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意思疎通の潤滑油。

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あらゆる悩みに根を張る対人関係。毎日を前向きに送るための潤滑油。
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#日記

才能とレッテル。

才能とレッテル。

エアコンの聞いたオフィスでカタカタとキーボードを叩く。すると、いつの間にやら他愛ない雑談が聴こえてくる。

アイツはできるとか、彼は良い人だとか。仕方のないことだけれど、どうにも好きになれない。

できる人にも、できない時、失敗する時がある。失敗した時にも、発揮されている力や才能がある。

全てを掬う理想論は、行動ベースで評価が行われることではないか。

「あの時の準備は良かったけど、今回はそれが

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私たちは「実力派」を増やせるか。(2020年の振り返り等)

私たちは「実力派」を増やせるか。(2020年の振り返り等)

日付と同時に年も変わった、その数分後。毎年早々に済ませる「振り返り」をしていないことが急に気になり出す。遠足前夜の忘れ物チェックみたいなもので「まぁ、そんなにかからないだろう。」ともぞもぞディスプレイをタップしていく。眩い光。「寝る前のスマホはエスプレッソ2杯分」なんて言説が、数十分前に流し込んだ缶ビールの前にあえなく敗北した事実を、瞼の裏まで透ける朝の陽光で知るのだった。

…等というまどろっこ

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僕は「八方美人」でいようと思う。

恐らく今年最後になるだろう飲み会を、一昨日終えた。例年よりも少しばかり早い「飲み納め」だ。

会社での納会(勤め先では、最終出社日に職場でお酒を呑む習慣がある)を終え、僕は上野駅へと急いだ。途中、寝過ごして数駅先まで行ってしまったことに「やれやれ。」と頭を掻きながら、よろよろと上野駅へ向かった。

年の瀬の上野の街は平成最後の熱気を集めたかのように膨大なエネルギーに満ちていた。旧友との久しぶりの再

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育児は「クリエイティブ」だ、という話。

育児は「クリエイティブ」だ、という話。

「Twitter」だっただろうか、あれは。確か、外資系企業の管理職として働く男性ビジネスパーソンのものだったと思う。

「育児はクリエイティブ。」その"朝どれレタス"のような瑞々しくも新鮮なフレーズに、いたく共感したことを今でも覚えている。そう、育児とは「クリエイティブ」な行為だ。

育児が「クリエイティブ」であることに疑問を抱く方は決して少なくないはずだ。オムツを替え、ミルクを与え、お風呂に入れ

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