かせてくださいね♪

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