就職活動に学ぶ「話し上手」のカラクリ
早速本題へ。
就職活動を通して、話すことが得意になった。
なぜか。
同じ話を何度もするから
これが本記事の結論ですが、もう少し丁寧に考察してみようと思います。
話の上手い人は少なからず訓練を積んでいます。
よく考えてみれば当たり前の話ですが、
「話し上手になりたい!」と思う時、「話し方のコツやノウハウ」に目が行きがち。
しかし、話し上手の代表格の芸人を見てみましょう。
漫才は相当な練習量を積み、舞台に立ちます。
漫才中にアドリブを入れてウケる芸人はキャリアを積んだ方々です。
バラエティー番組のエピソードトークだって、
テレビ番組で何度もしていたり、楽屋や飲みの席で披露して温めておくものです。
カジュアルな場面で応用するためのスパイス
そうはいっても、「口から発する言葉全てが練習済みであれ」というのは現実的ではありません。
大事なことはチャンクです。
道ゆく人の会話を聞いていても、綺麗な日本語で話す人はほぼいません。
少し日本語を学んだ外国人が聞いても意味がわからない、スラングやイントネーションの崩し、省略があります。
「話し上手」は「綺麗に話す」こと同義ではありません。
話し上手になるための一つのソリューションは「エッジの効いたフレーズを自分のものにしておくこと」です。
このひと塊りのフレーズを「チャンク」と呼びことにします。
エッジが効いているというのは、決して耳慣れた言い回しではなく、相手が吸収するのに時間がかかるようなフレーズです。
就活で実感したチャンクの威力
ここで僕が就活中に用いていたチャンクをいくつか。
話を一度止めて質問したくなるようなことが言えたらこっちのもの。
エッジをぶつけていきながら、相手の琴線に触れる角度を探っていく。
エッジ部分で共感が得られたら、その人との人間関係は一つ深まるものなのだ。
実践編 話し上手になるために
結論は
日々学び、自分なりのモノの見方を展開してチャンクにする
ことです。
決して鏡の前で「僕の趣味は〜です。特技は〜で…」と練習することではありません。
上滑りした薄っぺらい話は聞き苦しくさえあります。
自分が作り上げたチャンクを家族や友人にぶつけてみて反応を探る。
生きた会話の中で、フレーズや導入は仕上がってきます。
結局、僕らしい結論になってしましましたね。
全ての起点に「学び」は必要なのだと思います。
ファッションとしての学びではなくて、自分のための学びをライフワークにできているか。
手を動かしながら読む必要のある負荷のかかる本を読んでいるか。
話が下手になったなと思ったら、学びを見直してみるのもどうでしょう。
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