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ケム川にかかる橋

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Cambridge留学の経験と、その前後の英語学習について。
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2019年3月の記事一覧

I wish.

I wish.

当時の僕は、「勉強」というものが心底嫌いだった。勉強とは何のために行い、それが一体どのように有機的に結びついていくのか、イメージできなかったからだ。

例えば、数学。

ある時を境に、両親から宿題の答えやその解釈を得ることが難しくなった。代わりに、塾や習い事に通わせてくれた。

今でも感謝している。間違いなく、当時の日々が鏡に映る「私」を形作ってきた。反面、今振り返っても別段不思議はない。「使わな

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紙ストローに不自由は感じないのだが。

紙ストローに不自由は感じないのだが。

ディスカッションの授業を終え、帰宅の途に就く。道路の左端をせっせと走行していると、視界に何軒かのcafeが飛び込んでくる。

詳述はリンクに譲るが、率直に言って私はカフェが好きだ。別段コーヒーに特別愛着があるわけでも、といって嫌いでもない。あの雰囲気の中に、自分の感覚や能力が高められる何かがあるのだ。

自転車を停めて、店内に入る。

「How are you ??」 「Eat in, or ta

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僕の、スーパースター。

私はあなたの強く光る眼思い出すけれど
もしも逢えたとして喜べないよ
か弱い今日の私では
これでは未だ厭だ

私がイチロー選手に夢中になったのは、人より幾分遅い、もう10年以上前の、大学生の1年生の時だ。

ヒットの記録のような定量的な情報に基づいて振り返れば、当時のイチロー選手は、最終回を見据えた8回裏といったところである。それでも、「50歳、現役。」というとてつもない夢の実現と、大リーグ通算4,

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ケム川に架かる橋。

ご無沙汰しております。

2週間ほど前から、語学研修の一環でイギリスに来ています。
期間は3か月程。ホームステイ先での滞在です。

初日から色々あり過ぎてnoteを書きたい所だったのですが、語学学校の課題に取り組んだり、2日目から時差ボケ(Jet lag)と体調不良とでひたすら仮眠をとったりせねばならずで、随分と放置してしまいました。

体調の方も回復してきたので、時間を見つけてまたチラシの裏に書

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