ゆるく歩くブログのひとりごと

とある社会人のひとりごとです。 個人的なことや批評めいたこと、ふと思いついたことを書い…

ゆるく歩くブログのひとりごと

とある社会人のひとりごとです。 個人的なことや批評めいたこと、ふと思いついたことを書いていきます。

最近の記事

人生の身軽さは部屋から始まる

身軽な生き方に憧れる。 ------多くの人は、「死への恐怖」からものや土地に自ら縛られて 自ら生への不安定さから逃避している------ これは非常に単純化したツッコミどころのある説ですが、 持論から大きく外れてはいません。 少しばかりの空想にお付き合いを。 不安を回避する行動特性 人間はポジティブな感情よりネガティブな感情に大きく反応する これはよく言われていることですね。 「近所の人と楽しく会話ができた!」よりも、 「電車でくしゃみをしたら睨まれた」の方が その日

    • 就職活動に学ぶ「話し上手」のカラクリ

      早速本題へ。 就職活動を通して、話すことが得意になった。 なぜか。 同じ話を何度もするから これが本記事の結論ですが、もう少し丁寧に考察してみようと思います。 話の上手い人は少なからず訓練を積んでいます。 よく考えてみれば当たり前の話ですが、 「話し上手になりたい!」と思う時、「話し方のコツやノウハウ」に目が行きがち。 しかし、話し上手の代表格の芸人を見てみましょう。 漫才は相当な練習量を積み、舞台に立ちます。 漫才中にアドリブを入れてウケる芸人はキャリアを積んだ方々で

      • 複数国籍問題について考える

        複数国籍についての記事を読んだので感想を短めに。 議論の切り口として2種類ある。 国家戦略として 個人の生き方として この辺を詳しく考えてみよう。 国家戦略としての複数国籍問題 先進国では人口減少に伴う労働人口不足に直面している。 また優秀な人材の獲得競争もされている。 つまり、「人材確保」あるいは、「高度人材の獲得」という観点で、複数国籍問題は国家戦略の話題となっているのだ。 出生率の向上を半ば諦めた国が複数国籍を認めて人材獲得に乗り出す例がある。 それが韓

        • 映画「明け方の若者たち」を観て考えたこと

          映画の種類をこんな2種類に分けてみたい。 1. ストーリーや演技に引き込まれて感動する映画 2. 余韻を味わう映画 こう分けたらもう予想がつくと思いますが、 今回は2番目の方でした。 この映画から何かを学ぼうなんて思うのは野暮です。 メッセージを感じ取ろうなんていうのも野暮です。 要約しようだなんてもってのほか。 心で感じたことを、 あっちに転がし こっちに転がし あーでもない、こーでもない。 大学生から社会人数年目までの、 とある人たちのリアル。 それがすごく自分と

        人生の身軽さは部屋から始まる

          軽く体調不良になりました。そんな時の過ごし方。

          お久しぶりです。ゆるく歩くブログのひとりごとです。 ブログもなかなか更新できていませんが、今日は近況報告も兼ねて、こんなテーマで書いていきます。 風邪気味になりまして、頭がガーンとするような頭痛と喉の痛み、怠さ。 ま、幸い軽い症状ですけどね。 熱もなく。 風邪気味で体調を崩した そんな時にどう過ごすのか。 回復させながらも無駄な時間は過ごしたくない。 体調管理の見せどころです。 まずは、たくさん寝ること。 夜は9時間睡眠。 昼にも2時間くらいの仮眠を1~2回とります。

          軽く体調不良になりました。そんな時の過ごし方。

          人生幸せに生きるために僕が考えてきたこと

          「幸せに生きるためにはどうしたら良いのか」 なんでも検索できるこの世の中でも、 こればかりは自分で考えるしかありません。 それは最終的には自分の中から生み出すもので ある種の「芸術」と捉えても良いかもしれません。 生涯1番の大作です。 このnoteでは平凡な私が考えてきたことをまとめた記事です。 「なぜ、見ず知らずの奴の考えを有料で読まなきゃいけないのか」 そう思うのはごもっともです。 しかし、他人の「コアな人生観」はなかなか見えてこないものです。 普段の会話で人生観を

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          人生幸せに生きるために僕が考えてきたこと

          FIRE・スローライフを目指す本当の目的

          先日の僕のこんなツイートについて、深掘りします。 いきなりですが、人間が人間たらしめるのは知的であることかと。他の動物には人間ほど高度な知性はありませんからね。知は本当に万能で強力な武器だなと思います。 ただ、「FIREしてスローライフを送りたい」というと、どうもネガティブな意見がありますよね。 ポジティブな方向のFIREやスローライフを目指す方に向けて。 僕の目指すFIREやスローライフってどういう暮らし?結論から言いますと、 「既存のフレームワークの中で努力する人

          FIRE・スローライフを目指す本当の目的

          カフェというホームを持つ〜内向的人間の処世術〜

          内向的な僕の心地いい生活とは?  薄々気づいていましたが、僕は内向的な性格だと最近確信し始めました。内向的な人間というのは、俗に言われるコミュ障とか根暗という意味ではありません。外部の刺激に対して過敏で、その結果として自分の内側へと入っていくような人のことを指します。このような内向的な人は、一般的に自制心が高い、発想力が豊か、感受性が高いなどという長所を持つ傾向があります。  内向的だと自覚することで、僕がよくとる様々な行動の志向はストレス回避のための立ち回りだったのだと

          カフェというホームを持つ〜内向的人間の処世術〜

          大学生の貯蓄は時期尚早か?

          貯金?経験? 大学生の貯蓄に否定的な意見をよく見ます。「時間があり多感な時期だから経験にお金を使うべき」と言われるのです。今回はこの意見に反論しながら大学生の貯金の重要性を主張していきます。 そもそも、「お金を使わないと経験ではない」なんてことはありませんよね?つまり、貯金と経験は二律背反ではありません。経験の重要性とお金を使うべきかどうかの議論は分けて考えるべきです。 お金を使わないように工夫することが有意義な経験になることもあります。大切に熟慮して選択したお金の使い道

          大学生の貯蓄は時期尚早か?

          【執筆好き】Twitter, note, ブログの使い分けは?どこに文章を投稿しようか考える

          これまでnoteで書きたいことを書いてきましたが、将来的には収益化したいと思い始めました。しかし、noteで有料記事を買ってもらうのは気が引けます。 そこで、2週間ほど前にブログを始めました。広告で収益が上がれば嬉しいと思ったからです。「ゆるく歩くブログ」と題し、ニュースや街歩き、読書レビューと、好きなことを書いています。「これで収益化できるのか?」という指摘はさておき、今はとりあえず楽しく執筆しています。 それと同時に、twitterも始めました。Wordpresssを

          【執筆好き】Twitter, note, ブログの使い分けは?どこに文章を投稿しようか考える

          【決定版】「働き方とお金」の目指すところはFIREすること

          誤解の多いFIREFIREについて幾つか誤解があると思います。「45歳で仕事を辞めて95歳までの50年間は遊んで暮らしたい」というと、次のような反応をされることがあります。 「働かないのはつまらない」 「コミュニティがなくなる」 「生きがいがない」 「FIREしたい!」という短い言葉の裏にいくつかの前提を共有しているつもりでしたが、共有されていないことに気づきました。おそらくFIREについて中途半端な理解が広まっているのでしょう。「遊んで暮らす」の意味を履き違えている気が

          【決定版】「働き方とお金」の目指すところはFIREすること

          ドライな人間関係の風土が広がれば、日本人はコミュニケーション上手になる

           例えば、職場の飲み会というものは必要なのだろうか。なぜ、「職場」という括りになるのか。「職場で知り合った気の合う友人」との飲み会と言うなら自然だ。ウェットで粘着質な人間関係をベースにした学校・職場から脱却したい。  学校や職場でたまたま気の合う友人を見つけたなら、ウェットな関係に持ち込んでもいい。前提は、ドライな人間関係で良いのだ。ドライな人間関係は冷たいものではない。むしろ非常に大事にしていくものだ。関わる人を全て仲がいいか悪いかの二項対立に持ち込んではならない。目的や

          ドライな人間関係の風土が広がれば、日本人はコミュニケーション上手になる

          日本左翼史という歴史の反作用から学ぶ

           高校生の頃、倫理の授業が好きだった。古今東西の代表的な哲学者の思想に触れた。思想を学ぶときに、現代の価値観のフィルタを通してみてしまうと学びを狭めてしまう。当時の常識や時代背景と合わせて学ぶことで、深い学びにつながるのだ。例えば、デカルトの有名な命題、「我思う、故に我あり。」は当たり前すぎて、現代の私たちからすれば「だから何?」となる。しかし、当時はローマ・カトリック教会が真理を掌り、彼が「方法序説」を書いた1637年はカトリックとプロテスタントが争った30年戦争の真っ只中

          日本左翼史という歴史の反作用から学ぶ

          わかりやすい説明をするための考え方

           話し方や雑談のノウハウ本が本屋でよく見かける。ノウハウ本は総じて内容の薄いものが多い。言語化の仕方が一つに定まらないことで、修辞次第で当たり前のことをさも重要なことかのようにまとめられるからである。「主張を3つに整理しなさい」、「声のトーンを操りなさい」、「ボディーラングエージを取り入れなさい」など、パッと思いつくだけでそれらしい本のタイトルが思い浮かんでしまう。焼き直しが多く寿命の短いビジネス書の代表的なテーマである。  技術を「コツ」や「ポイント」を列挙して本にするの

          わかりやすい説明をするための考え方

          ジョブ型雇用が「運頼み」のキャリアを解放する

           仕事の内容によって報酬を決める「ジョブ型雇用」が広がってきた。ジョブ型雇用とは、ジョブディスクリプションを元に個人と企業が契約をする。人事評価を実施せず、転勤も異動もない硬直的な雇用制度だ。各国のジョブ型雇用は解雇などのルールで様々なものがあることは注意しなければならない。この広がりは、どこの企業・部署に勤めるかよりもどんな仕事をするかが社会人として重要になったと言える。社会人にどのような影響があるのだろうか。  元大阪市長・弁護士の橋下徹氏はさまざまな著書やメディアの中

          ジョブ型雇用が「運頼み」のキャリアを解放する